レオ・レオニの絵本~読み聞かせにおすすめの5冊~

レオ=レオニさんが手がけた絵本の中で、子どもに読み聞かせを慕いえりすぐりの作品を紹介します。

レオ・レオニさんはどんな人?

プロフィール
1910年オランダのアムステルダムにて生まれる。叔父の影響で様々な芸術に囲まれて育ち、石膏デッサンなどを学ぶ。アメリカに亡命後、孫のために作った絵本『あおくんときいろちゃん』でデビュー、『スイミー ちいさいかしこいさかなのはなし』が日本の教科書に採用されるなど国際的に活躍。1999年死去。

レオ=レオニさんは色彩豊かな作品を数多く残しています。

最も有名な作品は言うまでもなく「スイミー」なのではないでしょうか。

小さくて力のないものでも、みんな集まってやってみればいろんなことができると教えてくれる名作であり、小学校の教科書にも掲載されている作品です。

その他にも、「フレデリック」や「アレクサンダーとぜんまいねずみ」など可愛らしいねずみが主人公の作品がいくつもあり、これらは、普段は意識しないけれど、本当はとても大切な「自然」や「友情」などにスポットライトを当てた作品となっています。

レオ=レオニさんは、子供にも分かるシンプルな物語の中で、これらの大切さを伝えてくれます。

レオ・レオニのおすすめ絵本

1.【至光社国際版絵本】あおくんときいろちゃん


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【翻訳者】藤田圭雄
【年齢】0歳~2歳
【あらすじ】「あおくん」は仲良しの「きいろちゃん」に会うため家に行くのですが、留守でした。あちこち探してようやく出会えると、嬉しくて「みどり」になりました。

「あおくんときいろちゃん」はレオ=レオニさんが孫のために描いた作品の一つとして知られています。

原色を使ったこの絵本は、0歳から年長さん頃まで幅広い世代に楽しんでもらう事が出来ます。

様々な色が登場して、変化していく色の様子に思わず見入ってしまう絵本です。

この作品では、「あおくん」「きいろちゃん」というキャラクター設定こそされていますが、顔や口などは描かれていません。

しかし、「あおくん」「きいろちゃん」が子供らしく喜んだり、泣いたりする様子から、読んでいて共感できる作品になっています。

また、お家なども黄色く塗り潰されたただの四角として描かれているため、ぱっと見でそれとは分からない抽象的なデザインの絵が続きます。

なので「あおくん」「きいろちゃん」の心情に寄り添って、読み方に変化をつけたほうが、子供は集中して聞いてくれることでしょう。

2.【好学社】フレデリック : ちょっとかわったのねずみのはなし


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【翻訳者】谷川俊太郎
【年齢】3歳~7歳頃
【あらすじ】冬支度のため、のねずみ達が食べ物を集めている中、フレデリックだけは「ひかり」や「いろ」、「ことば」を集めるのでした。

主人公のフレデリックは、コロンとした形が可愛らしいネズミです。

食べ物を集めないフレデリックは「冬支度をさぼっている」と他のネズミ達に思われています。

「なんで働かないのかな?」と子どもと一緒に考えながら読み進めると、話に聞き入ってくれます。

長い冬になり集めた食べ物が少なくなってくると、フレデリックが集めていた「おひさまのひかり」や「いろ」の素晴らしさにネズミたちは気が付いていきます。

みんなから腹を立てられていたフレデリックが、みんなを幸せにする姿を見て、子供は何かを感じてくれるに違いありません。

みんなと同じことができなくても、別のことで誰かのために役に立てるなら、そういう個性でもいいのではないか、と教えてくれる作品です。

3.【好学社】じぶんだけのいろ―いろいろさがしたカメレオンのはなし


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【翻訳者】谷川俊太郎
【年齢】2歳から5歳頃
【あらすじ】周りのものによって体の色が変わるカメレオン。1匹のカメレオンが他の生き物と同じように自分の色が欲しがりますが、うまくいきません。そんな時、もう1匹のカメレオンに出会います。

透き通るような色づかいが魅力的な作品です。

小さな子供にもわかりやすい色づかいなので、色を教えてあげながら読むことをおすすめします。

「どうして自分の色を持てないのだろうか」と、悲しむカメレオンは、年上のカメレオンに話を聴いてもらい、「それなら一緒にいよう、どんな色に変わったとしても僕と君はいつも同じ色でいられるよ」と言ってもらうことができます。

どんな環境にあっても、そばにいて共感してくれる人がいる、そのことが大切なのだと教えてくれる一冊です。

4.【好学社】アレクサンダとぜんまいねずみ―ともだちをみつけたねずみのはなし


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【翻訳者】谷川俊太郎
【年齢】4歳~7歳頃
【あらすじ】ネズミの「アレクサンダ」は、いつも人間たちに追い払われていました。一方、仲良くなったぜんまいねずみ「ウィリー」は人間にかわいがられていたので、アレクサンダはウィリーをうらやましく思います。そして、願いをかなえてくれると言うトカゲに「僕をぜんまいねずみにかえて」と頼むのでした。

自分より愛されていたり、大切にされていると感じて、友達のことが羨ましくなることは、大人にも子供にもあることではないでしょうか。

この絵本は、それでも友達のことを想って行動することの素晴らしさを教えてくれる一冊です。

アレクサンダは、ウィリーと同じぜんまいねずみになりたいと願うつもりでいましたが、ごみ箱に捨てられてしまった友達のウィリーを助ける願いごとを選択します。

これからも人間たちに追われる日々が続くかもしれませんが、アレクサンダはそれでよかったのです。

2匹の友情の物語を通じて、友達がずっとそばにいてくれることが本当の幸せなのだと気づかせてくれます。

5.【好学社】ねずみのつきめくり


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【詩】谷川俊太郎
【年齢】2歳~5歳
【あらすじ】のねずみたちが季節の移ろいに合わせた生活を楽しんでいきます。

のねずみシリーズの一冊。

レオ=レオニが描いたのねずみたちの12か月のイラストに、谷川俊太郎さんが詩をつけた本です。

ころんとしたのねずみたちが、季節ごとの魅力を伝えてくれます。

新年の仮装をしたり、夏のちょうちょうの羽を付けたのねずみの絵はとくにキュート。

谷川さんの詩はリズムがよく、わかりやすい言葉づかいでつづられています。

六月の「ぼくはぼく わたしはわたし それがいちばんすばらしい」という言葉が胸に染みいります。

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