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意外と多い帝王切開での出産。
これから帝王切開での出産を予定しているママは、どんなお産になるのかと不安でドキドキしていることでしょう。
そこで、実際に帝王切開を先輩ママ達の貴重な体験記を紹介します。
帝王切開で出産したママの体験談
帝王切開は様々なケースで発生します。
そこでケース別にママの体験談を初会します。
くわしい体験記を読みたい場合は、各リンクから体験記のページに移動してください。
予定帝王切開で出産したママの体験談
予定帝王切開なので全てが予定通りなので安心してその日を迎える事ができました。
2回目なのでカラダが覚えていたのか硬膜外麻酔の際に力を入れすぎてなかなか針を入れられずにみなさんを困らせてしまいました。
こちらのママは1人目を帝王切開で出産していたため2人目が予定帝王切開となりました。
リラックスした雰囲気の中で希望通りのお産ができて幸せを感じることができたと振り返っています。
予定帝王切開だったので前日に入院でしました。
同じ病院で上の子をやはり帝王切開で出産していたので施設の説明は省かれました。
夜から絶飲食が個人的にはつらかったです。
こちらのママも1人目の出産が帝王切開だったため2人目は予定帝王切開となりました。
手術中、わたしは恐ろしくて恐ろしくて、痛くはないんだけど胸が圧迫されるようで苦しくて苦しくてずっとうなっていました。
このママも1人目に続いて2人目も帝王切開でしたが、慣れるということはなく、先生はとても優しかったが、手術自体はとにかく怖かったと振り返っています。
帝王切開予定日の数週間前にお尻に筋肉注射のような痛い注射を2回打たれました。
病院によって打つ病院と打たない病院があるようですが、ものすごく痛くて泣きました
こちらのママは予定帝王切開だったにも関わらず、予定よりも早く産気づいたため緊急入院して帝王切開で出産しました。
手術は2回目ですが、とにかく帝王切開は術後が大変です!
この病院では、多分ほとんどの人が横切りだと思うのですが、翌日から歩行させられます。
こちらのママは2人目と3人目を帝王切開で出産しています。
手術後は1~2日安静にする病院が多いのですが、入院したこの病院では、お産の翌日から動くように指導されたそうです。
帝王切開当日の朝に点滴を入れられ「点滴の袋が半分になったら手術室へ行きましょう」と言われ、恐怖のカウントダウンに思えましたが、助産師さんが「赤ちゃんにもうすぐ会えるね」と声をかけてくださり、少し緊張が和らぎました。
こちらのママは、1人目の緊急帝王切開ではパニックになり記憶がなく、2人目の予定帝王切開では意識があるために恐怖が増したそうです。
この他に予定帝王切開をしたママの体験記はこちらです。
【私の出産体験記】明治病院で産みました。
逆子のため帝王切開で出産したママの体験談
麻酔の効きが良くなかったのか、体質的に逢わなかったのか、手術中は意識が混乱していて、余裕が全くありませんでした。
こちらのママは逆子だったため予定帝王切開となりました。
手術室で裸で処置されて恥ずかしかったと話しています。
すぐに下半身の感覚が全くなくなり、その旨を伝えるとそのままお腹にメスが入れられました。
痛みこそありませんでしたが、引っ張られたりする感覚はあり変な気分でした。
こちらのママは、助産師さんの対応が良かったため安心して帝王切開にのぞむことができたと振り返っています。
この他に逆子により帝王切開をしたママの体験記はこちらです。
緊急帝王切開になったママの体験談
電話に出ると担当の先生で、私の子宮口は12時間経過しても1cmしか開いておらず、その間胎児の心拍が二度低下したため、帝王切開へ切り替えると告げられました。
そして分娩室から手術室にベッドごと移動し、手術室に入って30分程の0時過ぎに帝王切開で出産となりました。
こちらは東南アジアのタイで出産したママの体験談です。
海外での初めての出産で赤ちゃんの心拍が低下し、緊急帝王切開となったそうです。
5時間ほどたって子宮口が全開になり、さあお産を始めようと人口破水をしたにもかかわらず、いつまでたっても胎児が下りてこなくて胎児が苦しみ出したら大変だからということで緊急帝王切開になりました。
こちらのママは計画無痛分娩でお産を始めたのですが、子宮口が全開になっても赤ちゃんが下がってこなかったために、帝王切開となりました。
計画分娩でも予定外のことが起きることがあるのです。
子宮口はなかなか開かないため、1日中寝ることもご飯もも食べることもほとんどできませんでした。
赤ちゃんは元気だったのですが、私の体力が心配であることと、赤ちゃんが破水後も長時間お腹にいることはよくないということで先生と家族と相談して急遽帝王切開になりました。
こちらのママは陣痛ではなく破水からお産が始まったのですが、バルーンで子宮口を広げたり、陣痛促進剤を使ってもお産が進まず、破水から時間が経ってしまったことで帝王切開に切り替わりました。
痛みはないはずなのに、特に取り出してから縫い閉じる時に内臓をいじっているからか、気持ち悪いし変な痛みがあって看護師さんの手をいたい程握りしめてしまいました。
こちらのママはおしるしがあったため健診に行ってみたところ、検査の結果赤ちゃんの心拍が低下していることがわかり、緊急帝王切開となりました。
予想をしていない突然のことだったためか、麻酔の注射が怖くて普通に打ってもらうことができなかったそうです。
また、術後の子宮収縮在剤がとても痛かったという体験をされています。
バタバタして気がついたら手術室へ運ばれ帝王切開で手術となりました。
私自身が一番パニックで、おなかを切られるってどういうこと?麻酔って?と本当にパニックであまり記憶にないです。
こちらのママは、赤ちゃんの体重が増えず妊娠35週目で入院し、その後赤ちゃんの心拍が低下したため緊急帝王切開となりました。
突然の帝王切開でパニック状態になり記憶もあまりないという体験をされています。
赤ちゃんが誕生した瞬間も感動に浸る心の余裕さえなかったそうです。
自宅で破水をしてしまい緊急入院をしました。
看護婦さんたちが「このまま陣痛がなければ、朝の帝王切開になります。」と説明してくれていました。
こちらのママは破水後に陣痛が来なかったため帝王切開になりました。
全身麻酔だったため赤ちゃんが出てくる瞬間を見ることができませんでした
この他に緊急帝王切開をしたママの体験記はこちらです。
【私の出産体験記】フクオカバースクリニック病院で産みました。
【私の出産体験記】保坂産婦人科クリニックで産みました。
【私の出産体験記】石田レディースクリニックで産みました。
胎盤早期剥離による帝王切開をしたママの体験談
『破水したかな?』と思い、トイレに行くとなんと出血でした。
診察台で診察をすると『常位胎盤早期剥離』と診断され急いで手術をしました。
こちらのママは早期胎盤剥離により大量出血となりながらも緊急帝王切開によって無事に女の子を産むことができました。
出産後も痛みで体が動かず、赤ちゃんのお世話に大変苦労したそうです。
急いでエコーをみたりなんだりとバタバタ始まり33週だったので救急車で大きな病院に転院しました。。
エコーで見てみると本来ならまだくっついているはずの胎盤が剥がれ始めていて母子共に危険な状態になっていました。
こちらのママは妊娠中期に胎盤剥離になり、NICUのある総合病院に救急搬送され帝王切開しました。
全身麻酔で出産し、赤ちゃんとは保育器の中で初めて対面したそうです。
過期産による帝王切開をしたママの体験談
42週を過ぎても出産の兆しがなかったので、陣痛促進剤の投与後に出産の予定でした。
(中略)
陣痛は3分間隔になりましたが、「このままでは通常分娩は無理」とのことで、促進剤投与中止、次の日の昼に帝王切開にて出産に至りました。
こちらのママは、妊娠42週を過ぎてしまい陣痛促進剤を使って分娩を始めましたが二日たっても出産にいたらず、3日目に帝王切開で出産しました。
帝王切開になったことで痛みから解放され「天国」のようだったと振り返っています。
ママ達の体験談でわかった帝王切開の実態
1.帝王切開で出産する割合は15%程度
当サイト「かわいく」では、これまで140人近いママ達の出産体験記を紹介してきました。
そのうち、帝王切開で産んだ経験のあるママは22名いました。
約15%です。
思いのほか帝王切開で出産をするママが多いことがわかります。
帝王切開は決して珍しいことではないのです。
2.緊急での帝王切開がとても多い
普通分娩でお産が始まったものの、思ったようにお産が進まず緊急帝王切開になったママが9人いました。
予定帝王切開のママもその前の出産のときに緊急帝王切開になっている可能性が高いため、帝王切開をするママのうち2人に1人は普通分娩からの突然の切り替えを経験しています。
妊娠中のママは、赤ちゃんがお腹の中で順調に育っていても、帝王切開になる可能性はあるのだと知っておくと、いざと言う時に冷静に対応できるでしょう。
3.手術中は痛くないが産後が痛い
お産と言えば「痛い」のは当たり前ですが、帝王切開は全く痛みのない分娩です。
もうひとつ「無痛分娩」という出産方法がありますが、実は陣痛やお産の痛みを完全に取り除くものではなく、痛みが緩和される程度のものなのです。
ただし、術後の経過は無痛分娩が良好であるのに対して、帝王切開はお腹を切るのですから、体の回復に時間がかかり、動くときはもちろん、じっとしていても傷が痛むようです。
それでいて赤ちゃんのお世話をしないといけないので、ママの体への負担は相当なものです。
4.安静にするかどうかは病院次第
帝王切開した場合、本人の体調にもよりますが、基本的には翌日まで安静にする病院が多いようです。
しかし、中には傷の回復を早めるためか翌日からトイレなどに自分の足で移動することを求められる病院もあります。
病院の方針によっても違いがあるため、予定帝王切開のママであれば、手術前に確認してみるとよいでしょう。
5.楽しみにしていた豪華な食事が食べられない
帝王切開で辛いことと言えば、術後の痛みのほかに、おいしいご飯が食べられないという点が挙げられます。
特に食事を売りにしている個人病院に入院し、楽しみにしていた食事が、緊急帝王切開だったために2・3日おあずけになって悲しい思いをしたというママがたくさんいます。
術後は重湯・お粥などの胃にやさしい食事となります。