赤ちゃん・幼児におすすめの英語の絵本を紹介します。
小さな子供でも楽しく英語を学べる絵本を使って英語に親しみましょう。
その後の英語への抵抗感や苦手意識を感じることが少なくなるかもしれません。
英語の絵本の選び方
1.まずはABCを知ることから
初めはアルファベットを認識しやすいよう、大きな表記でABCが書かれたものを選びましょう。
アルファベットが絵本から取り外しできるものや、発音が音で出るものは、ABCに親しみを持てる近道になります。
2.好きなキャラクターで興味を持たせる
ひらがなやカタカナに慣れ親しんでしまうと、ABCまで興味を持たないなんてこともあるかもしれません。
そんな時は、お子様の好きなキャラクターで興味を引いてもらうのもアイデアです。
ディズニープリンセス好きな娘は、ABCは二の次で、まずはプリンセスの絵本を見ることで徐々に英語に興味を持ち始めました。
3.段階を踏んでステップアップ
ABCに親しんだ後は、単語付きの絵本を、そして短めの文章の絵本へと徐々にステップアップしてみましょう。
パパやママが読み聞かせしてあげることで、耳から音で英語を吸収していきます。
英語が苦手であれば、CD付きや音で発音が聞ける絵本もありますので、正しい英語を耳から覚えることもできます。
英語の絵本【初めて編】
1.【小学館】ならべてあそぼう ABC
シンプルでカラフルな色彩のデザインが印象的な絵本で、アルファベットのピース遊びが楽しめます。
絵本の中には取り外しできるウレタン製のアルファベットが組み込まれており、取り出して英単語を自分で作ってみることができます。
目で見るだけでなく、手でアルファベットを触って形を認識することができるので、五感をたっぷりと刺激してくれる画期的な絵本です。
自分の名前をアルファベットで並べてみるのも、ABCに興味をもつ大きな一歩になるかもしれませんね。
2.【偕成社】メイシーちゃんのABC
仕掛けが楽しい赤ちゃんから楽しめる英語の絵本です。
例えば、アルファベットの「C」で水草の仕掛け絵を開くと「crab(かに)」が現れます。
アルファベットと生き物の単語を楽しみながら覚えていくことができます。
3.【偕成社】ボードブック ノンタンA・B・C
イラストがたっぷりでにぎやかな絵本です。
各単語の英語発音はひらがなで表記されているので、ひらがなを覚えたてのお子様でも自分で読んで発音してみることができます。
簡単なあいさつや反対言葉も学習できます。
4.【ポプラ社】こえでおぼえるミッキーのABC
アルファベットを紹介するページと、発音が音で聞こえるモジュールつきなので、正しい発音をすぐに聞くことができます。
モジュールからはABCの発音だけでなく、単語や数、あいさつ、歌も英語で収録され、聴くことができます。
CDはセットするひと手間がかかりますが、モジュールタイプは、本と一体化されすぐに聞くことができるのがポイントです。
英語の絵本【ABCに慣れてきたら】
5.【Disney Book Group】P is for Princess
女の子が大好きなディズニープリンセスが大集合し、アルファベットへの興味がさらに増すような一冊です。
1ページずつ各アルファベットで始まる単語が、めくり式の窓の下に隠れています。
白雪姫が楽しそうに王子様と話している『N』のページには、Noodle、Nuts、Napkinなどなど。
窓をめくる前に、「これはなんていう単語だったかな?」とクイズ形式で楽しんでみるのもよいですね。
6.【Random House Books for Young Readers】Dr. Seuss’s ABC
著者のDr.Seuss(ドクタースース)は、絵本作家としてとても有名で、アメリカの教室や児童図書館には必ず彼の絵本があり、彼の誕生日を学校で祝うほどです。
彼の特徴でもあるカラフルでユニークなキャラクターが、目でもたっぷりと楽しめる絵本です。
この絵本のお勧めポイントは、「BIG “B”」「little “b”」とアルファベットの大文字小文字を目で見て、口に出して言うことで自然に吸収できることです。
我が家の子供たちがABCを覚えたあとの本読みの練習に大活躍した一冊です。
7.【Houghton mifflin】MY FIRST Nursery Songs
一見、おさるのジョージの絵本ですが、童謡と楽譜が絵本感覚で楽しめる一冊です。
欧米の子守歌や童謡として親しまれている「メリーさんの羊」など全5曲が絵本風になっており、楽譜の音符がタマゴや羊、クッキーなどのイラストで描かれているのも、ユーモアたっぷりで遊び心があふれています。
CD付きなので、聴いて歌って、目で見て、読んでも楽しめます。
8.【Island Heritage】ABC’s OF Hawaii
主人公のマリコがハワイに住むおばあちゃんに会いに行き、お花の『レイ』を作りたいという夢が叶えられるかな?というお話です。
各ページ、A~Zまでのアルファベット順でお話が始まり、HはHula、DはDiamond Headとハワイらしい言葉がいっぱい出てきます。
マリコとおばあちゃんのほっこりするストーリーと、ハワイらしさたっぷりの情景を親子で楽しめる絵本です。
9.【HMH Books for young readers】Five Little Monkeys Jumping on the Bed
ママに「おやすみなさい」を言ったあとに、いたずらっ子の5匹の兄弟サルが、次から次へベッドの上でジャンプして騒ぎ、ベッドから落ちて、ママに怒られるという、単純ながらも思わずクスっと笑ってしまうストーリーです。
全ページにわたり、ほぼ同じフレーズの繰り返しなので、耳に残りやすく、とても読みやすい絵本です。
10.【Philmel Books】The Very Hungry Caterpillar
子供に大人気のおはなし、「はらぺこあおむし」の英語版です。
すでに日本語で読んだことがあれば、英語のお話でも理解しやすいかかもしれませんね。
日本語・英語バージョンを一冊ずつ揃え見比べることで「このフレーズは英語ではこんな風に言うんだね」なんて発見もできます。