目次
北海道にある北海道大学病院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
妊娠初期から切迫早産になりずっと問題ばかりで気が滅入っていました。
妊娠中期に入ってから、やっと安静も解除されてホッとした時に、「今までよく頑張りましたね」と労ってくれました。
体重のコントロールや血圧の上昇にも注意を払い、指示されて自宅でも測定をしていましたが、現状維持できていたので「食事に気をつけてくれている」と言ってもらえたので、頑張って来て良かったと思えました。
2.お産の体験
切迫早産ということで、自宅安静や、張り止めの薬を飲んだりと妊娠期間中はずっと気をつけていましたが、妊娠中期に入り子宮の頚菅が短くなってしまいました。
お腹の張りも持続していて、結局入院による安静となりました。
点滴で、お腹の張りをおさえるようになりましたが、結局抑え切れず2週間ほど経過した時に破水してしまいました。
まだ32週だったので、羊水があるうちは様子をみると言われましたが、結局赤ちゃんの心音も下がってきてしまい急遽、緊急帝王切開という流れになりました。
あっという間に手術室へと向かい、夫が到着する前に生まれてしまいました。
赤ちゃんは、すぐNICUにいったので、管のついていない姿はしばらく夫は見れませんでした。
正期産で出産できれば、父親も立ち会いで普通分娩での出産を考えていましたが、致し方なかったです。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
まだ生れたての赤ちゃんで、帝王切開だったのですぐにだっこはできませんでしたので、顔を見せてくれました。
とても小さくて心配でしたが、よく泣いていて嬉しかったです。
4.入院中の体験
お産の前に一か月近く、ベッド上で安静に過ごしていたので、筋力が落ちて歩けるかどうか心配でしたが、助産師さんが付き添ってくれて少しずつ動けるようになりました。
赤ちゃんが小さくて、産後すぐに抱っこや授乳は叶いませんでしたが、母乳の出が良くなるようにおっぱいのマッサージを丁寧に指導してくれました。
赤ちゃんにおっぱいをあげられるように、搾乳の仕方も教えてもらい、直接母乳をあげられるようになるまで、母乳の分泌を維持できました。
5.北海道大学病院で産んで「よかったな!」と思う体験
ハイリスク妊婦としては、受け入れが整っている大学病院で安心して通院・出産できました。
何かあってからの転院では手遅れになることもあるので、はじめから受け入れてもらえて良かったです。
妊娠中に喘息もかかりましたが、内科への受診もスムーズにできて良かったです。
6.通院・入院中の「残念」な体験
先生がコロコロ変わるので、言ってることや指導が先生の考え方一つで違う印象を受けました。
体重に厳しかったり、そうじゃなかったり・・・
合わない先生とずっと付き合うのも大変だと思うのですが、毎回変わるのも時には混乱しました。
北海道大学病院について
2019年3月に第2子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
一人目もお世話になった病院だからです。
持病があるので総合病院を考えていましたが、万が一を考えてNICUの施設があるこちらの病院を選びました。
また、地元の総合病院では、北大からの医師が派遣されていたのもあり、北大病院への紹介がスムーズだったからです。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
予約制だったのもあり、30分前後で呼ばれることが多くあまり待ちませんでした。
ただ、総合病院でお会計の人数が多いので、会計で混むと一時間前後待つこともありました。
3.費用はどれくらいだった?
妊婦検診は、自治体の助成があるので無料の時もあり、かかっても一回平均2000円以下でした。
帝王切開での出産で、一時金を引いても、20万円ほどかかりました。
※一般的に費用は診療内容などによって一人一人異なります。
4.主治医の先生はどんな人?
毎回違う先生が担当してくれて、みんな優しい印象でした。
エコーの先生と、エコー後に話をする先生が別だったりで、同じ医師が担当することはありませんでした。
とても親身になってくれて、「お産まで一緒に頑張りましょう」と言ってもらえたので心強かったです。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
手術室の看護師さんが、ずっと手を握って励ましてくれたので心強かったです。
「大丈夫ですか?」と痛みや不安を取るように声をかけてくれて、赤ちゃんが生まれるときには、もう出てきますよと進行具合も教えてくれました。
6.入院中の食事はどうだった?
食事は病院食という感じであまり期待できません。
時々、選択食というのがあり、追加料金50円位で洋食に変更できました。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(×)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(×)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(×)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(〇)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(×)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(×)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(×)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(×)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな育児指導された?
母乳が出やすいように、乳房のマッサージを継続するといいと教わり搾乳前に毎日行ってました。
10.退院後に助産師さんに相談したこと
1ヶ月検診が終わり悪露が減ってきたかなと思った時に、鮮血が出て量も増えて驚き、連絡しましたが、「それは生理ですよ」と冷たい物言いをされて嫌でした。
おろが増えたら連絡するよう言われて連絡したので残念でした。
11.新生児健診のタイミング
早産でしたのでNICUに入院していました。
退院して2週後と、1ヶ月後に受診しました。