目次
静岡県にある静岡県立総合病院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
特に印象に残っているのは、性別が分かったときです。
何となく女の子だと思っていたのですが、男の子だと告げられました。
女の子のつもりで、夫と何ヶ月も女の子の名前でお腹の赤ちゃんを呼んでいましたが、あてが外れて大笑いでした。
しかし、女一家で育った私はとても楽しみで、西松屋や赤ちゃん洋品店に行くたびに、男の子のエリアをよく見ていました。
ちなみに夫は逆で男一家で育ったので、義両親からは「男勢力が勝った」と笑われました。
2.お産の体験
陣痛が始まると、友人から「息を止めると赤ちゃんが苦しくなる」と聞いたのを思い出して、意地でも呼吸してやると頑張った結果、陣痛の波が来るたびに、大きな声でヒーヒーハーハー叫んでいました。後から思うととても恥ずかしいです。
陣痛の途中でつわりのような症状が出て食欲がなくなり、せっかく運んでくれた食事もサラダや漬物を少し口にしただけで、後は全部付き添ってもらった夫に食べてもらいました。
そして2回ほど大量に嘔吐もし、本当によれよれのボロボロだったという表現がぴったりでした。
その後、赤ちゃんの心拍も下がり、雲行きが怪しくなり気がかりでしたが、なんとか持ち直してくれて、促進剤を入れてからおよそ24時間後くらいにやっと子宮口が全開となり、その数時間後になんとか出産できました。
ただ、力が入りすぎて、陰部が肛門近くまで避けてしまい、貧血になるやら痛いやらでその後はとても大変でした。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
「やっと終わった」と思うのと同時に、感謝と感動の気持ちに包まれました。
私は仕事で生まれながらにして障害を持って生まれてしまった子を見てきたので、五体満足で無事にお腹の中から出てきてくれて「ありがとう」の気持ちで一杯になり涙しました。
4.入院中の体験
分娩のときに、陰部が大きく裂けてしまい、縫合してもらったのですが、痛みのあまり、歩くのがたいへんでした。
どうしても買いに行かなければならないものがあり、車椅子を借りて下の階まで行きました。
車椅子だと思った以上に早く移動ができてとても感動しました。
また「赤ちゃんが泣いてるから」と看護師さんに呼ばれて、歩いてやっとの思いで新生児室にたどり着いても、遅すぎて赤ちゃんが泣き止んでいるということが多々ありました。
5.静岡県立総合病院で産んで「よかったな!」と思う体験
医師や助産師さん、たくさんのスタッフさんに囲まれていたことです。
子供は新生児室にいたのですが、安心して母体の回復に努める事ができました。
中には個性豊かな助産師さんもいて、とても楽しませてもらいました。
最後の母親検診のときにも、先生がとても丁寧に挨拶をしてくれて、恐縮でした。
6.通院・入院中の「残念」な体験
妊婦検診から出産については残念に思ったことはありません。
しかし、退院後2週間後に母親検診、1ヶ月後に母親検診と生後1ヶ月検診があったのですが、合計3回病院に行くことになりました。
せめて1ヶ月後の母親検診と生後1ヶ月検診が同時に出来ればなあと思いました。
静岡県立総合病院について
2019年1月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
家から近く、評判も良いため安心できると思ったからです。
また、総合病院なので、万が一トラブルが起こったとしても、すぐに対応してもらえるからです。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
曜日などに関係なく、少なくとも1時間、長くて2時間半くらい待っていました。
3.費用はどれくらいだった?
妊婦検診に払ったお金はトータル2~3万円くらいで、入院・分娩で払った金額は39万円ほどでした。
※一般的に費用は診療内容などによって一人一人異なります。
4.主治医の先生はどんな人?
若い女性の先生で、笑顔を絶やさず丁寧に話を聞いてくれたり、説明してくれたり、とても好印象でした。
分娩の担当もしてくれたのですが、健診のときから見てくれていたので、とても安心して出産に臨むことができました。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
時間もかかったので、入れ替わり立ち代わりでした。
特に印象に残っているのが、二日目に担当してくれた助産師さんでした。
私の泣き叫びや暴言、「いっそ殺して!」という発言にも動じず、暖かくも厳しくも対応してくれました。
出産が終わり、入院中に何度も顔を合わせたのですが、温かく接してくれて本当に救われました。
6.入院中の食事はどうだった?
総合病院なので祝い膳が出ると聞いても大した期待はしていなかったのですが、意外にも豪華なフレンチコースが出てきてびっくりでした。
祝い膳以外の食事は、典型的な入院食という感じでしたが、美味しかったです。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(×)3Dエコーあり
(×)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(〇)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(〇)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(〇)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな育児指導された?
初産でなかなか母乳が出ず、悩んでいたら、「はじめは皆そんなものよ」と言ってくれたことです。
10.退院後に助産師さんに相談したこと
母乳を飲む時間が半分くらいになってしまったため相談をしました。
すると「うまく飲めるようになっているのよ」と言っていただき、母乳のあげ方のアドバイスをしてもらってとても安心しました。
11.新生児健診のタイミング
生後1ヶ月