生後８ヶ月の平均値（身長・体重・身長と体重の増加量）

生後８か月目の赤ちゃんの身長と体重に関するデータを掲載しています。

平均的な身長の伸び方、体重の増え方などが一目でわかります。

ママの離乳食作りや母乳育児の参考にしてください。

生後８ヶ月目の赤ちゃんの身長と体重

以下のデータは厚生労働省「平成２２年乳幼児身体発育調査」に基づいて作成しています。

１．平均身長（中央値）

生後８か月目の赤ちゃんにおける身長の中央値は以下の通りです。

中央値とは、生後８か月の赤ちゃん全員を背の低い方から順番に並べて、ちょうど真ん中にきた赤ちゃんの身長を意味します。

もし、男女別に１００人の生後８か月の赤ちゃんがいた場合、100人中95人の男の子は身長66.3cm～75.0cmの範囲で、100人中95人の女の子は身長64.4cm～73.2cmの範囲にいます。

２．身長の１か月間の伸び値

生後８か月目の赤ちゃんが１か月間に伸びる身長の量は以下の通りです。（※中央値から算出）

赤ちゃんは月齢が増えるにつれて、だんだんと身長が伸びない状態になってくることがわかります。

生後１か月間で平均4cm以上も身長が伸びていましたが、生後８か月前後では1cm強にまで伸びが落ち着いています。

３．平均体重（中央値）

生後８か月目の赤ちゃんにおける体重の中央値は以下の通りです。

中央値とは、生後８か月の赤ちゃん全員を体重の軽いから順番に並べて、ちょうど真ん中にきた赤ちゃんの体重を意味します。

もし、男女別に１００人の生後８か月の赤ちゃんがいた場合、100人中95人の男の子は体重6.96kg～10.14kgの範囲に、100人中95人の女の子は体重6.53kg～9.63kgの範囲にいます。

４．体重の増加量

生後８か月目の赤ちゃんにおける体重の平均増加量は以下の通りです。（※中央値から算出）

赤ちゃんの体重増加量は月齢が上がるにつれてどんどん増えない状態になり、生後８か月前後は1日7g程度まで下がってしまうことがわかります。

なお、紹介した身長・体重の数値はあくまで平均値（または中央値）です。

成長には個人差があり、母乳やミルクを飲む量にも個人差があります。また、成長段階によって急に飲む量が増える時期や、減る時期もあります。

赤ちゃんの成長に気になる点があれば、医師や助産師に相談しましょう。