授乳中に「しこり」ができやすい人のチェックリスト(12項目)

母乳で育児をしていると「しこり」ができることがあります。

どんな人に「しこり」ができやすいのかチェックリストを使って解説します。

授乳性の「しこり」ができやすい人

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授乳中に「しこり」ができやすい体質・生活習慣についてチェックリストを作りました。

当てはまる数が多いと「しこり」ができる可能性があるため改善に努めましょう。

  • 初産婦である
  • 離乳食や職場復帰、卒乳のために授乳回数を減らしている
  • 授乳中の抱き方がいつも同じ
  • 授乳後に乳頭がヒリヒリ痛くなることがある
  • 乳首が陥没・扁平・短いのいずれか
  • 乳首が固め(柔らかくない)
  • おっぱいが大きく下方向に垂れている(下垂型乳房)
  • 母乳の分泌量が多い
  • 洋食が多い
  • 間食をする
  • 水分はあまりとらない
  • 寒くても我慢してしまう
  • チェックリスト解説

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    1.初産婦である

    初産婦は乳管(=乳腺から出口までの母乳の通り道)が開通していなかったり、狭いことが多く、母乳の分泌が始まっても外に出にくいため、乳汁(お乳)がたまって「しこり」ができやすくなると言われています。

    2.離乳食や職場復帰、卒乳のために授乳回数を減らしている

    急に授乳間隔が変わると、乳汁が乳房に残ってしまい「しこり」ができることがあります。

    少しずつ授乳の量を減らし、間隔をあけていきましょう。

    急に断乳が必要になった場合には、しばらくは搾乳も並行して行います。

    3.授乳中の抱き方がいつも同じ

    乳首には10個以上の乳口があり、それぞれ異なる乳腺につながっています。

    赤ちゃんが乳頭を咥える口の角度によって、吸われやすい乳口が変わってきます。

    そのため毎回、同じ抱き方で授乳をしていると、一部の乳口ではあまり母乳が吸われず、母乳が残ると共に、母乳の成分が固まって詰まってしまうことがあります。

    授乳をするときの抱き方には「横抱き」「縦抱き」「ラグビー(フットボール)抱き」などがあります。

    時々、抱き方を変えて、乳房からまんべんなく母乳が排出されるようにしましょう。

    4.授乳後に乳頭がヒリヒリ痛くなることがある

    乳頭が痛くなる場合には、赤ちゃんのおっぱいの咥えかたが浅すぎることが考えられます。

    咥え方が浅いと、母乳をしっかり吸うことができないため、授乳後も母乳が残りやすくなります。

    また、乳頭部に赤ちゃんの口による圧力が強くかかるため、傷や亀裂ができやすくなります。

    さらに、乳頭が噛まれてつぶれることで、乳口も狭くなり、乳腺や白斑ができやすくなります。

    赤ちゃんをしっかり密着して抱きかかえて、乳輪が隠れるように深く咥えさせるようにしましょう。

    5.乳首が陥没・扁平・短いのいずれか

    乳首の形が「陥没」「扁平」「短い」場合、赤ちゃんがおっぱいを吸いづらいため、母乳が残りやすくなります。

    乳頭周辺を温めたり、マッサージなどで柔らかくしてから授乳すると、赤ちゃんが吸いやすくなります。

    続けることで乳頭が引っ張り出されてくる場合もあります。

    また、乳頭吸引器を使って乳頭を引っ張り出す方法もあります。

    6.乳首が固め(柔らかくない)

    乳首が固いと、赤ちゃんの咥える力で傷ついて乳口が狭くなったり、乳栓ができやすくなり、母乳がしっかり排出されず残ってしまうことがあります。

    乳頭を温めて、マッサージをすることで、乳首を柔らかくし、乳管、乳口が広がるようにしましょう。

    7.おっぱいが大きく下方向に垂れている(下垂型乳房)

    下垂型の乳房である場合、母乳が残りやすいことがあります。

    母乳が残って張りが出やすい部分があれば、授乳するときに、その部分を軽く圧迫して、赤ちゃんに残さず飲んでもらうようにしましょう。

    8.母乳の分泌量が多い

    ホルモンバランスの関係で、母乳が多く分泌されてしまう時期や体質の人がいます。

    母乳量が多くても、赤ちゃんが残さず飲んでくれればいいのですが、赤ちゃんが欲する以上に分泌される場合、母乳が残ってしまいます。

    通常は、必要な分だけ母乳が生産されるため、赤ちゃんが飲み残せば、その分、分泌量は減っていきます。

    残っている母乳を搾乳すれば、一時的には張りが収まり楽になりますが、搾乳をし過ぎるとかえって母乳の生産量が増やす恐れもあります。

    搾乳をする場合には、少しずつ頻度を減らしていく必要があります。

    9.洋食が多い

    母乳は血液から作られるため、血中にコレステロールなどの脂肪が多く含まれていると、母乳の成分にも影響がでます。

    脂肪や糖質が多いと、これらの成分が乳管内に残って母乳を詰まらせてしまいます。

    バターや油などの脂質が多い洋食や中華料理ではなく、脂質の少ない和食中心の食生活を心がけましょう。

    また、脂身の多いお肉は柔らかくて美味しいですが、授乳中は、赤みの部分や魚を中心に食べるようにしましょう。

    10.間食をする

    洋食が多いことと全く同じ理由で「しこり」ができやすくなります。

    特に授乳中はお腹が減りやすく、エネルギーも消耗するため、ついつい甘いお菓子に手を伸ばしがちです。

    間食するのであれば、アイスやクッキーなど甘くて脂肪の多いものではなく、おにぎりを食べるようにしましょう。

    11.水分はあまりとらない

    授乳により、体内の水分が奪われているため、そもそも水分は多めに飲む必要があります。

    水分不足になると血中の水分も少なくなるため、母乳の成分にも影響ができます。

    利尿作用のあるコーヒーではなく、ノンカフェインのお茶や白湯などを飲むようにしましょう。

    12.寒くても我慢してしまう

    体が冷えて血行が悪くなると、母乳の分泌が少なくなり、乳首が固くなって傷つきやすくなります。

    体が暖かくなるように、暖房を適切に使うと共に、暖かい飲み物で体の中から温めるようにしましょう。


    (参考出典)
    岡山中央病院
    加藤外科産婦人科・乳腺クリニック
    白金高輪海老根助産院
    平針北クリニック
    平田クリニック
    ひらしま産婦人科

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