【2016~2017年版】ノロウィルス対策(消毒・予防の方法)

ノロウィルス感染者が11月以降に急速に増えていることが国立感染症研究所から発表されました。

各地の保育所でも胃腸炎で休む子供が増えています。

そこでノロウィルスの家庭でできる消毒方法と予防方法を紹介します。

ノロウィルスによる胃腸炎の特徴

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症状

ノロウィルスに感染すると12~48時間の潜伏期間を経て胃腸炎を発症します。

症状は、腹痛から始まって、嘔吐、下痢、発熱が顕れます。

発熱は38度に満たないことが多く、発熱しないこともあります。

喋ることのできない0~1歳の子供は、腹痛を訴えることができないため、突然の嘔吐からはじまることが多いです。

「突然の嘔吐=ノロウィルス」と考えて、慎重に介助する必要があります。

また、前兆として、普段はうんちをしないような時間帯に、下痢気味の便をすることがあります。

それまでに食べていた量にもよりますが、嘔吐と下痢は発症から24時間で頻繁に見られます。

「食べると吐く」を繰り返してしまうため、24時間は食事をせずに、水分補給をしっかりとるようにします。

嘔吐と下痢によって、水分だけでなく電解質も失われるため、電解質が多く含まれる「経口補水液」を飲むようにしましょう。

もし、経口補水液がない場合には、スポーツドリンクで水分補給を行います。

「元気がなくぐったりしている」、「顔色が悪い」などの脱水症状が見られた場合には、水分補給をするとともに、医療機関を受診しましょう。

脱水症状が進んでいる場合には点滴などを行います。

なお、ノロウィルスを死滅させる抗ウィルス剤は存在しません。

発症から2,3日を経過すると自然に回復します。

ただし、その後も数週間は便からノロウィルスが出るため、注意しておむつ交換をしましょう。

感染経路

ノロウィルスは、ウィルスを保有する2枚貝を食べることで食中毒を起こします。

食中毒を起こした人がトイレや公共の場所などで下痢、嘔吐をした際に、適切な処理が行われないとウィルスが飛散することになります。

トイレやドアノブに付着したウィルスを手で触れ、その手を使って食べ物などを口に入れる時に経口感染します。

生ものを食べない小さな子供がノロウィルスに感染するのは、家族からノロウィルスに感染するケースです。

さらに、ノロウィルスに感染した子供が保育所に登所することで、保育所に通う子供達が次々に感染してしまうのです。

ノロウィルスの消毒方法

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1.消毒剤の選び方

ノロウィルスはアルコールで消毒することができません。

効果のある薬剤は、「次亜塩素酸」または「二酸化塩素」が含まれる商品です。

ノロウィルスが流行する冬の時期は、保育所や幼稚園などで子供が感染してくる可能性が高くなるため、家庭に1つは常備しておきましょう。

万が一、子供が胃腸炎を発症したにも関わらず、ウィルス対策用の薬剤がない場合には、「次亜塩素酸」が含まれている「ハイター」を使用します。

ボトルを用意して、水道水とハイターを注入することで消毒液を作ることができます。

次亜塩素酸ナトリウムの濃度が0.1%になるように水の量を調整しましょう。

2.ウィルスの消毒ができる商品

ハイターでは、わざわざ水で薄める手間が発生するため、小さな子供がいる家庭では、ウィルス対策用のスプレー式薬剤を常備しておきましょう。

バスタークリーン500ml


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次亜塩素酸ナトリウムが含まれた商品です。

500mlと容量が多く低価格です。

ウィルバス500ml


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次亜塩素酸ナトリウムが含まれた商品です。

病院や官公庁でも使用されています。

食品添加物としても使えるため安全性が高いとされています。

クレベリンスプレー 300ml


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二酸化塩素が含まれた商品です。

製造メーカーによれば次亜塩素酸ナトリウムと比較してウィルス除去能力は10~100倍優れているとしています。

ゴム手袋



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汚物の消毒にゴム手袋は必須です。

使い捨てものを1パック常備しておきましょう

3.嘔吐物のついた衣服・寝具の消毒

クレベリンスプレーを使用した消毒方法を紹介します。

消毒の方法については商品によって使い方が異なるため、必ず、使用方法を確認してから消毒を行いましょう。

1.ゴム手袋をつける

2.ゴミ袋に汚れた衣類を入れる

3.ゴミ袋の中を2,3度スプレーする

4.さらに衣類の汚物の付いた箇所を集中的にスプレーする

5.袋をしばって、30分置く

6.キッチンペーパーで汚物を拭いてとる(キッチンペーパーは別のゴミ袋に捨てて密閉する)

7.衣類を洗濯して、必ず外に干す。

4.嘔吐した床の消毒

1.ゴム手袋をする

2.嘔吐した床の周辺を1、2度スプレーする

3.キッチンペーパーを使って汚物を覆う

4.キッチンペーパーの上に集中的にスプレーをする。

5.キッチンペーパーと汚物、ゴム手袋をビニール袋に入れる

6.密閉して捨てる

7.床に2,3回スプレーをする

5.空間の消毒

クレベリンスプレーは、30分間で浮遊するウィルスの99.9%を除去するとされています。

従って、嘔吐をしてしまった部屋の空間にスプレーをすることで予防対策をします。

1畳あたり1回スプレーするので、6畳の部屋であれば、まんべんなく6回スプレーしましょう。

スプレーしたあと30分間は、部屋に入らずに待っています。

30分後に、窓を開けて風通しを良くてから、さらに30分換気します。

6.ドアノブ、トイレなど

汚物を処理した場合、手に付着したウィルスがドアノブなどにつきます。

他の家族がドアノブを触れることで飛沫感染する場合があります。

そのためドアノブに関わらず、汚物処理をした人が接触した箇所にはスプレーをかけておきましょう。

ドアノブは直接スプレーして、10分ほどおき、キッチンペーパーを濡らして水拭きします。

水拭きは二酸化塩素による金属のさび防止をするために行います。

トイレ、ゴミ箱なども同様にスプレーしておきましょう。

予防方法

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ノロウィルスの予防は現実的には非常に難しいです。

主な感染経路としては、保育所や幼稚園で子供が感染します。

ウィルス対策の基本は手洗い・うがいですので、自宅に帰ってきたら、しっかり行います。

しかし、保育所では多くの子供たちが一緒に長時間過ごしていますので、完全に予防することはできません。

そのため、子供が嘔吐・下痢をしてしまったときに、ノロウィルス感染であることを前提に、介助する大人が手洗い・うがい・ウィルス除去(消毒)を徹底して行うことで、家族に感染が拡大することを予防するしかありません。

ノロウィルスが流行する時期に関わらず、子供に嘔吐または下痢の症状が見られたら、「ノロウィルス」であると考えて行動しましょう。

おむつ交換や嘔吐物の処理をするときには、ゴム手袋をつけて行い、処理後にはスプレーで消毒をします。

一連の処理が終わったら、入念に手洗いとうがいをしましょう。


(参考出典)
国立感染症研究所
保育所における感染症対策ガイドライン

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