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友達に妊娠の報告をするとき、どのようなタイミングで、どのような点に注意して伝えればよいのか解説します。
友達に妊娠の報告をするタイミング
妊娠を報告する時期について決まりはありません。
友達との関係を踏まえて適切と思う時期に報告しましょう。
以下では、友人への報告時期についてのよくある考え方について紹介します。
1.基本は安定期に入ったら
妊娠したことについて、夫を除いては、慌てて報告する必要はありません。
妊娠が成立したとしても、その後に流産する可能性も低くはなく、また、妊婦の高齢化により出生前診断をする人も増えているからです。
先走って連絡ないほうが、後に何か起きた時のことを考えても気が楽です。
友達には、妊娠5ヵ月の安定期に入って、外見上も妊娠していることがわかり始める頃になってから報告しても遅くはありません。
家族と違い、友達の場合は、妊娠したからと言って相手の生活に影響を及ぼすような話ではないからです。
2.親友なら早めに報告しても
親しくて、すでに妊娠・出産の経験もあるような友人であれば、安定期に入る前に報告してもよいでしょう。
特に初めての妊娠で不安が多いと、先輩ママでもある親友に色々と相談したいという気持ちもおきるでしょう。
例えば、夫にはわからない悪阻のたいへんさについて、経験のある友達と共感し合うだけでも心が安らぐことがあります。
また、地元の産科の情報なども友達から聞きたうえで、出産する病院を選びたいということもあるでしょう。
人気のある産院であれば、もたもたしていると分娩の枠が埋まってしまい予約できないこともあるため、妊娠が分かった時点で早めに動くに越したことはありません。
3.そもそも報告しない
昔は仲が良かったけれど住む場所が遠方になるなどして、しばらく会えていない友達に対しては、あえて妊娠の報告をしなくてもよいでしょう。
例えば、年賀状だけでやりとりしているような関係であれば、出産した時にメールやLINEなどで赤ちゃんの誕生を報告するだけでも十分です。
常識として出産というおめでたい時に「妊娠の報告をしてくれなかった」と非難する人はいないので、当然のように祝福してくれることでしょう。
もちろん、疎遠になっていたとしても大切な友達で都合が合えば会いたいと考えているのであれば、気兼ねなく報告しましょう。友達からの久しぶりの連絡はきっと嬉しいものです。
友達に妊娠の報告をするときの伝え方
1.LINEやメールでの報告
仲良しで頻繁に会う友達であれば、会った時に直接報告しますが、そうでない場合はLINEかメールで報告するケースがほとんどだと思います。
不妊治療していることを明かしていない友人もいるかもしれないので、普段よりも落ち着いたトーンで報告することを心がけましょう。
基本的には、妊娠していること、妊娠月数(または予定月)を知らせれば十分です。
それ以上のことは聞かれ時に答えればよいでしょう。
2.不妊治療中の友達への報告
不妊治療中の友達への報告は、出産報告だけに留めてもよいと思いますが、何らかの事情で妊娠の報告をせざるを得ないこともあるでしょう。
不妊治療中の友達が、妊娠の報告を聞いて喜んでくれるか、辛い気持ちになるかは、その人次第です。
そのため、不妊治療中の友人に報告することになったら、できるだけ嬉しいという感情を出さずに、最小限の事実を伝えるだけにしたほうが無難です。
「実は今、妊娠していて5か月目に入ったところなんだ。」と淡々と伝えましょう。
それ以上は友達から聞かれたら答えるようにし、「いつかできるよ」などの安易な励ましも控えましょう。