目次
生後2か月の赤ちゃんの生活リズムについて解説します。
1日の生活スケジュール例や、この時期の赤ちゃんの生活に取り入れたいことなどを紹介します。
1日の生活スケジュール【生後2ヶ月の事例】
※下記の表は生活リズムの一例であり、赤ちゃんによって大きく個人差があります。
0:00~2:00 | 睡眠 |
2:00~2:30 | 授乳 |
2:30~5:00 | 睡眠 |
5:00~5:30 | 授乳 |
5:30~8:00 | 睡眠 |
8:00~8:30 | 授乳 |
8:30~9:30 | 遊び |
9:30~11:00 | 睡眠 |
11:00~11:30 | 授乳 |
11:30~12:30 | 遊び・散歩 |
12:30~14:00 | 睡眠 |
14:00~14:30 | 授乳 |
14:30~15:00 | 遊び |
15:00~17:00 | 睡眠 |
17:00~17:30 | 授乳 |
17:30~17:45 | 入浴 |
17:45~20:00 | 睡眠 |
20:00~20:30 | 授乳 |
20:30~23:00 | 睡眠 |
23:00~23:30 | 授乳 |
23:30~24:00 | 睡眠 |
授乳回数 : 8~12回
ミルク : 120ml前後を6~7回
生後2ヶ月の生活リズムの特徴
1.授乳は3~4時間に1回の間隔に
この時期の赤ちゃんもおっぱいは欲しがるだけ与えます。
しかし、赤ちゃんの体重は生後2ヶ月の間には出生時の2倍近くまで増えるため、当然、1度に飲める量も増加しています。
長時間お腹が満たされる状態が続くため、泣いて欲しがる間隔も長くなってきます。
時間帯によっては4時間以上飲まなくても過ごせるようになる赤ちゃんも出てきます。
2.昼間に起きている時間が多くなる
生まれたばかりの赤ちゃんの睡眠時間は20時間もありますが、眠りの浅い「レム睡眠」の割合が多い状態です。
しかし、成長とともに「ウトウト」と眠るレム睡眠が少なくって、生後2か月頃には日中に起きている時間も増えて、自分の手や部屋を眺める様子が見られるようになってきます。
3.夜にまとまって眠る赤ちゃんも
生後2か月頃になると昼と夜の区別がつきはじめる赤ちゃんも増えてきます。
日中に起きている時間が長くなっている分、夜にまとめて眠る赤ちゃんも現れはじめて、夜中の授乳が1~2回で済むこともあります。
ただし、夜中の授乳回数は個人差が大きく、新生児期と同じように2時間に1回おっぱいを求めて夜泣きをする赤ちゃんもいます。
なお、赤ちゃんが夜泣きをする原因は、おっぱいやおむつだけでなく、「暑い」「寒い」といった理由も考えられます。
夜泣きをすることが多い場合には、その赤ちゃんにとって着ている服装が暑すぎたり、寒すぎたりしてないか疑ってみましょう。
体が大きくなって皮下脂肪がついてくると、大人の感じている気温よりも暑いと感じる赤ちゃんもいます。
暑いと感じていると喉も乾くため授乳の回数が増えがちです。
生後2ヶ月の生活に取り入れよう
生後2か月の赤ちゃんのお世話をしていく中で、生活リズムに取り入れてあげたいことを紹介します。
1.お散歩を始めよう
生後1か月から外気浴を始めているのであれば、生後2か月ではお散歩を始めていてもよい時期です。
抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこをしたり、リクライニングのできるA型ベビーカーに赤ちゃんを乗せて、近所の公園などをお散歩します。
ただし、生後2か月の赤ちゃんは、まだ首が座っていないため、ベビーカーや抱っこでの移動は体に負担がかかります。
散歩の時間は30分くらいから始めて、徐々に長くしていきます。
どんなに長くても1時間以内に終えて、ベビーカーや抱っこ紐から降ろして赤ちゃんを休ませてあげましょう。
また、赤ちゃんの皮膚は薄くて紫外線の影響を受けやすいため、日傘を射したり、ベビーカーのサンシェードを使って、強い日差しが当たるのを防ぎましょう。
2.赤ちゃんと遊んでみよう
日中に起きている時間も増えてくるため、機嫌が良さそうであればママやパパと遊びましょう。
生後2か月では、動くものを追視するだけでなく、興味があるものを握ることもできるようになってきます。
音の出るガラガラや人形など持たせて遊ばせることができるでしょう。
色々なものを握ることで、手のひらや指先の感覚を刺激することができます。
さらに生後2か月頃は表情もだんだんと豊かになってくるため、ママやパパが抱っこしたり、歌を歌うなどしてあやすと嬉しそうな表情を見せてくれることがあります。
3.声かけでコミュニケーションしよう
生後2か月頃からは、周囲で起きていることに対する興味も出始めて、ママやパパの声掛けにも反応が現れてきます。
これまでも、赤ちゃんに対して、様々な声掛けをしてきたかと思いますが、より意識して積極的にお話をしてあげましょう。
大人の言葉で話すだけでなく、赤ちゃんが「あー」「うー」と言ったら、真似をして「あー」「うー」と返してあげるものよいでしょう。