子育て中の忙しいママ・パパのために育児の「時短ワザ」をご紹介します。
今回は、生後10か月の双子の赤ちゃんを育てている「はっこ」さんから、ベビー服のお着替えに関する時短ワザについて教えてもらいました。
ベビー服の股下ボタンを事前に留めて1分の時短
1.パンツをはかせるようにベビー服を着せる
―どんな時短ワザか教えてください。
ベビー服(ロンパースなど)の股部分にあるボタンを先に留めてから着せるという時短ワザです。
まず、服を着せる前にロンパースの股の部分のボタンをあらかじめ留めておきます。
そして、パンツを履かせる要領で足のほうから履かせて胸まで引き上げて、その後に両腕を通します。
前開きのベビー服であれば、最後にお腹や胸前部分のボタンを留めて完了です。
この時短ワザは、クロスカットタイプ、丸首のタンクトップタイプのロンパースよりも、前開きロンパースのほうが短い時間で着替えができます。
クロスカットタイプでは、子供が動き回ってしまう中でだと腕が通しにくくなるからです。
また、クロスカットタイプだと赤ちゃんの体格に関しても細身のほうがやりやすいので短い時間でできます。
実際に生後10か月の我が家の双子を比較すると7.4キロの息子は比較的スムーズにできますが、8.3キロの娘は少し時間がかかります。
それでもボタンを留めない普通の着せ方よりは早いです。
2.寝返りするようになるとお着替えがたいへん
―何がきっかけで始めたのですか?
子供達が生後6か月になって寝返りをするようになると、朝の着替えやお風呂上がりに服を着せる際にゴロゴロと動き回りすごく時間がかかるようになってしまいました。
とくに子供が動きまわる中で股や足のボタンを留めるのが大変でした。
ちょうどオムツをパンツタイプに変えた頃だったので「服もパンツのように下から履かせられたら楽なんじゃ…」と思いついたのがキッカケです。
3.子供もグズらなくなった
―どんな効果がありましたか?
とは言え、子供が動き回っていても足さえ通してしまえばスルッと服を持ち上げて腕を通すだけなので、すごく楽になりました。
つかまり立ちするようになってからは、さらに楽になります!
相変わらず着替えの最中には逃げ回りますが、この方法を使えば子供達が動かないように無理に抑えたりしなくても着替えさせることができるので、嫌がってグズることはかなり減りました。
ただ、ハイハイで早く動かれるとベビー服を着せている途中で足が抜けてしまい、私も一緒になって同じ姿勢で追いかける羽目になることもたまにあります。
編集部MEMO
今回は動き回る子供にベビー服を素早く着せる時短ワザをご紹介しました。
とにかくボタンの多いベビー服は着せるのもひと苦労ですよね。
特に生後3か月頃から手足をバタバタさせるようになると足やお股部分のボタンが本当に留めずらくなります。
そんな時は「はっこ」さんが紹介してくれた、事前にボタンを留めておくという方法を使えば、もう少し楽に服を着せることができるようになります。
寝返りが始まる生後6か月頃からであればベビー服を卒業してTシャツとズボンにすると着替えが楽になるのでおすすめです。
とは言え、手持ちのベビー服が着られるサイズであれば、節約のためにもギリギリまで使っていたいと思うものなので、しばらくは「はっこ」さんの時短ワザでお着替えを乗り切りましょう!