どんなに清潔にしていても多くの赤ちゃんにできる「乳児湿疹」。
乳児湿疹に関するコラムをまとめました。
乳児の湿疹にはいくつかの種類がある
典型的な乳児脂漏性湿疹の画像
ひと口に「乳児湿疹」と言っても、種類は様々です。
「乳児湿疹」の代名詞である、「脂漏性湿疹」だけでなく、汗疹(あせも)やアトピーなども乳児に多い皮膚炎です。
それぞれの湿疹ごとに、「顔」や「首」など、顕れやすい体の場所が異なります。
しかし、体の特定の場所に湿疹ができたからと言って、湿疹が何の病気であるか確定することは出来ません。
そもそも、皮膚の病気の種類を、見た目で判別することは専門医でなければできません。
乳児の保湿ケア
乳児の湿疹は、すぐに治ることもありますが、多くの場合、一度、湿疹ができてしまうと治るまでに何週間もかかります。
そこで、日頃のケアで湿疹を予防しましょう。
ケアのポイントは、月齢や季節によって、赤ちゃんの肌の状態が異なるため、その時々にあったケアをすることです。
例えば、汗のかきやすい夏と、乾燥しやすい冬では、ケアの仕方は変わります。
赤ちゃんのピカピカ肌を守るための基本ケアについては、こちらの記事で紹介しています。
https://cawaiku.com/child/sick/infantile-eczema-care-1412
乳児湿疹のときに、塗ってもいい市販薬ってあるの?
軽いや湿疹・赤みで医療機関を受診すると、「ワセリン」や「亜鉛華単軟膏」を処方されることがあります。
両方とも、副作用がほぼないため、薬局でも市販されています。
乳児の肌トラブルを予防する市販薬として重宝します。
かかりつけ薬局の薬剤師さんに「ワセリン」と「亜鉛華単軟膏」の使い方をしっかりと教わることで、赤ちゃんの肌を守ってあげましょう。
乳児湿疹と石鹸
なぜか乳児湿疹の原因として疑われてしまう石鹸。
しかし、本当に石鹸が原因で乳児湿疹になるのでしょうか?
赤ちゃんを体を清潔に保つうえで欠かせない石鹸ですが、上手な付き合い方を知ることで、肌のトラブルを予防しましょう。