目次
春から小学生になる子供はどんな鉛筆を使えばよいのでしょうか?
使いやすい鉛筆の濃さや、おすすめの商品などについて紹介します。
小学校入学時はどんな鉛筆がおすすめ?
まずは、小学1年生が使う鉛筆はどのように選ぶべきか解説します。
1.鉛筆の種類一覧
以下は、日本国内において鉛筆を企画販売している主なメーカーの商品一覧となります。
メーカー名 | ブランド名(濃さ) |
---|---|
トンボ鉛筆 | MONO-R(4B~2H)、8900(2B~2H)、ippo!(6B~HB) |
三菱鉛筆 | uni(6B~9H)、ユニスター(4B~2H)、ナノダイヤ・グリッパー(2B~B) ※ユニスターおよびグリッパーにはユニパレットも含まれる |
サクラクレパス | かきかたえんぴつ(2B~B)、硬筆書写用えんぴつ(6B~4B) |
鉛筆と言えばご存知「MONO」と「uni」が2大ブランドになります。
この2つに加えて、各社が筆圧の弱い小学校低学年用として、通称「書き方えんぴつ」と呼ばれる「ippo!」「ナノダイヤ」「グリッパー」などの商品を販売しています。
2.小学校で指定されたもの
入学時の鉛筆を選ぶ際には、まずは各小学校で指定された基準に沿って購入する必要があります。
一般的には単に「2B」などの濃さのみを指定されることが多いのですが、中にはメーカーやブランドを指定される場合もあります。
小学校入学前の説明会などで指定商品がわかりますので、それまでは慌てて購入しないようにしましょう。
また、1年生から「書写」の授業がある小学校では、国語、算数などの授業とは別に硬筆書写用の鉛筆を指定されることもあります。
硬筆書写では「6B」や「4B」などより柔らかい鉛筆を使うケースがあります。
3.適切な濃さとは?
鉛筆には、柔らかくて濃い「6B」から、硬くて薄い「6H」まで、様々なタイプがあります。
小学校の入学時は、筆圧が弱いこともあり、少ない力で濃く書くことができる「2B」もしくは「4B」が一般的です。
ただし、同じ表示であってもブランドによって書き味は意外と異なります。
「2Bはまだ書きづらそうなので4Bが良いかな」と感じても、たとえば指の汗や油で滑っていることが原因であれば、滑らないタイプの「書き方えんぴつ」を使うことで、「2B」でもしっかり濃く書くことができることもあります。
大切なことは、その子に合った鉛筆を探してあげることなので、気になる鉛筆を何種類か買って入学前にドリルワークなどで試してみると良いでしょう。
小学生(1年生)におすすめの鉛筆【5選】
春から小学1年生になる子供におすすめの鉛筆を厳選して5種類紹介いたします。
1.【トンボ鉛筆】ippo!低学年用かきかたえんぴつ
色:男の子、女の子、ナチュラル
2019年に新発売された小学生用の鉛筆です。
通常の鉛筆よりも1.5cm短いという特徴があります。
軽いので鉛筆を動かしやすいのはもちろんですが、字を書くことに熱中するあまり鉛筆に顔が近づき過ぎて当たるということも少なくなります。
1ダース入りですが、内一本は赤鉛筆が入っています。
2.【三菱鉛筆】かきかたグリッパーえんぴつ
色:ピンク、緑、青
代謝の良い子供の指は勉強中に汗まみれになることもあります。
この鉛筆はグリップに特殊な加工がされているため滑りにくいという特徴があります。
滑って筆圧がかからない小学生におすすめです。
3.【三菱鉛筆】かきかたナノダイヤえんぴつ
カラー:ピンク、緑、青
なんとダイヤモンドが配合されているという珍しい鉛筆です。
滑らかさと折れにくさが従来品より10%も向上してるそうです。
筆圧の低い子供はより濃く書ける上に、力を入れ過ぎてポキポキ折れてしまうことも少なくなるという、まさに小学生のための究極の鉛筆ともいえる商品です。
ダイヤ入りと言うことで高額商品なのかと思うのですが、三菱鉛筆の定番商品であるユニスターと比べると1本10円くらい高いだけです。
勉強効率がアップすると思えばむしろ安いと感じるかもしれません。
4.【サクラクレパス】かきかた鉛筆(三角)
カラー:ピンク、緑、青
三角軸タイプの鉛筆としてとても人気のあるサクラクレパスの鉛筆です。
他のメーカーにも三角軸の商品はありますが、この商品はグリップに滑りにくい特殊加工がされています。
さらに、名前欄も付いているので、手書きでさっと名前を書くことができます。
六角軸タイプもあります。
5.【ラピス】ウッディねーむ鉛筆
カラー:ナチュラル(4つの絵柄から選択)
ネット通販で大人気の名入れができる鉛筆です。
絵柄だけでなく、名入れは「丸ゴシック」や「明朝」など4種類の字体から選ぶことができるのでオリジナリティの高い鉛筆になります。
日本国内で製造されているため品質も確かです。
入学祝い用としてとても人気です。