発熱する乳幼児の病気

発熱を伴う乳幼児が罹りやすい代表的な病気を症状別に一覧で掲載しています。

この記事には疾病の情報が一部に含まれています。当記事を参考にした自己診断は決して行わないでください。気になることがあれば、医療機関を受診することを強くお勧めします。自己診断によるトラブルは一切の責任を負いかねます。

発熱のみ

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1.熱中症

5月から10月頃にかけて発生しやすい病気です。

高温多湿の気候の中で長時間過ごしたり、水分補給が十分出ない場合にかかります。

主な症状は、発熱、頭痛、吐き気、顔色が悪くなる、めまい、意識障害などです。

赤ちゃんの場合は家の中にいても厚着によって発熱することもあるので注意しましょう。

発熱と発疹

1.突発性発疹

生後5~6か月頃から1歳になるまでにかかる感染症です。

赤ちゃんが、「初めて」発熱した場合、6割はこの突発性発疹です。

ヒトヘルペスウイルスに感染して発症します。

突然38度以上の熱が出て、3日間続きます。

熱があっても元気な場合が多いという特徴があります。

熱が下がると顔、胸やお腹などに赤い発疹が顕れますが、2~3日で消えます。

痒みもありません。

発熱中は元気でも、下がる時に不機嫌になることがあります。

2.手足口病(またはヘルパンギーナ)

夏から秋にかけて流行する感染症です。

エンテロウイルスまたはコクサッキーウイルスに感染して発症します。

手、足、口(頬の内側)に水疱(すいほう)ができると「手足口病」、38度以上の高熱と舌、喉の奥に水疱ができると「ヘルパンギーナ」です。

同じ種類のウィルスで発症する感染症のため、症状が似ていてどちらか判別できないこともあります。

口や喉が痛くなるため食欲が落ち、唾液(よだれ)が多くなることもあります。

3.りんご病(伝染性紅斑)

3歳以上の子どもがかかりやすい病気で腕や腿に発疹が現れます。

顔の頬にも発心が現れてりんごのように赤くなります。

熱は出ないことが多く、子供も元気なことが多いのですが、発疹には痒みがあります。

発疹は消えるまでの期間には個人差があり4日から2週間程度です。

4.溶連菌

3歳以上の子どもがかかりやすい病気で、強いのどの痛みも伴います。

発熱から1~2日くらいで全身に発疹があらわれて、痒みをともないます。

さらに3~4日ほどで、「いちご舌」と呼ばれる、紅いツブツブが現れます。

発熱と目の充血

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1.プール熱(アデノウィルス)

夏に流行する感染症です。

アデノウィルスに感染することで発症します。

喉が腫れて、39度以上の高熱が3~4日続きます。

同時に目が充血して痛くなり、涙や目やにが大量に出ます。

発熱と嘔吐(または下痢)

1.ロタウィルス胃腸炎

冬から春にかけて流行する感染症です。

ロタウィルスに感染することで発症します。

激しく嘔吐し、白色の下痢が何度も出ます。

2.ノロウィルス胃腸炎

非常に感染力が強く、冬に流行する感染症です。

ノロウィルスに感染した嘔吐物、排泄物を介して感染します。

症状としては、突然、嘔吐が始まります。

38度以下の微熱と、嘔吐、下痢が丸1日続きます。

また、嘔吐する前に食欲不振になることがあります。

流行している時期に、急に食欲がなくなった時は、ノロウィルスを疑って注意して子供を観察します。

発熱と鼻水(または咳)

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1.風邪症候群

冬場をはじめ通年でかかる感染症です。

RSウィルスなど様々なウィルスに感染して発症します。

鼻やのどの粘膜に炎症が起きて、咳、鼻水、くしゃみ、のどの痛み、痰、などの症状が顕れます。

熱は2~3日で、鼻水や咳は1週間程度続きます。

2.インフルエンザ

冬に流行する感染症です。

風邪症状以外に筋肉・関節痛、なども現れます。

乳児が発症すると、インフルエンザ肺炎やインフルエンザ脳症など重症化しやすい病気です。

予防接種である程度は予防することができ、生後6か月から受けられます。


(参考書籍)
医学書院「新看護学・母子看護」
金原出版「小児看護学」
小学館「家庭の医学大辞典」
学研「赤ちゃんの病気全百科」
ベネッセ「赤ちゃんの病気新百科」

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