ジブリ映画は何歳から観る?ートトロを3歳に見せてみたー

ジブリ映画を観て楽しめるのは何歳からでしょうか?

ジブリ映画の対象年齢について、実際に幼児に見せた実体験に基づいて考えてみました。

また、親子で一緒に観たいナンバーワン・ジブリアニメである「となりのトトロ」をcawaiku(かわイク)スタッフの3歳の子供が実際に観たので、その体験レポートも紹介します。

3歳3カ月の子供がトトロを見たらこうなった。

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1.映画は知らなくても歌えるよ

今回は3歳3カ月になる女の子にはじめて「となりのトトロ」を観せました。

数あるジブリアニメの中で「トトロ」を選んだ理由は、上映時間が80分程度と短いこと、物語がシンプルで難しくないと考えたからです。

そして、何よりも「さんぽ」「となりのトトロ」というオープニング、エンディングの歌については、保育園でも歌われていて、娘も歌うことができたからです。

娘は「アンパンマン」や「しまじろう」など知っているキャラクターのアニメであれば見るのですが、見たことがないキャラクターのアニメは見ようとはしません。

トトロのことは全く分かっていなかったのですが、「歌に出てくるトトロみてみたい?」と聞くと「みる!」と即答してくれました。

2.いきなり飽きる

というわけで、録画しておいた「金曜ロードショー」を雨の休日に親子で観賞することにしました。

「さんぽ」のオープニングが始まると、食い入るように見始めました。

このくらいの年齢は本当にお歌が大好きです。

しかし、本編が始まって、さつき一家の新しい住居へ向かう田んぼ道のシーンで、いきなり「しまじろうみたい!」と言いだしました。

「お母さんといっしょ」などいつも見ている子供番組は、1〜2分のコーナーで編成されているせいか、1本調子の物語は気に入らないようです。

「え?もう?もうちょっとだけ見ようよ。」

そう言うと渋々、観ることに同意しました。

これが2歳だと「ヤダヤダ」と大騒ぎして終了になっていたかもしれません。

3歳になって多少は我慢できるようになったみたいです。

3.「まっくろくろすけ」にやや興奮!

さつき一家がボロ屋に到着して展開が変わると、また集中力を取り戻しました。

特に「まっくろくろすけ」が出てきた瞬間のさつきとメイの驚いた表情が面白かったようで「ははは」と笑い声を上げていました。

いつも真剣な顔をしてテレビを見ていたので、テレビを見ていて笑ったのはこれが初めてかもしれません。

トトロおそるべし!

「まっくろくろすけ」のシーンが終わった時に「まっくろくろすけ面白かったね!?見たことある?」と聞くと「あるよ」と平然と答えていました。

やっぱり子供には見えるようです。我が家は決してボロ屋ではないのですが(笑)

4.トトロが怖い

その後も飽きることなく見続け、ついにメイがトトロに出会うシーンになりました。

メイがちびトトロを追いかけて、くすの木の穴に転げ落ちて、トトロのお家に入りました。

すると娘に異変が!

突然、立ち上がって、ママの背中にぴったりくっつき、モジモジし始めたのです。

そして、「もう、見ないの。しまじろう見たい!」と言いだしました。

「えー!一番おもしろいシーンだよ。ほらトトロだよ。かわいいでしょ?ぬいぐるみみたいで。」

「やなの。こわいの!」

「えー?こわくないよー。トトロはやさしいよ。メイちゃんも怖がってないよ。」

どうやら、巨大なトトロの姿と、猛獣のような鳴き声にすっかりおびえてしまったようです。

そう言えば娘は赤ちゃんの時から、ぬいぐるみが怖くてよく泣いていました。

怖がりの性格は、3歳になっても、まだ残っているようです。

5.途中で終了

メイがトトロに出会ったシーンの後もしばらく見続けていました。

しかし、トトロへの恐怖感と、物語の起伏が少なくなってきたために完全に飽きてしまいました。

さつきとメイが父親の帰りをバス停で待つシーンでついに見なくなってしまったので中断しました。

後日、続きを見て、一応最後まで観賞することができました。

感想を聞くと「面白かった!またトトロ見たい」と話していました。

ところで、トトロは何度も見ている作品ですが、親になってトトロを改めて観たら、もっとこの作品が好きになりました。

特に母親と父親に対するさつきとメイの真っ直ぐな感情にとても胸を打たれました。

ジブリ映画の適応年齢

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1.言葉は3歳でもわかる

「となりのトトロ」はジブリ作品の中でも最もシンプルなストーリーです。

さらに、登場するキャラクターたちの会話は、メイちゃんでも理解できる言葉で話しているため、3歳児でも十分理解できます。

メイちゃんの話し方や語彙力は3歳児そのものですが、年齢はおそらく4〜5歳で間違いありません。

「泣かないよ。メイえらい?」と客観的に自分を評価するなど3歳児より知能や性格が発達しているからです。

また、3歳ではストーリーを理解して、キャラクターの気持ちに寄り添うことはまだできていないようでした。

4〜5歳になれば、もう少し登場人物の気持ちや行動について理解することがでるようになるでしょう。

それでも「まっくろくろすけ」などの一つ一つのシーンについては、面白いと感じることができました。

なのでトトロ以外のジブリ作品でも、一部のシーンについては3歳でも十分に楽しめるでしょう。

2.長時間見続けるのは慣れが必要

親がほとんどテレビを見せない方針の場合、3歳程度では長編映画を見続けることは難しいと思います。

子供は感情に素直なので、少しでもつまらないと、他のことをして遊びたがります。

少し我慢して物語を追うためには、ある程度の慣れが必要です。

年齢や環境だけでなく性格の影響がより強いので慣れる時期には個人差がかなりあるでしょう。

むしろ、小学生になる前の子供であれば、シーンごとに休憩をして、数回にわけて観る方が適切かもしれません。

1.作品別の対象年齢(予想)

最後にジブリの作品ごとに楽しめるであろう予想対象年齢について考えて見ました。

ジブリ作品もたくさんあるので、今回は宮崎駿監督の主要作品のみ取り上げます。

作品名上映時間予想適応年齢
となりのトトロ86分3〜4歳
魔女の宅急便102分4〜5歳
天空の城ラピュタ124分4〜5歳
紅の豚93分5〜6歳
崖の上のポニョ101分5〜6歳
千と千尋の神隠し124分5〜6歳
風の谷のナウシカ116分6〜7歳
もののけ姫133分10歳〜
ハウルの動く城119分10歳〜
風立ちぬ126分12歳〜

幼稚園・保育園の子供が観ても楽しめる作品はトトロ、魔女宅、ラピュタです。

実は筆者の娘が4歳になって「魔女の宅急便」も「天空の城ラピュタ」も見たのですが、見事にはまってしまいました。

特に「魔女の宅急便」は、女の子にとって「ごっこ遊び」の延長のような世界観なので、見終わったあとに長い棒にまたがって宅配ごっこで楽しむ子供も多いのではないでしょうか。

実際、娘もそうでした。

「魔女の宅急便」の印象に残る場面として、キキが雨の中「ニシンのパイ」を届けたのに受け取った女の子が「嫌いなのよね」と話すシーンがありますが、4歳になった娘は「(キキが)かわいそうだね」と登場人物の心境も理解できるようになっていました。

4歳になると一気に物語への理解度が深まるようで、もっと上映時間が長くて話も複雑な「ラピュタ」も楽しんでみていました。

男の子なら「天空の城ラピュタ」は、機関車や飛行機などユニークな乗り物がたくさん出てきて、さらにスリルのあるアクションシーンが連続するので間違いなくはまるでしょう。

同じく比較的ストーリーが分かりやすく、アクションシーンの多い「紅の豚」も5歳頃には十分に楽しめるはずです。

また、幼稚園が舞台の「崖の上ポニョ」と温泉が舞台の「千と千尋の神隠し」も子供に身近なモチーフなので、5歳頃になれば見ることはできると思います。

ただし、どちらもストーリー展開がわかりずらい作品なので、トトロのように楽しめるかどうかは個人差が出てくるでしょう。