息子の「夜泣き」にはこうして対処した!

赤ちゃんの夜泣きに悩まされながらも乗り越えた実体験の記録です。

息子は生後まもなくから頻繁に夜泣きをする赤ちゃんでした。

現在1歳3か月になり、ようやく夜泣きが落ち着いてきました。

何が原因で、どのように対処していたのかレポートします。

息子の夜泣きはこうして乗り越えた(0~1歳)

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1.夜泣きのはじまりはインフルエンザ

赤ちゃんの夜泣きは成長に伴い生後4か月頃から始まると言われていますが、息子の場合は誕生してわずか2週間後から夜泣きが始まりました。

そのきっかけは家族のインフルエンザでした。

2歳半になるお姉ちゃんがインフルエンザにかかってしまい、その翌日にはママもインフルエンザに感染してしまいました。

新生児がインフルエンザに感染してしまうと肺炎や脳炎になるリスクが高いため、ママとお姉ちゃんは実家に隔離して、パパと息子だけで1週間過ごすことになりました。

当然、母乳をあげることはできませんからミルクを飲ませることになりました。

すると、その初日から息子の夜泣きが始まったのです。

ミルクだと飲んだ量がわかるので与えているミルクの量は十分であることはわかっていました。

しかし、お姉ちゃんの夜泣きの経験から、おっぱいが足りなくて泣くことが多いとパパは感じていたため、栄養量としては十分でも息子にとっては満足できないのだと思い、夜に1~2時間の間隔で泣く度にミルクを作って与えていました。

インフルエンザが治って元の生活に戻ったあとも夜中に何度も泣くので、おっぱいだけでは足りないのだと思いミルクも足すという状況がしばらく続きました。

しかし、夏を迎えた生後7か月頃になって、実は夜泣きの原因はおっぱいが足りないことではなかったことに気づくのです。

2.息子は暑くて夜泣きをしていた

生後5ヵ月頃になっても2時間に1回という頻回な授乳が続いていたためママの体力にも限界がきました。

それまでも夜中の授乳のうち1回はパパがミルクを作って飲ませていたのですが、さらに明け方の5時頃からパパが別の部屋に息子を連れて行き朝まで一緒に寝るようにしてママの睡眠時間を確保するようになりました。

すると不思議なことにお腹が空いて泣いていたと思っていた息子が、別の部屋に移動すると、すぐに泣き止んで静かに寝てしまったのです。

それが、たまたまではなく毎日同じでした。

そこでようやくおっぱいが欲しくて泣いているのではないことに気づいたのです。

家族4人が寝ている寝室と違って、その部屋は肌寒く感じる室温でした。

そのため「もしかしたら暑くて泣いていたのでは?」と考えるようになりました。

しかし、息子の下着は汗でしめっているわけではないため確信が持てずにいました。

そして、梅雨が明けて暑い夏がきました。

すると、息子はミルクやおっぱいを飲んでもなかなか寝付けない状態となったため、やはり暑かったのだとわかりました。

寝室は冷房をかけていたのですが、さらに扇風機の風を息子の体に一晩中当て続けるようにすると、しっかり眠ってくれて夜泣きの回数も減ったのです。

いくら真夏でも、肌着一枚で、さらに冷房と扇風機では、さすがに風邪を引いてしまうのではないか心配しましたが、むしろ息子にとってはこのくらいがちょうどよかったのです。

生後2週間から始まった夜泣きも、その時は真冬の時期だったのでエアコンと床暖房つかって部屋を暖めていたのですが、息子にとっては暑いだけだったのだとようやく気付いたのです。

必要以上にミルクをあげていたため、同じ月齢の赤ちゃんと比べても立派に育ってしまいました・・・。

3.夜の授乳を卒業したら夜泣きはほとんど消えた

息子が暑がりだということは理解できたのですが、息子にとっての適温は、他の家族にとって「寒い」と感じる温度です。

そのため風邪をひかないかと心配で、布団や服の調整にとても苦労しました。

おっぱいの夜泣きに加えて、暑さによる夜泣きもあり、落ち着いた夜を過ごすことがなかなかできませんでした。

そして生後10ヵ月頃になると3回食がしっかり食べられるようになりました。

「もう卒乳しても大丈夫」と言うくらい、よく食べてくれていたので、夜の授乳はやめることにしました。

夜中はどんなに泣いてもあげずにいると、3日ほどで、おっぱいを欲しがって泣くことがなくなり、結果的に夜泣きも減りました。

現在1歳3か月になりますが、夜泣きをすることが本当に少なくなりました。

時々、暑いのかよくわからない夜泣きがありますが、特に何もしなくても2~3分ほどで泣き止んでくれます。

家族が夜泣きで睡眠不足になることは、今ではなくなりました。

【番外編】娘の夜泣き(2~3歳)

娘が赤ちゃんの時は、母乳が足りずによく泣いていました。

今にして見れば、ミルクを少し足してあげていれば、赤ちゃんの頃の夜泣きはもっと少なかったのだろうと思います。

そして、娘は現在3歳9ヵ月ですが、未だに夜泣きをします。

2歳頃からの夜泣きの理由は明らかで、娘の性格によるものです。

娘はこだわりが強く、思い通りにならないと激しく主張するタイプです。

例えば、夜中に体が痒くなると「これがやなの!」と言って、パジャマを交換してもらえるまで泣き叫び続けます。

他にも「喉が渇いた」、「トイレに行きたい」、「ママが見当たらない」など、夜は眠くて判断力も鈍っていることもあり、自分の欲求が満たされるまではとにかく泣き叫ぶのです。

他には怖い夢を見て泣くというケースもあります。

最近はどんな夢を見たのかお話しできるので、悪夢が原因だとわかるのですが、おそらく2歳頃からあった原因不明の夜泣きは、夢を見ていたのだと推測できます。

自分の欲求と折り合いが付けられるようになって夜泣きがなくなるのは、まだ先になりそうです。

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