目次
Poly-Mから発売されている「ポリエム あそぼう!アスレチックセット」の実体験レビューを紹介します。
口コミ情報のひとつとして参考にしてください。
「ポリエム あそぼう!アスレチックセット」で遊んだらこうなった
このコラムは2歳と0歳の子供を持つあるこさんによる商品レビュー記事です。
1.なぜ買ったのか?
はじめてこの商品を知ったのは、デパートの玩具売り場でした。
もともと子供が少し大きくなったらブロックを買ってみようとは思っていましたが、パーツが小さいと誤飲の危険があるため、せいぜい3歳以降かなと考えていました。
ところが、店頭に展示されていたこちらのブロックはパーツが大きく、何より商品パッケージにも1歳から使用可と明記されているではありませんか!
見た目もカラフルで、形は角が丸く安全性が高そうです。
ちょうど手先が器用になって細かい作業もできるようになってきた10ヶ月の娘に、少し早いとは思いつつ初めてのクリスマスプレゼントとして購入しました。
2.実際に使って(遊んで)みたらこうなった
クリスマスの日、まずは何も説明せずに娘の前に「どうぞ!」と置いてみました。
ブロックという玩具を初めて見た娘は遊び方こそ知りませんでしたが、カラフルなブロックそのものに興味を持った様子で手当たり次第につかんでは嬉しそうに見ていました。
その後も娘はブロック遊びというよりは、かき集めてみたり、床いっぱいに広げたりと、ブロックに囲まれていることに楽しさを感じているようでした。
ブロック本来の遊びにハマったのは、他でもないパパです。
一つ一つのブロックはとてもシンプルな形をしており、組み合わせ方によって色々な形が作れます。
作れるものに制限がなく飽きにくい点が、年齢を問わず赤ちゃんのハートもパパのハートもつかんだポイントでした。
3.その後、どうなったか?
年齢が上がると共に、こどもの遊び方は変わっていきました。
1歳から1歳半
父親がつくった構造物を破壊することに夢中になりました。
ブロックをかき集めては散らかす、山積みにしては崩すという全身運動?として楽しんでいました。
1歳半から2歳
とにかく高く積む、または横並びに並べることに尽力していました。
単純作業の繰り返しですが、その高さや長さはもちろん、集中して続けられる時間もどんどん増えていったので、子供の成長を実感しました。
2歳から2歳半
自分のオリジナル構造物を作るようになってきました。
また、自分なりのルール(赤の次は黄色、黄色の次は緑など)をつくり、それに沿ってブロックを組み立てて遊ぶようになりました。
立体的な形のものを作り、家や家具に見立ててごっこ遊びにも使っていました。
2歳半から
父親が作ったものや、ブロックのパッケージに写っている作成見本を見ながら、それに似せて作ろうと試行錯誤しています。
できないと親に作り方を聞いて一緒に作ったり、足りないパーツを貸してくれたりと、「親子でブロック遊び」ができるようになりました。
知育ブロック「ポリエム」の評価
※写真は「まちをつくろうセット」です。
1.良かった点
まず1点目は、安全性が高いことです。
もともと創始者がお子さんのために作ったものだけあって、こどもの安全をしっかり考えて設計されています。
「口に入れられない大きさ」「柔らかく割れない素材」「角が丸く、踏んだりぶつかっても痛くない形」「水洗い可能で清潔を保てる」という4点は乳幼児のいる家庭には本当にありがたいポイントです。
2点目は音です。
柔らかい素材なので、音が静かなのです。
他社の硬いブロックは、落としたり、ブロック同士をぶつけたりするとカラカラと高い音がしますよね。
ポリエムは床に落としても耳に響くような音がしません。
集合住宅でも安心です。
3点目はなにより、子供も大人も楽しめることです。
シンプルなブロックだからこそ飽きが来ず、どんな年齢でも好きなものを作れるため、家族みんなで遊べます。
最近では、娘と夫の製作競争が繰り広げられる我が家。カラフルな作品たちは見た目もにぎやかです。
勿論、ひとつのセットでは物足りなくなったら買い足しもできます。
セットによっては特殊パーツが入っていて、街や動物など色々なジャンルの物を作ることができるようにもなります。
欲を出すとどこまでも買い足したくなってしまいます。
さらに丈夫なので何年でも使えそうです。
このようにポリエムのブロックはたくさんの魅力がある玩具だと思います。
最後に、メーカーの対応も良かったです。商品の問い合わせに対する対応がとても丁寧でした。
また自宅で使わなくなったポリエム製品の任意で回収し、施設などへのリサイクル提供もしているようです。
自社の製品とその利用者に対して丁寧に対応する姿勢は、子供が使う玩具のメーカーとして信頼できます。
2.改善して欲しい点
ブロックそのものについては不満は全くありません!
それほど毎日楽しく遊んでいます。
個人的な希望として「あったらいいな」と思うものは、まずは「収納袋」です。
現在はビニール袋に詰められたブロックが箱の中に入れられた状態で売られています。
しかし、このブロックを気に入った娘は、祖父母宅や旅行先、友達の家など色々なところへ持っていきたがるのです。
そんな時、簡易的なものでも良いので、持ち運べる布製のブロック収納袋があると便利だなぁと常々思っています。
もうひとつは、大人の意見ではありますが、ブロックを立てて遊べる折りたたみ式の「敷物」のようなものがあったらいいなと思います。
ブロックそのものも底面は平らなので床に置いて立たせることはできますが、どうしても不安定ではあります。
様々な建物や遊具などを作れるセットがあるため、ブロックとくっ付けられる凹凸のある敷物があれば、実際にブロックの街をつくって遊べるので楽しそうだなと思いました。
つまり、構造物をしっかり立たせる土台になるような敷物というイメージです。
ポリエムは柔らかさ、軽さが特徴でもあるので、ヨガマットのように使わないときはブロックごとくるくる巻いて収納、または折り畳んで小さく収納できるような敷物ができそうな気がするのです。
何れにせよ、安全、頑丈、清潔、カラフル、扱いが簡単なブロック「ポリエム」は、今日も娘と夫の創造力向上に大きく貢献してくれています。
数ヵ月後には下の子の破壊欲も安全にサポートしてくれるに違いありません。
今後も長く大切に使っていきたい玩具です。