目次
愛知県にある名古屋第二赤十字病院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
40週を過ぎても中々産気づかなかった為、42週目まで検診に通いましたが、日に日に大きくなるお腹の中の子にみんな苦笑でした。
ギリギリ産道を通れるか通れないか、と言われてしまったが為に、普通分娩の予定でしたが、帝王切開になる覚悟もこの時に備わりました。
その為、帝王切開について調べる時間がたくさんあったので、心に余裕をもって分娩に挑めました。
出産の結果は、何が原因や要因になったのかは最後まで分からないことがある、と言われましたが、自分の場合が正にそうだと思います。
2.お産の体験
42週を過ぎても出産の兆しがなかったので、陣痛促進剤の投与後に出産の予定でした。
促進剤投与中は、簡素な陣痛室で日中を過ごすのですが、その部屋が簡素すぎて夜は寒く、昼中は暑かったです。
促進剤一日目は効果なし、次の日に量を増やして投与間隔の時間も短くすると、陣痛がきました。
しかし、陣痛のみで出産に至らず、夜中は薬なしでしたが、そのまま陣痛が続いて地獄のようでした。
次の日も午前中は促進剤投与が続きましたが、子宮口が開きません。
陣痛は3分間隔になりましたが、「このままでは通常分娩は無理」とのことで、促進剤投与中止、次の日の昼に帝王切開にて出産に至りました。
薬の投与がなくなっても陣痛は続きますので、ほぼ二日徹夜状態でフラフラです。
手術の為の麻酔を打ってもらった瞬間が天国のようでした。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
手術室で順調に帝王切開が進み、お腹をグッグッと押してもらって誕生しました。
自分の処置をしながら赤ちゃんの身体のチェックを小児科の先生たちが連携してやってくれるのを横目に、視力が悪いので何をやってるのかよく分かりません。
初めて赤ちゃんが自分の顔の真横に置かれて、「あ~~やっと出てきたね~~」とホッとしました。
4.入院中の体験
「生れたての赤ちゃんにあげるミルクの量は、1回40mlくらいから。」と言われていましたが、自分の子は大きく生まれた分、全然足りなかったみたいです。
夜中の1時に起こされ、おっぱいの後に言われた量のミルクを飲ませましたが、全然泣き止みません。
ゆらゆらしながら30分くらい抱っこするも全然泣き止まず、寝てもくれず、途方に暮れていました。
仕方ないのでプラス20mlあげてこれで寝てくれるかなと思っても、またそこから30分格闘して、ベッドに下ろすもまた泣き出すの繰り返し。
「もう60mlも飲んでるのに…」と泣きたくなったところ、助産師の方が「もう20mlあげちゃえ」というのでミルクを飲ませたところ、やっと泣き止んで寝てくれました。
もう4時過ぎていました。
流石に寝不足でフラフラになってしまったので、朝から赤ちゃんを預かってもらって、昼までグッスリ寝かせてもらいました。
逆ナースコールで呼び出されても気付かないほどに消耗していました。
5.名古屋第二赤十字病院で産んで「よかったな!」と思う体験
大きな総合病院なので、母体も子どもも安心して任せられる、過ごせる環境だったので良かったです。
実際自分は帝王切開になってしまったし、生まれてきた子は肺の一部が破れるなどトラブルがありましたが、すぐに小児科の先生が見てくれて、NICUで24時間体制で診ていてくれました。
すぐに良くなり子どもも退院できたので、本当にここで産んで良かったです。
6.通院・入院中の「残念」な体験
古くからある病院であるが故に、未だに昔の考え方で出産に臨んでいる助産師の方がいるのが本当に残念で仕方ありません。
また、食事もまずくはないけれど、決して美味しいと言えるようなものではなかったので、もう少し産後の人に合う味付けのものを用意して欲しかったなと思います。
https://cawaiku.com/child/pregnancy/birth-experience-story-4797
名古屋第二赤十字病院について
2015年10月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
不妊治療をしていたため何かあっても安心なようにこちらの病院を選びました。
不妊治療の先生にも勧められました。
また、私のの母親も私を出産した病院だったからです。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
平日午前中のみが妊婦健診受付だったため、曜日に関係なく割とスムーズです。
既に入院している人や、トラブルがある妊婦が多い為、そういう時に検診が30分近く遅れることもありました。
3.費用はどれくらい?
妊婦健診は1回につき3000~5000円くらいでした。
慎重に検診を進めていくので、他の病院で血液検査をしていたとしても、もう一度検査されます。
入院・分娩費用はその変わり安く、自腹で1万円いきませんでした。
4.主治医の先生はどんな人?
ベテランの先生は女性部長でしたが、ハキハキとどんな質問にも答えてくれて、先進医療のことなども教えてくれました。
自分の主治医は、20代の若い女性の先生でしたが、分娩立会も帝王切開も多く経験していて、とても落ち着いている方でした。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
子宮口をチェックしてくれる助産師とは別に、他のことをやってた年齢が高い助産師がいました。
恐らくベテランだとは思うのですが、「何にも悪いとこないんだから、ポーンッと生まれそうなのに」と言われた一言が忘れられません。
「子宮口が開かないんだから出産できないし、身体の悪いところがないと何故分かるんだ!実際陣痛始まってるのに子宮口開かないし…」と、悔しいやら情けないやら怒りとない交ぜになりました。
その人以外は、お風呂の時間等配慮して手配してくれて、優しい方たちばかりでした。
6.入院中の食事はどうだった?
普通の食事でしたが、特別美味しいわけではありません。
古くからある総合病院なので、その点は仕方ないなと思いました。
その替わり、食事のバランスはめちゃくちゃ良いと思います。
白いご飯の量がとても多かったし、毎食牛乳が出て、みなさん残していましたが、自分は毎回完食していました。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(×)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(×)両親学級あり
(×)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(×)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(×)食事用のラウンジあり
(×)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな母乳指導された?
赤ちゃんの口を乳首でつつくと、反射で口を開くから、その瞬間に乳首をグッと押し込むようにする。
また、痛い時は乳首用のガードを使う等指導されました。
ガードを使っても痛く、血が出て中々大変でした。
10.退院後に助産師さんに相談したこと
おっぱいの出が悪かったので、一度だけ母乳外来に行きました。
劇的に改善するようなことがなかったので、結局完全ミルクになりました。
母乳については相談するだけではどうしようもないな、と。
マッサージ等に行かないと改善は無理だなと感じました。
11.新生児健診のタイミング
退院後一か月にありました。