2018年版「抱っこ紐」人気メーカー全商品比較―エルゴ、アップリカ、他―

日本国内で「抱っこ紐」を販売している、エルゴベビー、アップリカ、ベビービョルン、コンビの人気4大ブランドの全商品を一覧表にして比較します。

「抱っこ紐」の比較方法

0-baby27
4ブランドの抱っこ紐について「価格」「対象年齢」「抱き方」「メッシュ素材」の4要素を比較していきますので、購入する際の参考にしてください。

1.価格

安いにこしたことはありませんが、機能性の高い抱っこ紐はどうしても高価です。

そのため値段と機能のバランスで納得のいくものを選びましょう。

なお、一覧表に記載の価格は2018年3月5日現在のamazonにおける販売価格です。
(amazonにて販売がない場合にはメーカー価格を掲載)

2.対象年齢

抱っこ紐の対象年齢は、主に「0か月」の新生児から使えるものと、「生後1か月」から使えるもの、そして首が据わった「生後4か月」から使えるものがあります。

また、意外に見落しがちですが、抱っこ紐には必ず体重制限があり、主に「15kg」まで使えるものと「20kg」まで使えるものの2種類があります。

どれだけ長い期間使えるかも比較のポイントになります。

3.抱き方

抱っこ紐を使ってできる抱き方は5通りあります。

対面抱き
赤ちゃんとママの顔が正面で向かい合う縦抱きです。
サポーター(インナーなど)を使うことで新生児でも抱っこすることができます。
前向き抱き
同じく縦抱きですが、赤ちゃんの顔はママの方ではなく歩く方向を向きます。
おんぶ
赤ちゃんを背負います。家事をするときに便利です。
首が据わる4か月か6か月以降からの対応となります。
腰抱き
対面抱きから、左(または右)の腰へずらした縦抱きです。
肩紐でさっと抱っこする時に使います。
6か月以降から対応となります。
横抱き
授乳と時と同じような横抱きです。
首に負担がかからないため新生児を安全に運ぶことができます。

4.メッシュ素材

抱っこ紐を冬と夏のどちらの季節に合せて買うかと言えば、断然、です。

冬の寒さは、ブランケットなどで覆えば何とでもなります。

一方で、蒸し暑い日は、抱っこ紐で体を密着させていると、赤ちゃんもママもたくさん汗をかきます。

抱っこすること自体が嫌になります。

そのため、通気性の良いメッシュ素材を選ぶのがおすすめです。

メッシュは、主に3か所に使われます。

赤ちゃんの背中が当たる部分と、肩ベルトの内側、そして腰ベルトの内側です。

この3か所の内、使われている箇所が多いほど、値段が高くなります。

抱っこ紐・メーカー別全商品一覧

1.エルゴベビー(ergobaby)

抱っこ紐の人気NO1海外ブランド言えば「エルゴベビー」です。

しかし、日本人向けの商品も開発されており、特に肩紐をクロスして着用することができます。

対応しているのはADAPTとオムニ360です。

肩幅が狭い小柄な人でも肩紐がずり落ちるストレスがなくなるので日本人女性には嬉しい機能です。

シリーズ名価格対象抱き方メッシュ素材

ADAPT
23760円0ヵ月~
(20kgまで)
対面・おんぶ・腰なし

ADAPT
クールエアー
24840円0ヵ月~
(20kgまで)
対面・おんぶ・腰背中・肩紐

360
28080円4ヵ月~*
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ・腰なし

360
クールエア
19500円4ヵ月~*
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ・腰背中・肩紐・腰紐

オムニ360
16200円0ヵ月~
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ・腰なし

Original
10800円4ヵ月~*
(20kgまで)
対面・おんぶ・腰なし

Organic
180004ヵ月~*
(20kgまで)
対面・おんぶ・腰なし(オーガニック綿)

Organic Bundle of Joy
18000円0ヵ月~
(20kgまで)
対面・おんぶ・腰**なし

* 別売りのインサートを使えば「0か月」から使用可能
** Organic Bundle of Joyは、オーガニックコットンのインサートとのセットアイテムです。

2.アップリカ(Aprica)

言わずと知れた日本のナンバーワン抱っこ紐メーカーです。

アップリカ製品の特長は、首が座る4か月未満までは新生児シートを使って生後0カ月から横抱きすることができることです。

前抱っこ、おんぶ、横抱きとあらゆる抱き方に対応しています。

また、CTS(キャリートラベリングシステム)対応商品は、肩ベルトを外さずにベビーカーに乗せ換えることができます。

シリーズ名価格対象抱き方メッシュ素材

コランCTS
リュクス
18360円生後14日~
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ背中・肩紐・腰紐*

コランCTS
コンフォート
14000円生後14日~
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ背中・肩紐・腰紐

コランCTS
12000円生後14日~
(15kgまで)
対面・前向・おんぶなし

コランハグ
リュクス
21,600円生後14日~**
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ・横・腰背中・肩紐・腰紐*

コランハグ
コンフォート
19440円生後14日~**
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ・横・腰背中・肩紐・腰紐

コランハグ
19440円生後14日~**
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ・横・腰なし

コランハグ
ライト
11880円生後14日~**
(15kgまで)
対面・前向・おんぶ・横・腰***背中・腰紐

* 一部に速乾素材「クールマックス」を使用
** 4か月未満は横抱きのみ対応
***コランハグライトは新生児シートのセット商品

3.ベビービョルン(BABY BJORN)

ベビービョルンは、スウェーデンのベビー用品メーカーで世界中に愛用者がいます。

中でも抱っこ紐はベビービョルンが最も得意とする製品で40年前から作り続けています。

日本での人気も年々高まり、ついに今年は日本市場向けに日本人の体格にあった商品が販売されました。

シリーズ名価格対象抱き方メッシュ素材

ベビーキャリア
ONE KAI
19440円1か月~
(15kgまで)
対面・前向・おんぶなし

ベビーキャリア
ONE KAI Air
23760円1か月~(15kgまで)対面・前向・おんぶ背中・肩紐・腰紐

ベビーキャリア
WE Air
15517円1か月~
(15kgまで)
対面・おんぶ背中・肩紐・腰紐

ベビーキャリア
オリジナル
6680円1か月~
(11kgまで)
対面・前向なし

ベビーキャリア
オリジナルAir
9629円1か月~
(11kgまで)
対面・前向背中・肩紐・腰紐

4.コンビ(Combi)

コンビは「ニンナナンナ」ブランドで抱っこ紐を販売していましたが、同ブランドはなくなり、現在は1種類のみ抱っこ紐を取り扱っています。

シリーズ名価格対象抱き方メッシュ素材

ジョインEL-E
12960円4か月~*
(15kgまで)
対面・前向・おんぶなし(メッシュ選択可)

* 別売りのインファンとシートで生後1か月から利用可能

結局おすすめの抱っこ紐はどれ?

筆者は4年前に出産祝いでもらったベビービョルンの「オリジナル」と、自分で買ったアプリカの「コラン」を持っています。

古い「コラン」で横抱きができないため、1人目も2人目も、首が座るまで「オリジナル」を使い、月齢4か月以降は「コラン」を使っています。

まず、赤ちゃんが誕生して初めて抱っこ紐を購入する場合のポイントとしては、新生児を抱っこする際に、「対面抱き」にするか「横抱き」にするかという点です。

「横抱き」を推しているアップリカでは、「横抱き」の方が自然な基本姿勢であるとしています。

確かに新生児の頭のぐらつきを考えると「横抱き」は安心感があります。

しかし、実際に使ってみると、足元が見えづらく、両手の自由度も制約されるため、「転倒」の危険性を考慮すると「対面抱き」より安全とは言い切れません。

また、体重は3か月で2倍にもなるため体に密着していないぶん肩の負担も余計に増します。

つまり「横抱き」も「縦抱きも」一長一短で、どちらも安全基準は満たしていますからあとは好みで選びましょう。

個人的には、ベビービョルンの「オリジナル」を使っていてので、新生児は「対面抱き」タイプが簡単で良いと思います。

次のポイントはメッシュ生地があるかどうかです。

筆者が使っている古い「コラン」は背中だけメッシュが付いているのですが、夏場は腰も肩も相当に蒸れるので、全面メッシュにすべきだったと後悔しています。

ということで、新生児から使えて、縦抱き・全面メッシュの抱っこ紐というと以下の6点になります。

エルゴベビー「ADAPTクールエア」
エルゴベビー「360クールエア」
アップリカ「コランCTS コンフォート」
ベビービョルン「オリジナル AIR」
ベビービョルン「ONE KAI AIR」
ベビービョルン「WE AIR」

この中では、「オリジナル AIR」だけが14カ月までしか使えないため落ちます。

さらに「360クールエア」も新生児の時は別売りのシートが必要なので落ちます。

アップリカ「コランCTS コンフォート」については、アップリカのベビーカーを使用している場合には、機能を最大限に使えるようになるのでおすすめです。

しかし、それ以外の人にとってはインナーシートを使う手間あるので選択肢から外れます。

「ADAPTクールエア」「ONE KAI AIR」「WE AIR」の3択になりました。

まず、「ADAPTクールエア」は28000円と値段が最も高いのですが体重制限が20kgまでとなっていて、約48カ月まで使えます。

3歳になると、ベビーカーを持っていくことがほぼなくなりますが、抱っこは意外と求められますよね?

なので4歳まで使えるのは、結構お得だと思います。

ベビービョルンは36カ月までですが、素材が全てメッシュになっていてより通気性に優れています。また、「ONE KAI AIR」であれば立ったままで抱っこからおんぶに変えることができます。

どちらも良い点があり決め手がありません。あとは好みのデザインで選ぶしかないでしょう。

なお、値段で選ぶなら「WE AIR」が15000円と最もお手頃です。


【ベビービョルン】ベビーキャリアWE Air