2~3歳の夜泣き対処法―夜泣き・夜驚の原因とは?―

もう赤ちゃんではないのに、突然、夜泣きをするようになってしまったという経験はありませんか?

子供の夜泣きが原因で、家族みんなが熟睡できなくなることは決して珍しくありません。

そこで、2歳~3歳くらいの子供の夜泣きについて実体験も踏まえて原因と対策について紹介します。

「夜驚」と「夜泣き」どう違う?

3-kids1

夜泣きではなく「夜驚」という言葉はご存知ですか?

「夜驚」も「夜泣き」も、同じように「突然、夜中に泣き叫ぶ」状態のことを意味しています。

しかし「夜驚」とは「睡眠中」に泣き叫ぶ状態のことを指し、「夜泣き」とは「覚醒中(起きている)」に泣き叫ぶ状態のことを指します。

「夜驚」と「夜泣き」はとても似ているので、これらを意識的に区別して子供の世話をするという親はいませんが、実は異なる現象なのです。

もし、子供が夜泣きをはじめたら、まずは落ち着いて「寝ている状態」なのか「起きている状態」なのかをしっかりと確認して、「夜驚」と「夜泣き」を区別した上で対処しましょう。

また、「夜驚」も「夜泣き」も成長過程に見られる現象であり、成長とともに消えてしまいますので、「今の時期だけ」と思って乗り切りましょう。

「夜驚」の原因と対処法

2-kids2

1.夜驚はなぜ起きる?

いきなりですが、夜驚が起きる原因は不明です。

一般的には、昼間に興奮するような刺激や何らかのストレスがあった場合に、夜の睡眠中に起き上がって叫び声をあげると考えられています。

夜驚は、寝入りはじめてから3~4時間以内の深い眠りに入っている時間帯に発生します。

叫び声だけでなく、呼吸や心拍が早くなり汗をかくなどの自律神経症状もあらわれます。

さらに、ベッドから起きて歩き回ることもあり、これを「夢遊(睡眠時遊行症)」と呼びます。

夜驚は、数分程度で収束することもあれば1時間近く続くこともあります。

多くは小学校就学前後の男の子に見られる症状ですが、早ければ2歳頃から見られることがあります。

「夜驚」が連日のように長い時間、激しく続く場合には、医師に相談してみましょう。

「夜驚症」と診断され、検査や治療を受けられる可能性があります。

2.夜驚になった時の対処は?

「夜驚」が頻回である場合には、家庭や保育園、幼稚園での生活になんらかの不安がある可能性もあります。

家庭における子供への接し方を変えてみたり、保育士や教員にも相談をして何か変わったことがないか確認しましょう。

また、実際に「夜驚」が起きた場合には、抱きしめたり、声をかけたりして起こそうとしても、深い眠りに入っているためあまり効果がないとされています。

興奮して暴れることで、ベッドから落ちたり、物にぶつかったりしないように見守りましょう。

時間が経過すれば夜驚は自然に収まります。

2~3歳の夜泣きの原因と対処法

3-kids9

1.夜泣きはなぜ起きる?

夜泣きの原因は様々です。

特定することは非常に難しいのですが、主に考えられる原因を紹介しますので参考にしてください。

悪夢を見た

夜中を過ぎて、明け方近くの時間帯に夜泣きをした場合には、怖い夢をみた可能性があります。

しっかりとお話ができる子供であれば、「どうしたの?」と聞くと、夢の内容を話してくれることもあります。

子供は、日中さまざまな刺激やストレスを受けているため、今まで見たことのないような夢をみて怖くなり、目が覚めてから泣くことがよくあります。

赤ちゃん返り

2~3歳頃に、弟妹ができる家庭が多いと思います。

それまでママにべったりと独り占めができたのに、赤ちゃんが家に来てからは、ママと過ごす時間が急に少なくなって寂しい気持ちになります。

夜中にママがトイレに行くと、眠りが浅い場合にママがいなくなったことに気づいて、不安で泣き叫ぶことがあります。

不快な睡眠環境

寝冷えを心配して厚着をさせる、布団を何枚も掛けるなどして、暑くなってしまい眠りが浅くなることがあります。

なかなか寝付けないため、ストレスになって急に泣き出すのです。

その他、あまり眠たくないのに寝ないといけないなど、睡眠にうまく入れない状況があると、言葉が未熟であるために、言葉で伝えることができずに泣いて助けを求めることがあります。

2.夜泣きはどう対処すればいい?

「夜泣き」の場合は、子供は起きている状態なので、抱きしめたり、声を掛けてあげるなどして、不安を取り除いてあげましょう。

水を飲ませたり、汗をかいたシャツを着替えさせるなどして、気持ちをリフレッシュしてから寝かしつけをするのも効果があります。

怒ったり、無理に泣くことを止めさせようとしたりせず、落ち着くまでしっかりと不安な気持ちを受けとめてあげましょう。

2歳の夜泣き体験記

もうすぐ3歳になる娘を持つ「かわイク」編集部員の夜泣き体験を紹介します。

もうすぐ3歳になるのですが、夜泣きが多い赤ちゃんの時期が過ぎてからも、月に数回のペースで「夜泣き」が続いています。

声を掛けて、落ち着かせるとすぐに泣き止むので、基本的に怖い夢を見て泣いていると思われます。

そんな中でも、夜泣きが多くなった時期が2回ほどありました。

1回目は2歳になって弟ができた時です。

娘は、そもそもママが一緒にいないと絶対に寝ません。

パパが寝かしつけをしようとすると「ママがいい!」といって泣き叫びながら断固拒否するくらいです。

ママが出産で入院をしていた時は、大好きなおばあちゃんの家で寝泊まりをして過ごしていました。

やはりママと一緒に寝られずに本人なりに我慢していたのでしょう。

夜中にママのことを思い出して泣くことが何度かありました。

ママが退院して一緒に寝られるようになっても、「ママがいない」という不安が心によぎることがあるようで、夜泣きをすることが増えました。

2回目は保育園を進級した時です。

担任の先生が全員入れ替わってしまい、大好きな先生もいなくなってしまったため、娘の保育園に対する「安心感」が一時的になくなってしまったのです。

保育園に行く前も「保育園いやだ、こわい」という言うくらいだったため、睡眠中も不安な気持ちによって怖い夢をみるようになり、突然起きて泣くということが何度かありました。

保育園での新しい生活に慣れてくる頃には、自然と夜泣きが減ってきました。

子供は環境が変化した時に、適応するまでに時間がかかるため、その間は夜泣きの回数が増えるようです。