目次
愛知県にある産婦人科水野クリニックで出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
市販の妊娠検査薬を使い陽性反応を確認した後、初めて水野クリニックさんを受診しました。
初めて受診した際、胎嚢を確認した後に「まだおめでとうとは言えないよ。」と言われました。
その時、私はまだ5週だったので、初期流産の確率など、いろいろな説明をされた時には、良くも悪くも少しびっくりしました。
その後、心拍確認まで毎日のように流産の不安が付きまといましたが、無事、9週で心拍が確認できたので一安心でした。
あの時は正直、「そんなこと言わなくても…」と思いましたが、無駄に期待を煽って流産した時の妊婦さんの心の傷を考えての言葉だったのかなと思います。
2.お産の体験
30週を過ぎた頃から、浮腫み・高血圧・尿タンパク・体重増加など、妊娠高血圧症候群の兆候はありましたが、37週1日の妊婦健診で本格的に妊娠高血圧症候群を発症していることがわかりました。
「妊娠高血圧症候群のままでの経膣分娩は、分娩途中に血圧が上がって危険な状態になるリスクが高いから出来ない。妊娠高血圧症候群の治療法は、妊娠を終了するしかない。」と言われ、帝王切開での出産が決まりました。
そのまま入院して、翌日に帝王切開ということになりました。
一旦、荷物だけ取りに自宅に戻り、その後すぐに入院。
一晩安静に過ごし、入院翌日の夜に帝王切開しました。
何もかもがいきなりのことで、不安に浸る間もないまま、あれよあれよという間に出産に至りました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
全身麻酔での帝王切開だったので、出産した感覚が薄く…。
麻酔が切れて目が覚めて、初めて赤ちゃんを見た時はなんだか不思議な感覚でした。
「あ、産まれてる」と、なんだか自分のことなのに、あまり出産した実感が湧きませんでした。
でも、とても愛しくて、とても可愛くて、「無事に産まれてきてくれてありがとう。」と思いました。
4.入院中の体験
初めての育児であたふたしている私に、どの看護師さんも助産師さんも暖かい言葉をかけてくれました。
基本的には母子同室だったのですが、夜の間などは預かっていただくことも可能で、昼間も、「少し寝たかったりしたら預かりますよ~」と言ってくださり助かりました。
入院中、毎日フットマッサージや足湯を機械ではありますが行っていただき、一度だけサービスで受けられるアロママッサージも気持ちよくて心身ともにリラックスできました。
5.産婦人科水野クリニックで産んで「よかったな!」と思う体験
先生、看護師さん、助産師さん、みなさんすごく良い方達ばかりで、水野クリニックさんを選んで本当に良かったと思っています。
完全個室でトイレ・シャワールーム付の素敵なお部屋で、入院生活も快適に過ごせました。
毎回録画していただいたエコーのDVDは、今でも宝物です。
次、妊娠することがあった時にも、また水野クリニックさんにお世話になりたいと思っています。
6.通院・入院中の「残念」な体験
先生が厳しいところは、玉に瑕かなとは思いました。
私はそこまで気になりませんでしたが、気にしてしまう人は気にしてしまうかもしれません。
初期流産の説明なども、不安を煽ってほしくない妊婦さんもいるんじゃないかなぁ?と思います。
産婦人科水野クリニックについて
2017年6月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
当時住んでいたマンションの近くにあり、最初は近いからというだけで行きました。
いざ行ってみたら先生もとても丁寧、親切でした。
HPを見てみたら、入院の際の部屋が完全個室だったり、産後の入院中にアロママッサージを受けられたり、ご飯もとても美味しそうでした。
エコーの動画を毎回DVDにしていただけるのも、なかなか嬉しかったりで、その後も出産までお世話になりました。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
基本的に平日の夕方に通っていたのですが、10~15分程度の待ち時間でした。
混んでる時でも30分かからないぐらいでした。
行ってすぐに診察室に呼ばれることもありました。
ただ土曜日はすごく混んでいて、待合室もいっぱいいっぱいになり、1時間待ったこともありました。
3.費用はどれくらい?
妊婦健診は1回につき、毎回1,000円でした。
薬が処方や逆子の診断がつくと、少しプラスされました。
入院・分娩費用は帝王切開と一番お高いランクの個室、12日の入院だっため、出産一時金を差し引いて窓口負担は約23万円でした。
4.主治医の先生はどんな人?
時に厳しくもあり、でも基本的には優しい先生でした。
母親教室で、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの説明をしていた時の、真剣な表情がすごく印象に残っています。
元々、軽肥満体型だった私は、体重の管理をずっと厳しく指導されていました。
結果的に37週で妊娠高血圧症候群になってしまいましたが、適切な判断・処置をしていただき、無事に出産できました。
確かに厳しさのある先生でしたが、その中には、きちんと妊婦さんや赤ちゃんを想う気持ちが伝わってきていました。
なので、最後まで気持ちよく妊娠生活が送れたのだと思います。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
今まで手術経験もなく生きてきたので、今回の帝王切開は初めての手術でした。
帝王切開の予定時間の何時間も前からずっと怖くて、手術室に向かう途中も逃げ出したくなるぐらい怖くて、ひたすら怯えていました…(笑)
手術台に乗った後も「怖い怖い」と言っていた私。
でも、そんな私の手を全身麻酔が効くまでずっと握ってくれた助産師さんがいました。
すごく心強かったです。
6.入院中の食事はどうだった?
妊娠高血圧症候群だったので、入院~退院までずっと減塩食だったので、正直味はいまいちでした。
でも、一流フランス料理店で修行を積んだというシェフが作るお料理で見た目はものすごく豪華でした。
なので、減塩食でなければ味もすごく美味しかったと思います。
退院前日にお祝いディナーを用意していただけるのですが、それは減塩食ではなかったので、とても美味しかったです。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(〇)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(×)大部屋あり
(〇)個室シャワーあり
(×)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(×)食事用のラウンジあり
(×)売店あり
(×)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな母乳指導された?
扁平乳頭だったので、乳頭保護器(こちらの病院では哺乳瓶の乳首)を使った授乳を教えていただきました。
片方5分×2セットなどの基本的な授乳方法はもちろん、授乳前に行うおっぱいマッサージなども教えてもらいました。
10.退院後に助産師さんに相談したこと
産後、少し鬱っぽくなってしまい、2週間検診、1ヶ月検診ともに、いろいろな弱音や不安を吐いてしまいましたが、その度に優しい言葉で励ましていただきました。
11.新生児健診のタイミング
2週間検診と1ヶ月検診がありました。