目次
埼玉県にあるさめじまボンディングクリニックで出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
忘れもしない悪阻真っ最中での時の健診です。
「飲めない・食べられない」で自力で歩く事も不可能だった私は車イスにのり別室で順番を待たせてもらっていました。
しかしもうしんどさのピークを超えてしまい、過呼吸をおこしてしまいました。
その時に看護師さんたちがさすってくれたり、袋を持ってきて口にあててくれたりしました。
手足も硬直してしまい3人がかりで支えてもらいました。
それから早めに診察に通してもらえてその後は点滴してもらいました。
2.お産の体験
予定日を3日すぎていたので毎日通院していました。
予定日が過ぎたら早めに外に出してあげた方がいいということで、その日は午前中に健診をし、計画出産をするための入院手続きをしていました。
手続きも終わりちょうどお昼頃だったので外でランチをしていました。
お店でトイレに立った時でした。何かが流れでる感じがし、急いでトイレに行き確認したところ水みたいなおりものみたいなものがちょろちょろでてきました。
「破水?」と思いましたがネットで調べていた破水は洪水のように出ると書いてあったので破水したとすぐには思いませんでした。
だんだんと量が増えナプキンしていても足らない感じになってしまいすぐに病院に連絡して向かいました。
結果、破水でそのままバルーンをいれることに。
午後2時頃に陣痛室に入り、午後6時には自然にバルーンも抜け子宮口も7センチになったので、歩けるうちにと分娩室へ移りました。
初産なのに早いと言われこのままだと今日中か日付またいだくらいに生まれるとのことでした。
しかし、そこから全く進まず、陣痛の間隔だけが短くなっていき辛くて野たれ回っていました。
何度内診してもらっても「まだまだ」と言われ、でもいきみたい衝動に駆られていました。
朝になり交代できてくれた看護師さんが診てくれたら赤ちゃんが旋回異常かもとのこと。
すぐに先生を呼んでくれてエコーをしてみたら、旋回を間違えて斜めで止まってしまってるとのことでした。
また、逆回りできてるから骨が当たってすごく痛いとも言われました。
そして、帝王切開か吸引分娩のどちらかじゃないと無理だと言われました。
迷いに迷って吸引分娩で進めました。
そこからがまた長くかかり、促進剤を使っても子宮口が全開にならず、会陰切開を深くして引っ張り出してもらいました。
無痛にしてくれたのですが脚の力が入らなくなっただけでちっとも無痛ではありませんでした。
力が入らないためお腹の上に3人ほどの助産師たちがのって押し出し先生が吸引して引っ張り出してもらいました。
難産でした。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
すぐにカンガルーケアで赤ちゃんをのせてもらえたのですが、出血がすごく多くて、正直寒くて寒くて抱きしめてあげることも出来ず、あまり覚えていません。
ただ1つだけ覚えてるのは感動とかよりも、この先、赤ちゃんとの世話をする責任で不安な気持ちになりました。
4.入院中の体験
入院中にアロママッサージを受けることができ、とてもリラックス出来て気持ちよかったです。
最初は会陰切開の傷も痛くてそんな気分になれなかったのですが、やっていただいてみたら気持ちよく、眠ってしまいました。
凝ってるところなどを重点に好きな香りのアロマオイルで全身マッサージ。
すぐ母子同室だったのでほとんど寝ずに過ごしていたので気分が一気にはれました。
やっぱりこの病院選んで正解だったと思いました。
5.さめじまボンディングクリニックで産んで「よかったな!」と思う体験
4Dで赤ちゃんの様子を見せてくれて、その映像をUSBに録画してくれて自宅でいつでもみられることができ、思い出の品となりました。(USBは有料です。)
悪阻もひどくお産も難産で最初から最後まで吐き続けての出産でしたが看護師さんに優しく励ましてもらい支えてもらいました。
先生、スタッフの方達がとても良い人たちなので、この産院で出産できて本当に良かったと思います。
産後のアロママッサージは本当によかったです。
6.通院・入院中の「残念」な体験
残念だと思ったのは予約制なのにその通りにいかず、30分単位でのずれならまだしも1時間、2時間待ちがほとんどでした。
予約の意味あるのかな?と思いました。
あと悪阻がひどく自力で歩くことも不可能だったので入院させてもらいたかったのですが人気病院のため空き部屋、空きベッドがなかったことです。
さめじまボンディングクリニックについて
2017年2月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
以下の理由でこちらの病院を選びました。
・院内(入院するお部屋も)がホテルみたいな感じで綺麗だったため
・不妊治療をしていて妊婦さんと会わないように診察は産科と婦人科で待合室が別だったため
・出産後すぐ母子同室でいいなと思ったため
・出産時、入院の部屋は全室個室だったため
・産後アロママッサージをうけられるため
・出産時の入院セットもらえる内容が充実していて自分で用意するものがあまりなかったので
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
診察の予約をとるのですが、人気の病院であるため2時間以上待つ事もありました。
3.費用はどれくらい?
健診は平均5千円ほどでした。
入院、分娩は前金で15万円でしたが私の場合出産時の処置が増えてしまい6万円ほど追加でかかってしまいました。
4.主治医の先生はどんな人?
その日によって診てくれる先生がばらばらのため主治医はいないのですが、出産時に大変お世話になった先生はとても優しく安心させるように話しかけ続けてくれました。
赤ちゃんが旋回異常で降りてこれず、帝王切開か無痛での吸引分娩かの選択になり、吸引分娩を選びました。
こちらの病院では普段、無痛はしていないのですが、たまたま無痛ができる先生がこの病院の出勤日だったので出来る事になりました。
しかし、予想と違って促進剤を使っても子宮口が開かず母体も危険になり始めた為、全開になっていなくてもお産へ進みました。
その時に先生は「ここからは私達の役目です、必ず無事に出します」と言ってくださりました。
とても頼りになる先生でした。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
赤ちゃんと私の命の恩人と言ってもいいくらいの方で、旋回異常をただ1人気づいてくれた方でした。
ずっと付きっ切りで励ましてくれたり、お世話をしてくれました。
お産が進まないため、陣痛のタイミングで手を入れて子宮口をさらに広げるなどしていただきました。
しかし、破水から始まったお産だったので、母体が感染し始めました。
破水から1日たってしまい、看護師さんが「よく頑張ったよ、もういいんじゃないかな、帝王切開でも、お母さん頑張ったよ」って言ってくださり、涙があふれ出ました。
下から産んであげたくてずっと我慢していましたがそう声かけしてくださり、涙を浮かべてくれました。
あの看護師さんがいなかったら私は乗り切れなかったと言い切れるくらい、本当に感謝しています。
6.入院中の食事はどうだった?
母乳育児推奨の病院だったので、母乳の出がよくなるというメニューでした。
薄味で私には物足りなかったです。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(〇)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(〇)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(〇)食事用のラウンジあり
(×)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな母乳指導された?
赤ちゃんの唇に乳首をあて、口を大きく開けたら乳輪あたりまでしっかり咥えさせるという指導がありました。
浅いと乳首が傷付いたりしてしまうと教わりました。
片方5分ずつを2回繰り返すと言われました。
10.新生児健診のタイミング
退院後2週間と生後1カ月にありました。