自由にコースが組めるスロープトイ(玉落としのおもちゃ、コースタートイ)をご紹介します。
自分の作ったコースでボールを転がすことができるスロープのおもちゃは論理的な思考を養う知育玩具として最適です。
おすすめのスロープのおもちゃとは?
1.プラスチック製と木製のスロープトイがある
組み立て式スロープトイは思考力が必要な難易度の高いおもちゃですが、3歳以降から大人と一緒に遊ぶことができるようになり、4歳を過ぎると簡単なコースであれば一人でくみ上げることができるようになります。
種類としては、ブロックタイプ(プラスチック製)と積み木タイプの2種類があります。
ブロックタイプはパーツ同士をはめ込んでコースを作るため比較的丈夫で3歳頃の小さな子供でも扱いやすいです。
ただし、仕掛け付きの複雑なパーツも多いため本格的なコースを作ろうとすると意外と難易度が高くなります。
一方の積み木タイプは、積み木のようにパーツの上にパーツを載せていくだけなので、簡単ではあるのですが、遊んでいるうちに積み木がズレてしまいコースが崩れやすいという欠点があります。
ただし、パーツの種類が少ないので小さな子供にとってはブロックタイプよりも簡単に大きなコースが作りやすいです。
2.片付けが簡単なものがおすすめ
自由にコースが組めるスロープのおもちゃは、たくさんのパーツがあるため、他のおもちゃと比べると少し片付けるのが大変です。
年齢によって片付ける能力も発達していきますので、3歳前後の子どもには、パーツの数が少なくて、一つ一つが大きなものがおすすめです。
また、5歳前後になると細かなものでもグループ分けして片づけられるようになってくるので、小さめのパーツで数の多いセットでも大丈夫でしょう。
パーツの種類が多いほど細部にまでこだわったコースが作れるため、意図通りにボールが動いた時の達成感も強くなります。
3.コースを追加で拡張できるものがおすすめ
別売でパーツを増やせるタイプのスロープ玩具であれば、作れるコースの幅はさらに広がります。
せっかく気に入ってくれたおもちゃなら、コースやパーツを追加して、より複雑なコースや、異なった仕掛けのあるコースを作ってさらに夢中になって楽しむことができます。
ブロックタイプ(プラスチック製)のスロープトイ
1.【くもん】NEWくみくみスロープ
こちらの商品は、ブロックのように組み立ててコースを作る、スロープのおもちゃです。
様々なパーツを組み合わせて、オリジナルのコースで玉を転がすことができます。
初めは少ないピースで、慣れてきたらどんどんピースを増やして、子供の成長を感じながら、長く遊ぶことができますね。
2.【くもん】NEWくみくみスロープたっぷり100
こちらも「くみくみスロープ」のシリーズで、合計100個ものパーツでより複雑なコースが組むことができます。
ジャンプ・大車輪・Uターンなど、よりダイナミックな動きが楽しめます。
とにかくパーツが多いので、対象年齢は3歳以上となっていますが、もう少し大きな子供か、児童館や保育園などで「くみくみスロープ」に慣れている子供向けです。
3.【ローヤル】コロコロコースターDX
こちらの商品は大きなパーツなので、コースがとても組みやすくなっています。
自由にコースが組めるスロープのおもちゃとしては珍しく1歳6か月から遊べます。
もちろん1歳児ではコースの組み立てはできないので、パパ・ママに頑張ってもらうことになります。
初めての玉落としのおもちゃとして購入し、どんどんパーツを増やしながら何年間も遊ぶことができるでしょう。
4.【バンダイ】ころがスイッチ ドラえもん ジャンプキット
人気急上昇中の組み立て式スロープトイです。
一番の特徴は「ひみつ道具」と呼んでいるギミックが豊富な点です。
どこでもドアでボールが移動したり、空気砲でジャンプしたりと楽しい仕掛けが満載です。
ただし、異なる形状のパーツが多いため、組み立てる難易度はかなり高めです。
5.【ピープル】ピタゴラス BASIC ボールコースターDX
磁石でくっつくブロックでおなじみの「ピタゴラス」シリーズのおもちゃで、こちらは立体ブロックと平面ブロックを組み合わせてオリジナルのスロープコースが作れます。
磁石でパチッと簡単にブロックを合体させることができるので1~2歳頃は普通のブロックとして、色々なものを作って楽しむことができます。
3歳以降からは、実際に簡単なスロープを組んでボールを転がして遊べるようになるでしょう。
2つのブロックをくっつけるだけでも、すべり台のような短いコースがすぐに作れるので、どんどん大きくしていきたいという意欲が生まれやすです。
積み木タイプ(木製)のスロープトイ
6.【エデュテ】VOILA マザベル
こちらの商品は、タイルパーツを組み合わせて遊ぶスロープのおもちゃです。
平面上の木枠にタイルパーツをパズルのように組み合わせると、くねくねとした溝の道ができて、迷路のような道を作ることができます。
また、立体的に組み立てればスライダーとしても遊べます。
平面でも立体でも遊べて、工夫次第で遊び方がどんどん広がります。
7.【キュボロ】スタンダード
こちらの商品は将棋のプロ棋士として最年少記録を次々に塗り替えている藤井聡太さんが幼少期に遊んでいたおもちゃとして有名になりました。
非常に高価なおもちゃですが、子供も大人もはまるおもちゃです。
溝や穴が掘られた立方体を組み合わせて、玉の通り道を作ります。
しばらくはパパやママが組み立てて子供が玉を転がすような遊び方になるかと思いますが、少しずつ自分でパーツを組み合わせて試行錯誤して遊んでくれるでしょう。
小さい頃は少し難しいかもしれませんが、小学生になっても十分に楽しめる遊べるおもちゃです。
8.【エデュテ】VOILA カラフルキャッスル
こちらの商品は、積み木感覚でお城を作って、玉の通り道を作ることができます。
まるで「スーパーマリオ」のクッパ城や「ビーだま・ビーすけの大冒険」が画面から出てきたみたいですね。
こちらはひとつひとつのパーツが大きいので、お片付けも簡単にできそうですね。
9.【HABA】組立てクーゲルバーン
ドイツの木製おもちゃの老舗「ハバ」のビーズコースターです。
複雑な仕掛けもなく、パーツも少ないシンプルなおもちゃなので、小さな子供でもコースを作りやすいです。
まずは、積み木のように遊んで、慣れていきましょう。
とても人気のある商品です。
10.【ボーネルンド】クアドリラ・ツイスト&レールセット
こちらの商品は、ブロックパーツの他にシーソーパーツやスパイラルレーンなど、まさにピタゴラスイッチの世界のような要素がいっぱいつまったスロープのおもちゃです。
特にうずまき状にビー玉がくるくる流れ落ちる、スパイラルレーンは何度見ても飽きません。
子供はもちろんですが、いつのまにか親の方が夢中になって、はりきって組み立ててしまうかもしれませんね。