目次
赤ちゃんと行く初詣について解説します。
いつ頃の月齢から初詣に行けるのか、また、どんな服装で行けばよいのかなどを紹介します。
初詣に行けるのは生後何カ月から?
誕生後に初めて神社・寺にお参りする「お宮参り」では生後1か月検診後を目安に参拝します。
しかし、初詣の場合は寒い時期である上に参拝客でとても混雑している状況を考慮すると、生後3ヶ月~6ヶ月頃を目安に参拝するか否かを検討したほうが良いでしょう。
初詣は拝殿にたどり着くまで長蛇の列に並ぶこともあるので、外にいる時間が長くなりがちです。
風邪などの感染症を予防する観点からも人混みに赤ちゃんを連れて行くのはなるべく避けたほうが無難です。
赤ちゃんと初詣にいくなら
1.混雑していない神社を選ぶ
関東であれば明治神宮や成田山など何百万人もの人出で賑わうような神社やお寺では赤ちゃんへの負担が大きいため、できるだけ居住地や親族にゆかりのある氏神や菩提寺などに参拝すると良いでしょう。
むしろ初詣とは本来そういうものです。デートや観光の一環として初詣に行くのではなく、赤ちゃんとっても縁のある神社やお寺にいったほうが御利益も期待できるのではないでしょうか?
こうした参拝場所であれば、移動に時間もかかりませんし、それほど並ばなくても拝むことができるので、月齢の早い赤ちゃんにとっても負担が軽くなります。
また、授乳と授乳の間の時間でさっと行けるので、ママへの負担も軽いでしょう。
2.暖かい日中に行く
夜中に神社やお寺で年越しをして、そのまま初詣をするという熱心な方もいるかもしれませんが、赤ちゃんを連れて行くのであれば、やはり日差しがあって暖かい日中に参拝することをおすすめします。
実際、気象庁が公表している過去の気温データを見てみると、例えば東京都の2018年1月1日の気温は、深夜から朝7時前は1℃ですが、日中12時から14時は12℃となっていました。
夜と昼とでは実に10℃以上もの差があるのです。
赤ちゃんにとってどちらが望ましいかは明らかです。
3.抱っこ紐を忘れずに
バリアフリー化されていない神社・寺も多くありますので、ベビーカーでスムーズに参拝できるとは限りません。
抱っこ紐を忘れずに持っていきましょう。階段の上り下りが楽に安全にできます。
また、階段を降りるときは赤ちゃんを抱っこしていると足元が見えにくくて危険なので、必ず手すりにつかまって降りましょう。
初詣に行くときの赤ちゃんの服装
1.しっかりと防寒対策を
寒い真冬の外出となりますので赤ちゃんが風邪をひかないように暖かい服装でお出かけしましょう。
風を通しにくいダウンのコートやカバーオールを着せるなどします。
また、頭にはニット帽、手足には手袋と靴下も身に着けます。
抱っこ紐で移動する場合は、コートの代わりにブランケットで首から下を覆ってあげると防寒になります。
2.正装で行くなら
パパやママがスーツなどの正装で初詣に行く場合には、子供にも正装をさせたいと思われるでしょう。
赤ちゃんの正装は「お宮参り」と同じ服装となります。
和装であれば、ベビードレスを着せて着物(祝着)を掛けるというスタイルです。
洋装であればベビードレスだけで正装となります。
ただ、生後6か月頃になるとお宮参りのために用意したベビードレスが小さくて着れない可能性があります。
その場合にはタキシード風・ワンピース風の上下セットやカバーオールが手頃な価格で買えるのでおすすめです。