『年越しそば』は、いつ食べるのか?

大晦日に家族で楽しみたいイベントの一つが『年越しそば』です。

大人も子供も一緒に温かいそばを食べて、寒い年越しの冬を乗りきりましょう。

ところで、皆さんは『年越しそば』をいつのタイミングで食べていますか?

今回は『年越しそば』に関わるマメ知識を紹介します。

年越しそばの豆知識

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1.「年越しそば」を食べる時間はいつ?

ずばり、年越しそばを食べるタイミングは日が暮れた後です。

そもそも「年越し」とは大晦日の夜に年神様をお迎えする行事を意味します。

昔は日暮れ(日没)と共に日付が変わると考えられていたため、大晦日の夜とは、すなわちお正月を意味していました。

そのため日暮れ前に、神棚にしめ縄やお神酒などを準備し、お節料理も作って置きます。

日が暮れてお正月になると、年神様をお迎えして、家族でおせち料理を食べて、元旦(日の出)まで眠らずに過ごしていました。

つまり「年越しそば」は、お節料理のひとつであり、日暮れから元日にかけて食べる料理なのです。

2.「年越しそば」の由来

大晦日に年越しそばを食べるようになった理由については様々な説があります。

長生きできる説

年越しそばの起源として、もっともよく知られた説です。

商人の家では晦日そばといって、毎月の30日にお蕎麦を食べる習慣がありました。

昔はお月様の満ち欠けで『月』を数えていました。

そのため30日はいわゆる新月で、月が隠れてしまう日となります。

「晦」という字は、明かりがない、暗い、はっきりしない、という意味であり、縁起のよくない日と考えられていました。

そこで、「細くて長い」形状から『長寿』をもたらすとされるお蕎麦を食べるようになったという説です。

お金が集まる説

金銀細工を作る職人が、飛び散った小さな金や銀を集めるために、そば粉の練り物を使っていたと言われています。

つまり、お蕎麦はお金を集める縁起のよいものとして、商家の間で年越しそばが食べられるようになったという説です。

「晦日払い(みそかばらい)」と言って、ツケで買ったものを毎月30日に支払うという習慣がありました。

そのため、商家でツケのお代がしっかり入ってくることを願って「お金を集める」とされるお蕎麦を食べるようになったとされます。

旧年の厄を払う説

蕎麦は切れやすい食べ物であるため、旧年の厄を切り払って、新年の幸福を願い食べられるようになったという説です。

3.「年越しそば」のトッピング

年越しそばの具材は、地域や家によって異なるため正解はありません。

しかし、一般的には、普段のお蕎麦の具材とは違って、縁起を担いで食材を選ぶことが多いようです。

代表的な年越しそばの具材は以下のものです。

ニシン・・・子宝に恵まれる
ブリ・・・出世する
サケ・・・出世する
エビ・・・腰が曲がるまで長生きできる
ネギ・・・神官を禰宜(ねぎ)と呼ぶため災厄を断ち切ってくれる
餅・・・年神様の魂を模したもの

比較的簡単にトッピングできるお餅やネギは是非とも入れたい食材ですね。

人気のお取り寄せ『年越しそば』

お蕎麦は幸福をもたらしてくれる年神様を迎え、長生きできるようにと縁起を担ぐ伝統的な食べ物です。

そのため、大晦日の「年越しそば」は、ハレの日にふさわしい、少し高価な蕎麦を準備してみてはどうでしょうか?

そこで年越しそばとして人気のある商品をいくつか紹介します。

【越前そばの里】年越しそばとそば餅セット


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蕎麦の実を使った「そば餅」もセットになった年越しそばです。

モンドセレクションで金賞を受賞した越前産のそば粉が使われています。

香り高い、蕎麦とお餅を楽しめます。

【越前名産工房】ニシンそばセット


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子宝に恵まれると言われ縁起のよい「ニシン」の甘露煮がセットになった年越しそばです。

【信州発そばぶるまい】信州そばと本わさびセット


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蕎麦と言えば、信州そばをこよなく愛する人も多いのでは?

信州そば粉を使ったお蕎麦と、安曇野の天然水で育てた本わさびが丸ごと1本入った本格お蕎麦セットです。

本物のお蕎麦にこだわりたい方におすすめです。

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