目次
愛知県にある名古屋大学医学部附属病院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
エコーではほぼ毎回、赤ちゃんの体勢や腕の場所が悪いため顔が見られませんでした。
よく分からないエコー写真ばかりが溜まり、残念がっていた私に、少しでも何か分かりやすい写真を渡してあげようと思ってくださった主治医は、エコーで顔が見えない日はいつも骨の写真をくださいました。
「前回より骨が太くなったね、伸びたね!」と明るい声で声をかけられた時は笑ってしまったのを覚えています。
結局子供のエコー写真はどこかしらの骨の写真でいっぱいですが、先生の心遣いがとても嬉しかったです。
2.お産の体験
予定日2週間前に同僚とランチをする約束をしていました。
前日の検診では、「全くお産の気配なし。この時期にしてはあまり進んでない、もしかすると予定日超えるかも」と言われたので、予定通りランチに出かけました。
ただ何となく入院の荷物を持って行きたくなり、一応荷物を持って出発しました。
お店は共通の知り合いが経営するカレー屋さんでした。
楽しく会話しながらランチを楽しんでいたところ、「パンっ!」と何かが下半身で弾けたような感覚が起きたあと、ジョロジョロと水が流れてきました。
最近増えていた尿もれか?でもなんかいつもとも違うかも…と多少混乱しながらトイレへ向かうと付けていたナプキンは水を限界まで吸ってタッポタポ。
お尻の力を緩めると水が流れ出てくる為、「これは破水だ!」と確信しました。
登録していたお産タクシーでそのまま病院へ向かい、検査で破水が確定してからは即入院。
入院セットを持ってきて正解でした。
今思えば、母親の勘?何か第六感的なものが働いたのかなと思います。
痛みが出始める2時間ほどは主人、両親、友達と連絡を取っていました。
たまたま土曜日で主人は休みでしたのでずっと付き添ってくれ、10時間の陣痛の乗り換え、翌日の午前2時過ぎに無事普通分娩で出産しました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
出産した後嘘のように痛みが引いていき頭がぼーっとしている中、我が子の元気な産声が聞こえ安心しました。
助産師さんが我が子を連れてきてくれた時は愛おしくて少し涙が出ました。
4.入院中の体験
妊娠8ヶ月~9ヶ月にかけて切迫早産で入院していた為、ほとんどの助産師さん達とは顔なじみでした。
それから数週間後にまたお産で入院となったので、皆さん、私のことを覚えてくださっていたようです。
産後は、私を知る助産師さん達が、交互に「おめでとう」と仕事の合間をぬって個室に顔を出してくれとても嬉しかったです。
「破水で緊急入院してきた妊婦さんの名前見てみんなで◯◯さんだー!って興奮したよ!」と話してくれました。
5.名古屋大学医学部附属病院で産んで「よかったな!」と思う体験
助産師さん達が皆さん良い人達ばかりですし、大学病院なので設備がしっかりしており何かあってもすぐ対応できる面は本当に安心できます。
自宅からも比較的近くアクセスがよい点もここを選んでよかったと思える1つです。
6.通院・入院中の「残念」な体験
食事です。本当に給食のような献立と量です。妊娠中は体重管理や赤ちゃんへの影響を考え食事制限を厳しくしていたので、お産後のお祝い膳をとても期待していました。
食物アレルギーと診断はされていませんが、一回長芋を食べて口の周りと首に発疹が出たと話すとお祝い膳が無くなりました。
お祝い膳も写真を見せていただいた限りでは気持ち程度で、想像していたものとは違いました。
そこはやはり大きな病院ゆえだなーと思いました。
名古屋大学医学部附属病院について
2016年7月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
持病があり独身時代に通っていた別の大学病院から紹介をしていただきました。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
私は持病があり、かつ早産になりやすい体質でしたので「高リスク妊婦健診」に属していました。そのためかあまり待つことは無く、長くても30分ほどだったと思います。
3.費用はどれくらい?
妊婦健診は一回につき平均2000円ちょっとの負担でした。
入院・分娩費用の負担額は6万円程でした。
4.主治医の先生はどんな人?
穏やかな先生でした。心配性の私に「そんなに頑張らなくて大丈夫だよ、充分頑張ってるよ」とよく声をかけてくださいました。
内診が苦手でしたが看護師さんに手を握ってあげてと声をかけてくださったこともありました。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
我が子を取り出してくださったのは、助産師さん達のやりとりを聞く感じだとおそらく中堅の助産師さんです(以下「Aさん」とします)。
その助産師Aさんの後ろでベテランの助産師さんが指示を出している様子でした。
助産師Aさんはとても真面目な方で自分も必死にやりながら、私にも一生懸命声をかけてくださっていました。
呼吸がうまくできずに赤ちゃんの心拍が弱まっている時には「◯◯さん、息!息して!聞こえる??赤ちゃんの心拍が弱くなってるから!」と言われました。
お産の進み具合もその都度教えてくださり、助産師Aさんもこんなに一生懸命やってくれているのだから私も頑張らなきゃと思えました。
6.入院中の食事はどうだった?
よく聞く個人病院の豪華な食事とは真反対です。
給食という言葉が1番ぴったりくるかもしれません。
薄味が好きなので美味しく頂きましたが、量が足りず常に空腹でした。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(×)両親学級あり
(×)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(×)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(〇)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(×)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな母乳指導された?
乳首を咥えさせる深さ、抱き方と抱き方の角度、だいたい片方長くても10分以内で左右均等にあげることを特によく言われました
10.退院後に助産師さんに相談したこと
退院して数日後から乳児湿疹が酷くなり、どうやったら良くなるのか相談しました。
また、授乳後何度か大量に吐く事もあり、先天性の病気ではないかとも相談しました。
本当に酷い(病気)事例と、我が子の症状を比較し励ましてくださいました。
11.新生児健診のタイミング
生後1ヶ月になる数日前