日本国内で販売されている液体ミルクの商品の一覧を掲載しています。
また、液体ミルクの特徴についても解説しています。
液体ミルク【商品一覧】
商品名 | メーカー | 価格 | 容量 | 賞味期限 | 包装 |
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![]() ![]() アイクレオ 赤ちゃんミルク ![]() | グリコ | 216円 | 125ml | 6か月 | 紙パック |
ほほえみ らくらくミルク (4月上旬から発売) | 明治 | 232円 | 240ml | 1年 | 缶 |
2019年3月22日現在、日本国内で販売されている液体ミルクは、上記に掲載しているアイクレオのみとなります。
2019年4月上旬に明治より「明治ほほえみ らくらくミルク」が発売される予定です。
日本国内で液体ミルクの販売可能になる法令が施行されたのは2018年8月で、多くのメーカーはまだ開発中の段階となっています。
液体ミルクの商品数が増えないことには値段も下がってきませんので、日本中のママ・パパたちが1日でも早く多くの商品が販売されることを願っていることでしょう。
液体ミルクとは?~特徴を知っておこう!~
液体ミルク(調整液状乳)の特徴についておさらいしましょう。
1.調乳の手間なく常温でミルクを飲ませることができる
液体ミルクの最大の特徴は、何と言ってもその手軽さです。
粉ミルクのように熱湯を沸かして調乳し、冷ますという手間がありません。
牛乳のように包装容器を開封すれば、赤ちゃんにそのまま飲ませることができます。
ストローを刺して飲ませることはもちろんですが、哺乳瓶に直接移し入れて、乳首から飲ませることもできます。
なお哺乳瓶を使う場合には、事前に哺乳瓶を消毒して清潔にしておく必要があります。
この点は粉ミルクと同じです。
2.災害用の備蓄品として優れている
震災が発生した場合には、ガスや電気の供給が一時的にストップし、熱湯を沸かすことができなくなる可能性があるため、粉ミルクを調乳することが難しくなります。
こうした事態を考慮して、カセット式のガスコンロなどを備えて置く必要があります。
しかし、液体ミルクであれば、常温のまま飲ませることができるため、お湯を沸かすなどの負担がなく、安心して赤ちゃんにミルクを飲ませることができます。
また、賞味期限についても商品ごとに異なりますが、常温で6か月や1年など長期保存が可能であるため、災害用の備蓄に最適です。
なお、開封後は直ちに飲む必要があります。
3.栄養価は粉ミルクと同じ
粉ミルクと液体ミルクの栄養成分に違いはありません。
厚労省の定めた規格基準でも粉ミルク(調製粉乳)と液体ミルク(調整液状乳)は原材料や添加物に同じ基準を採用しているため、実質的に栄養成分に顕著な差異はありません。
4.値段が高い
液体ミルクと粉ミルクの最大の違いの1つに値段があります。
粉ミルクと異なり輸送コストなどが上昇するため、値段は必然的に高くなります。
現在、販売されているグリコのアイクレオで比較すると以下の通りです。
粉ミルク | アイクレオのバランスミルク | 約50円 |
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液体ミルク | アイクレオ赤ちゃんミルク | 約170円 |
実に3倍以上もの価格差があります。
やはり日常的に液体ミルクを使うのは家計の大きな負担となります。
それでも旅行などの外出時にはとても便利なので、多くのママ・パパが使うことになるでしょう。