目次
NHK朝の情報番組「あさいち」で、子育て世代に人気の街として「流山市」が紹介されました。
番組では紹介されなかった流山の子育て情報をまとめました。
あさいち放送内容(まとめ)
出典:流山市ホームページ
1.流山市は都心から近い
流山市は秋葉原からつくばエクスプレス(TX)で30分以内に位置しています。
TXの駅は南流山、流山セントラルパーク、流山おおたかの森の3駅が利用できます。
都内への通勤も便利です。
2.保育所に駅前からバスで送迎してくれる
流山市では、市内30か所以上の保育所に駅からバスで送迎してくれる「駅前送迎保育ステーション」というシステムがあります。
現在、送迎サービスが利用できる駅はTXの南流山駅、流山おおたかの森駅の2駅です。
駅前の商業ビルの中に、バスの送迎を待つ一時預かりの保育施設があります。
朝の通勤途中で、この施設に子供を預けると、入所している本来の保育所にバスで送迎してくれるのです。
利用料金は1日100円。何回利用しても月2,000円が上限となっており、とても利用しやすいサービスです。
TXを使って都内に通勤するパパ・ママにはとても便利なサービスですね。
3.行政と市民が協力して「そのママ夜会」を開催
毎年8月に流山市と市民団体が協力して「そのママ夜会」というママの飲み会(交流会)が開催されています。
「育児中の女性が夜に飲み歩くなんて!」という時代遅れな世間の空気を無視して、ビールを片手に地域のママ達が交流を深める場となっております。
ただ飲むだけでなく、地域で活躍する女性の起業家やクリエーターさんなどの有意義な話も聞けるので、ますます流山市に愛着が沸くのです。
4.ママ向けシェアオフィス
南流山駅のちかくに「Trist(トリスト) http://trist.click/」というシェアオフィスがあります。
このオフィスは、流山市や市民からの資金援助を受けて開設されました。
都内のインターネットサービス企業などが、サテライトオフィスとして拠点を構えています。
また、フリーランス向けのイベントを開催するなど、地域で仕事をする人、したい人をバックアップしています。
このように流山市では、都内に通勤するのではなく、市内でも充実した仕事ができるように創業支援にも力を入れているそうです。
5.希少動物・オオタカが生息する森
流山市内には300か所以上の公園や森が点在し、中にはオオタカが生息する森もあります。
流山の森は野鳥の宝庫で、フクロウやキジ、カモなど多種多様な野鳥を目にすることができます。
都心からわずか30分にもかかわらず、豊かな自然が守られていることが、子育て中のパパ・ママに人気の理由です。
まだある流山市の子育てしやすい環境
出典:流山市ホームページ
1.大型ショッピングモールが周辺に点在
流山市には、市民に親しまれている「おおたかの森S・C」という大型モールがあります。
また、1駅隣の柏市には「イオンモール柏」、「ららぽーと柏の葉」、同じく1駅隣の三郷市には「ららぽーと新三郷」「コストコ」「IKEA」があります。
このように電車でも車でも、ほんの10分圏内に充実した買い物施設がそろっています。
2.エアコン完備の教室で英語学習
流山市の教育委員会は英語教育に力をいれており、外国人の英語指導員が全小中学校に配置されています。
また、全小中学校の教室にエアコン設置を進めているので、暑い時期でも快適な教室で学習をすることができます。
でも待機児童は増加している
さて、いい所ばかり紹介してきましたが、気になる点もあります。
それは、保育所待機児童数が146人もいることです。(2016年4月時点)
これは、前年より97人も増加していて、千葉県内の市町村では3番目に多い数になります。
都心から近いことや、流山市の積極的なPRが功を奏して、多くの子育て世代が移り住んでいます。
しかし、子育て世代の増加に対して、保育所の整備が間に合っていない実情がうかがえます。