「抱っこ紐」人気メーカー全商品比較―エルゴ、アップリカ、ベビービョルン他―

日本国内で「抱っこ紐」を販売している、エルゴベビー、アップリカ、ベビービョルン、コンビの人気4大ブランドの全商品を一覧表にして比較します。(2019年4月現在の最新比較です。)

「抱っこ紐」の比較方法

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4ブランドの抱っこ紐について「価格」「対象年齢」「抱き方」「メッシュ素材」の4要素を比較していきますので、購入する際の参考にしてください。

1.価格

安いにこしたことはありませんが、機能性の高い抱っこ紐はどうしても高価です。

そのため値段と機能のバランスで納得のいくものを選びましょう。

なお、一覧表に記載の価格は2019年4月4日現在のamazonにおける販売価格です。
(amazonにて販売がない場合にはメーカー価格を掲載)

2.対象年齢

抱っこ紐の対象年齢は、主に「0か月」の新生児から使えるものと、「生後1か月」から使えるもの、そして首が据わった「生後4か月」から使えるものがあります。

また、意外に見落しがちですが、抱っこ紐には必ず体重制限があり、主に「15kg」まで使えるものと「20kg」まで使えるものの2種類があります。

どれだけ長い期間使えるかも比較のポイントになります。

3.抱き方

抱っこ紐を使ってできる抱き方は5通りあります。

対面抱き
赤ちゃんとママの顔が正面で向かい合う縦抱きです。
サポーター(インナーなど)を使うことで新生児でも抱っこすることができます。
前向き抱き
同じく縦抱きですが、赤ちゃんの顔はママの方ではなく歩く方向を向きます。
おんぶ
赤ちゃんを背負います。家事をするときに便利です。
首が据わる4か月か6か月以降からの対応となります。
腰抱き
対面抱きから、左(または右)の腰へずらした縦抱きです。
肩紐でさっと抱っこする時に使います。
6か月以降から対応となります。
横抱き
授乳と時と同じような横抱きです。
首に負担がかからないため新生児を安全に運ぶことができます。

4.メッシュ素材

抱っこ紐を冬と夏のどちらの季節に合せて買うかと言えば、断然、です。

冬の寒さは、ブランケットなどで覆えば何とでもなります。

一方で、蒸し暑い日は、抱っこ紐で体を密着させていると、赤ちゃんもママもたくさん汗をかきます。

抱っこすること自体が嫌になります。

そのため、通気性の良いメッシュ素材を選ぶのがおすすめです。

メッシュは、主に3か所に使われます。

赤ちゃんの背中が当たる部分と、肩ベルトの内側、そして腰ベルトの内側です。

この3か所の内、使われている箇所が多いほど、値段が高くなります。

抱っこ紐・メーカー別全商品一覧

1.エルゴベビー(ergobaby)

抱っこ紐の人気NO1海外ブランド言えば「エルゴベビー」です。

しかし、日本人向けの商品も開発されており、特に肩紐をクロスして着用することができます。

対応しているのはADAPTシリーズとオムニ360シリーズです。(オムニ360クールエアは対応していない。)

肩幅が狭い小柄な人でも肩紐がずり落ちるストレスがなくなるので日本人女性には嬉しい機能です。

新生児を抱っこするときにインサートが必要だったオリジナルシリーズと360シリーズの新商品はなく、今後はインサート不要のADAPTシリーズとオムニ360シリーズに集約されていくようです。

シリーズ名価格対象抱き方メッシュ素材

ADAPT
12958円0ヵ月~
(20kgまで)
対面・おんぶ・腰なし

ADAPT
クールエアー
26998円0ヵ月~
(20kgまで)
対面・おんぶ・腰背中・肩紐

オムニ360
28080円0ヵ月~
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ・腰なし

オムニ360
クールエアー
31320円0ヵ月~
(20kgまで)
対面・前向・おんぶ・腰背中・肩紐・腰紐

Original
10800円4ヵ月~*
(20kgまで)
対面・おんぶ・腰なし

Organic
168004ヵ月~*
(20kgまで)
対面・おんぶ・腰なし(オーガニック綿)

360
19800円4ヵ月~*
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ・腰なし

360
クールエア
19980円4ヵ月~*
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ・腰背中・肩紐・腰紐

* 別売りのインサートを使えば「0か月」から使用可能

2.アップリカ(Aprica)

言わずと知れた日本のナンバーワン抱っこ紐メーカーです。

アップリカの抱っこ紐は、4か月未満までは横抱きのみの対応でしたが、新商品の「コアラ」シリーズの登場によって生後14日から縦抱きもできるようになりました。

その他、前抱っこ、おんぶ、横抱きとあらゆる抱き方に対応しています。

また、CTS(キャリートラベリングシステム)対応商品は、肩ベルトを外さずにベビーカーに乗せ換えることができます。

シリーズ名価格対象抱き方メッシュ素材

コアラ
21600円0か月~
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ・横背中・肩紐・腰紐

コアラ
メッシュプラス
23758円0か月~
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ・横背中・肩紐・腰紐
(オールメッシュ)

コランCTS
リュクス
12500円生後14日~
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ背中・肩紐・腰紐*

コランCTS
コンフォート
8423円生後14日~
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ背中・肩紐・腰紐

コランCTS
12500円生後14日~
(15kgまで)
対面・前向・おんぶなし

コランハグ
リュクス
21,600円生後14日~**
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ・横・腰背中・肩紐・腰紐*

コランハグ
コンフォート
9800円生後14日~**
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ・横・腰背中・肩紐・腰紐

コランハグ
6750円生後14日~**
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ・横・腰なし

* 一部に速乾素材「クールマックス」を使用
** 4か月未満は横抱きのみ対応

3.ベビービョルン(BABY BJORN)

ベビービョルンは、スウェーデンのベビー用品メーカーで世界中に愛用者がいます。

中でも抱っこ紐はベビービョルンが最も得意とする製品で40年前から作り続けています。

日本での人気も年々高まり、ついに今年は日本市場向けに日本人の体格にあった商品が販売されました。

シリーズ名価格対象抱き方メッシュ素材

ベビーキャリア
ONE KAI
19438円1か月~
(15kgまで)
対面・前向・おんぶなし

ベビーキャリア
ONE KAI Air
23758円1か月~(15kgまで)対面・前向・おんぶ背中・肩紐・腰紐

ベビーキャリア
WE Air
15800円1か月~
(15kgまで)
対面・おんぶ背中・肩紐・腰紐

ベビーキャリア
MINI
7363円1か月~
(11kgまで)
対面・前向なし

ベビーキャリア
MINI AIR
9629円1か月~
(11kgまで)
対面・前向背中・肩紐・腰紐

ベビーキャリア
MINI 3Dジャージ
10806円1か月~
(11kgまで)
対面・前向背中・肩紐・腰紐
メッシュ生地の上にジャージ生地を張っている

4.コンビ(Combi)

コンビは「ニンナナンナ」ブランドで抱っこ紐を販売していましたが、同ブランドはなくなり、現在は1種類のみ抱っこ紐を取り扱っています。

シリーズ名価格対象抱き方メッシュ素材

ジョインEL-E
6980円4か月~*
(15kgまで)
対面・前向・おんぶなし(メッシュ選択可)

* 別売りのインファンとシートで生後1か月から利用可能

結局おすすめの抱っこ紐はどれ?

筆者は実際に5年前に子供が誕生したことをきっかけに2つの抱っこ紐を買い、それから毎年、抱っこ紐の商品比較をcawaikuにて行ってきました。

そこから見えてきた最近のトレンドは大きく2つあります。

1つはオールメッシュ化

アップリカが夏の高温多湿な気候に合わせてメッシュ生地を使った商品を販売していましたが、海外メーカーのエルゴもベビービョルンも日本の市場に合わせて、ここ数年でオールメッシュタイプの商品を続々と投入してきています。

2つ目は、新生児の縦抱きでインサート不要

もともとエルゴベビーの商品はインサートを使って新生児を縦抱きするという仕様でした。

また、アップリカもインサートは使わないものの4か月未満の赤ちゃんは横抱きのみの商品展開となっていました。

しかし、インサート不要で新生児の縦抱きができるベビービョルンが人気となり、エルゴベビーでは「アダプト」、「オムニ360」というインサート不要の商品を続々と販売してきました。

そして、アップリカは横抱きにこだわっていたのですが、新生児はともかく生後3か月でも横抱きを強いられるというのは、親のニーズとはずれていましたし、エルゴとべビービョルンの人気に押されて、ついに新生児の縦抱きが可能な「コアラ」を販売し始めました。

ただし、「ホールディングパット」と言う、事実上のインサートを付ける必要があるのが残念な点です。

また「コアラ」にも、こだわりの横抱き機能を入れているのですが、個人的には横抱き機能をなくして、インサートも不要の低価格な「コアラ」をラインナップしたほうが間違いなく売れると思います。

と言うわけで、おすすめしたいのは以下の3つの条件を満たす抱っこ紐です。

1.オールメッシュ
2.インサートなしで新生児から縦抱き可
3.価格が安い

具体的にはエルゴの「オムニ360クールエア」、ベビービョルンの「ONE KAI Air」となります。

(ベビービョルンの「MINI AIR」と「WE AIR」も縦抱き可能なオールメッシュなのですが、「MINI AIR」は12か月までしか使えない、「WE AIR」は生産終了したのかほぼ手に入らないため除外しています。)

価格は2019年4月現在で、「オムニ360クールエア」が31320円、「ONE KAI Air」が23758円となります。

エルゴは8000円も高いのですが、体重制限が20kgまでとなっており48か月頃まで使えます。

ベビービョルンは15kgで36か月頃までです。

使用期間が長い分を考えると高くはないのですが、さすがに3歳を過ぎると使用することがかなり少なくなるため、「ONE KAI Air」でも十分かなと思います。

ただし、男の子で遺伝的に体重が大きくなりそうな赤ちゃんであればエルゴをおすすめします。

ベビーキャリア ONE KAI Air

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