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1歳児は公園でどんな遊びができるのでしょうか?
1歳2~3カ月くらいでよちよち歩きができるようになると公園デビューして遊ぶ子供が多いと思います。
そこで、公園の目の前に住み、2人の子供を育てながら、公園で遊ぶ多くの子供達を観察してわかった1歳の子供ができる公園遊びについて紹介します。
※成長には個人差があるので、紹介する遊びが必ずできるわけではありません。
1歳半前後の子供ができる公園遊び
1.すべり台を自力で登って滑ることができる
公園の一番人気と言えば、何といってもすべり台です。
順番待ちするなんてこともありますよね?
そんな時は「ちゃんと並ぼうね。順番だよ!」とマナーを教えるいい機会になります。
そもそも、赤ちゃんは歩くよりも先に階段に登れるようになるため、1歳半頃になれば、最初から最後まで一人で昇って降りることができます。
とは言え、ハイハイやよちよち歩きの1歳では心配なので、後ろから付き添う必要はあります。
ちなみに1歳くらいの子供は、階段の途中で止まって、辺りを観察するのも大好きです。
ちょっと高いところから、他の子たちが遊んでいる様子を見るのが面白いようです。
2.シーソーは親が支えながら、上昇と落下を楽しむ
1歳ではまだ、1人でしっかり座って、お友達とシーソーすることはできません。
下がって地面に「ボヨン」となったときの衝撃に耐えられず、落ちてしまうことがあり、結構危険です。
なので、一方にママと子供が組になって座り、もう一方にパパが座ってシーソーします。
親1人の時は、子供の体を支えながら、手でシーソーを軽く上下させる程度です。
ちなみに子供によっては、シーソーを乗らずに手を使ってギッタンバッコンと動かして楽しむことがあります。
また、ちょっと危ないのでお勧めはしませんが、親が子供を支えてあげながら、シーソーを端から端まで立って歩く遊びも、かなり喜びます。
半分過ぎたとことで、ガタン!となるのが楽しいようです。
3.少しの間ならブランコに乗れる
ブランコも、すべり台の次に好き!という子が多いのではないでしょうか?
公園の遊具では1位、2位を争う人気です。
しかし1歳では、自分の足で勢いをつけることは難しいです。
でも、手でしっかとブランコを握らせて、軽く背中を押してあげる程度であれば、1人でも楽しむことができます。
ただ、どんなに「ちゃんと握って!」と言っても、何かの拍子に手を放してしまい、落ちることがよくあります。
もちろん、泣きます。
なので、基本的には1歳のうちは、パパ・ママのお膝にのって楽しみましょう。
なお、筆者の娘は、一人で乗りたいようで4,5回落ちて、泣きべそをかいてます。
それでも「じぶん!じぶん!」と言って、最初は必ず1人で乗りたがります。
4.鉄棒にもぶら下がれる
鉄棒ができるというのは、意外に思うパパ・ママが多いかもしれませんね?
1歳だと赤ちゃんと同じように拳をぎゅっ握っていることも多いため、意外と握力があります。
公園の低い鉄棒に、両手で握らせてあげると、自分で「ひょいっ」と身軽にぶらさがることができます。
鉄棒にぶら下がった時の得意げな表情に思わずママもパパもにんまりしてしまうこと間違いありません。
しっかり、握り続けることは難しいので、間違っても前回りや逆上がりをやらせようとは思わないでください。大きな事故になりかねません。
5.砂場は子供の成長のバロメーター
男の子も女の子も砂場が大好きです。
筆者の息子と娘も、0歳の時から公園の砂場遊びが一番好きでした。
2時間遊ぶとしたら、最低1時間は砂場にいるほどです。
正直、親としては、1時間も砂場にいると子供の相手に飽きてしまいます。
ブランコやすべり台のようなダイナミックな遊びをすればいいのにと思うのですが、子供は砂の感触が大好きなのです。
砂場の良い点は、遊び自体に発展性があるため、成長につれて少しずつできることが増えていく様子が容易にわかるという点です。
1歳半前だと、スコップを使って、雑にバケツに砂を入れるくらいです。
1歳8か月を過ぎる頃には、バケツや型抜きに砂を入れた後、スコップや手を使ってパンパンと固めてひっくり返すことができるようになります。
ただし、しっかり固める程の力がなく、またパンパンと叩く位置がずれているので、上手に「動物」や「乗り物」などの型が作れません。
さらに1歳10、11か月頃になると、何かの造形を作ろうという意思がでてきます。
単に型抜きで作るのではなくて、更地からお山を作るとか、山を作ってトンネルを掘るとか。まだまだ自分では上手に作れないので、「パパ・ママ作って!」とリクエストしてきますが・・・。
もっと小さな月齢でも、何か作ろうという意思があるのかもしれませんが、子供が何をどのようにしていきたいのかを子供の様子から読み取ることは非常に難しいです。
また、砂場の最も素晴らしい点は、子供達の社交の場であるということです。
例えば、砂場で遊ぶときは必ず道具を使いますよね?
シャベルやバケツなどの砂場遊びグッズは、必ずと言っていいほど同年齢の小さな子供たちに狙われます。
子たちが勝手に取っていってしまったり、モノ欲しそうに見つめていたら、「かしてー、って言うんだよ」と教えてあげましょう。
2歳近くの女の子であれば「かしてー」とちゃんと言ってくれるので、続いて我が子に「ほら、『いいよー』、って言うんだよ」と教えます。
砂場は子供同士のコミュニケ―ションや社会性を学ぶのに最適な場所だなといつも思います。
ボール遊びは大汗かいて楽しめる
最後は、公園の広場での遊びです。
まだ、鬼ごっこや、かくれんぼみたいな、「ルール」のあるものはできません。
でも、ボール遊びは楽しくできます。
大きさはテニスボールからサッカーボールまでなんでも楽しめます。
ボールを投げることができますが、1歳はまだまだ酷いもので、狙った場所はもちろん、前にすら飛びません。
でも、何度も何度も身振り手振りで教えると、そこそこ上手に前に投げれるようになってきます。
ただし、次の日になるとすっかり忘れているので、また教え直すということが延々と繰り返されます・・・。
一番、喜ぶボール遊びは、何といってもボールの追いかけっこです!
親がボールを蹴ったり、投げたりして、ボールを少し遠くに転がします。
そして、親がダッシュしてボールに向かおうとすると、子供も追いかけてきます。
子供がボールを捕る前に、またボールを投げたり、蹴ったりすると、「わたしのボール」と言わんばかりに必死になってボールに飛びつこうとします。
子供と親のボールの取り合いっこです。
子供は本気になって走り回って、何度も何度も足がもつれて転びます。
なので、できれば芝生の広場が好ましいですが、砂地でもすりむきながら楽しんでます。
最初は痛がるかもしれませんが、何度も転んでいるうちに慣れてくるからです。
ある程度の擦り傷、切り傷は、子供の勲章だと思って遊ばせましょう。
公園でのボール遊びは体力をつける遊びとしては、一番いいと思います。
パパ・ママもいい運動になりますよ!