子供が風邪で発熱し40度になってしまったら

まずは、早めに小児科に行き、お薬を処方してもらい、看病の方法について指導を受けましょう。

風邪で発熱した際の基本的なホームケアについてまとめました。

体温の上昇・下降にあわせて体の保温をしよう

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子供は、大人に比べ発汗する機能や、体温を調整する機能が未熟です。

そのため、40度を超すような高熱にもなりやすく、かつ、体温が安定しません。

ほんの2~3時間の間で、急に1度以上、上がったり、下がったりということもあります。

体温が上昇するときは、悪寒がして、震えることがあります。

この時は、服を1枚多く着せ、毛布を掛けるなどして、体を温めます。「湯たんぽ」などをつかって保温してもかまいません。

保温することで、皮膚血管の収縮による体温上昇を抑えることができます。

そして、熱の上昇が止まった時は、逆に、体内の熱を放散させます。

厚着している服を脱がしたり、氷枕をして、熱を放散し、体温を下げます。

部屋の温度についても、冬場であれば暖房、夏場ならクーラーを利用して、体温の上下に合わせて、暖かくしたり、または、涼しくするといいでしょう。

また、39度を超えるような高熱で、かつ元気がない場合には、「解熱剤」を使います。

実際に、どのようなタイミングで使用するべきかについては、処方された際に、医師・薬剤師に確認するようにしましょう。

解熱剤はシロップまたは座薬を選べる

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解熱剤には、シロップと座薬があります。

子供が飲んでくれるのであればシロップで構いません。

もし、飲み薬が苦手で、なかなか飲んでくれないという子供の場合には、座薬を処方してもらうようにしましょう。

座薬を使ったことがないと、「上手に入れられるか」と不安と思うかもしれません。

しかし、実際にやってみると、それほど難しくはありません。

ワセリンやベビーオイルを座薬に塗って、滑りをよくします。

使い捨てのビニール手袋をはめて、肛門に入れます。

この時、座薬が肛門の中に全部隠れて見えなくなるまで押し込みます。

ゆっくり入れると嫌がって暴れますので、力を込めて一気に入れるようにします。

大人の指が子供の狭い肛門に入ると痛いので、指自体は入れないようにします。

子供が抵抗して息むと、座薬がでてしまうので、座薬が入ったらしばらく指で肛門を押さえ、出ないことが確認できたら指を離します。

体を清潔に保つ

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解熱剤を使うと、大量の発汗を伴って体温が下がります。

解熱剤を使用しなくても、熱が下がる際には、血管拡張により汗をかきますので、暖かいタオルで、汗をかいた体に拭き、衣服を新しいものに取り換えましょう。

大量の汗のため、シーツもびしょ濡れになることがありますので、赤ちゃんをベッドに寝かせる際には、シーツの上にさらにタオルを2枚程度敷くと、シーツ交換の手間が省けます。

消化のよい食事と、水分補給を心がける

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発熱の際には、ウィルスに対抗するため、体内ではタンパク質が分解されて、栄養素が多く消費されます。

それにも拘わらず、胃の消化能力は低下してしまい食欲不振になります。

そのため、「白身魚を入りのおかゆ」など、栄養価が高く、かつ、消化のよい食事を与えます。

どうしても食べない場合には、無理させずに、野菜ジュースなど、口に入れやすいものを提供しましょう。

また、発熱・発汗によって、体内の水分が奪われるとともに、血液が濃縮されることにより、脱水状態、消化能力の低下による食欲不振が起きます。

脱水と食欲不振を予防するためにも、経口補水液(イオン飲料)による水分補給がたいへん重要です。

こまめに飲ませるようにしましょう。