子育て中の忙しいママ・パパのために育児の「時短ワザ」をご紹介します。
今回は、4歳の女の子を育てている「みさちゃんママ」さんから、食事中の子供の介助が楽になる時短ワザについて教えてもらいました。
子供の食事介助セットを準備して5分の時短
1.子供の食事介助に必要なもの
―どんな時短ワザか教えてください。
食事のときに子供のための介助用品をあらかじめ用意しておく時短技です
食事用のテーブルに「ティッシュ」、「濡れティッシュ」、「キッチンばさみ」、「予備の箸・スプーン・フォーク」を並べた「子供セット」を準備します。
そして、その時々の料理にあわせて、大きい食材(とんかつ等)をキッチンばさみで切る、手やテーブルが汚れたら拭く、予備の箸で大人のものを取り分ける、など食事介助をしています。
2.食事介助が忙しすぎる
―何がきっかけで始めたのですか?
娘が1歳になる頃に「親も一緒に食事を楽しみたい」と思ったからです。
それまでは、子供が食材を噛み切れずにナイフをとりに行く、汚したから拭くものをとりに行く、食事介助するのにスプーンなどの食器を取りに行くなど、中断が多くて全然落ち着いて食事ができなかったので、食事テーブルに全部常備するようになりました。
1年くらいたちますが成長に応じてセットの内容を変えて継続しています。
3.夫婦の押し付け合いもなくなる
―どんな効果がありましたか?
食器などをとりに行く一個一個の時間は1分もないかもしれません。
でもちょっととりに行く程度のことが食事中何度もあっていたので本当にストレスでした。
また、主人との暗黙の押し付け合いもストレスだったので、それがなくなって「食事している気がしない」と言うことがなくなりました。
子供も食事のときに親から「ちょっと待ってて」といわれることが少なくなったので、奇声を上げることも少なくなりました。
今となっては小さいころからしているので特に意識していないかもしれません
ただし、食事テーブルのところに常備しておかないといけないので食事以外のときは場所を取ります。
食事のテーブルに引き出しなどの収納があればいいのですが・・・。
お客さんが着た時は片付ける必要があるので、その後の食事で「子供セット」を戻し忘れるとあるはずのものがなくて余計にストレスになることがあります。
編集部MEMO
今回は、子供の食事に関する「あるある」という悩みを解決してくれる時短ワザをご紹介しました。
「みさちゃんママ」のように、子供の食事の介助でせわしなく動いていると「ご飯を食べた気がしない」という気持ちになることってありますよね?
多くのママ・パパが共感できるのではないでしょうか?
子供の性格にもよるのですが、「もっと小さくして!」「ソースかけて!」「手が汚れた!」などなど、子供から本当に多くの注文をされます。
4歳を過ぎると「自分でとってきて」と言うこともできるようになるのですが、それまでは「みさちゃんママ」のように「食事介助セット」を作っておくと、こうした注文に素早く対応できて少しは楽になりますね。
子供の発達段階や性格によっても介助で必要なものは変わってくると思いますので、今の我が子にとってベストなセットを用意してあげてください。
食事は何よりも家族で楽しんで食べることが一番の食育ですので、まずはママやパパが食事を楽しめる環境を作って行きましょう。