子育て中の忙しいママ・パパのために育児の「時短ワザ」をご紹介します。
今回は、3歳の男の子を育てている「なちさちまま」さんから、トイレトレーニングでの後処理を簡単にする時短ワザについて教えてもらいました。
パンツの上にオムツを履いて5分の時短
1.トレーニングパンツは不要!
―どんな時短ワザか教えてください。
パンツトレーニングの時にパンツの上におむつを履かせるという時短ワザです。
2.パンツの上にオムツを履いてもらいます。
もし、パンツ内におしっこをしてしまった場合はパンツとオムツを交換します。
パンツは洗濯する必要がありますが、オムツはゴミ箱に捨てるだけです。
2.トレーニングパンツでも漏れる
―何がきっかけで始めたのですか?
子供のトイレトレーニングで、5層や3層のトレーニングパンツを買ったのですが、ごわごわしていて履き心地が悪そうな上に、結局、漏れることが分かったからです。
トレーニングパンツでおしっこを失敗した時に、パンツだけでなくシャツやズボン、さらに床も濡れてしまうため、子供の着替えさせつつ、掃除も早くするのが大変だした。
そこで、「オムパン」と呼ばれる、パンツの上にオムツを履かせる方法を試してみることにしました。
3.着替えや掃除の手間が減った!
―どんな効果がありましたか?
オムツがしっかりとおしっこを吸収してくれるため、急いで着替えをさせる手間や掃除をする手間が減りました。
外で失敗しても、他に人には迷惑にならない上に子供の自尊心も傷つけないということもわかりました。
時間としては、一回5分ほどの時短になっています。
パンツをはいているという自信と、失敗しても他の子に気が付かれないということでトレーニングを嫌がりません。
ただし、重ね履きなので少し、ごわつきます。
失敗すると気持ち悪いので、何度も失敗が続くときは、おむつだけに戻すこともあります。
7歳になる上の子の時は、パンツの上におむつを履いているのが恥ずしくなったようで、「パンツだけにして」と言われたことがありました。
なので子供の性格によってはオムツを履いてもらえないかもしれません。
編集部MEMO
今回は、トイレトレーニングに関する時短ワザをご紹介しました。
オムツからパンツへの移行期は何度も失敗して服や床をおしっこで汚してしまいますよね。
いわゆる「オムパン」は、トイレトレーニングが少し進んだ時に使われる方法です。
トイレトレーニングはまずトイレの空間に慣れるためトイレに行くところから始めますが、何度も行くうちにズボンとオムツを脱いで便座に座れるようになります。
便座の上でおしっこが出たり、出なかったりしますが、8割くらい出すことに成功しているようであれば、オムツではなくパンツを履くことに挑戦します。
しかし、パンツを履いてもすぐに自分からトイレに行くことは難しく、遊びに夢中になっているうちにパンツにおしっこをしてしまうのが普通です。
服も床も汚してしまうため、紹介した「オムパン」でトレーニングをするという方法があるのです。
「なちさちまま」さんも話しているように、「オムパン」をやらせてくれるかどうかは個人差があります。
履き心地や見た目などで「やだやだ」と泣き出す子供も結構います。
「やらせてもらえたらラッキー!」くらいの感覚で試してみるとよいでしょう。
ちなみに「オムパン」によって、トイレトレーニングが早く進む、または遅くなるということは一概には言えません。
でも、お漏らし後の後始末のことを考えると親にとっては楽になる方法であることは間違いありません。