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1歳2か月~4カ月の赤ちゃんの発達にあったおすすめのおもちゃを紹介します。
この時期の発達段階を理解したうえで、1歳3か月前後の赤ちゃんでも楽しめるおもちゃをプレゼントしてあげましょう。
1歳2ヶ月・1歳3ヶ月・1歳4ヶ月でも楽しめるおもちゃとは?
まずは、この時期の子どもの体と心の発達状況を理解しましょう。
子どもの成長段階に合ったおもちゃを探すヒントになります。
1.あんよが始まる
1歳を過ぎると歩き始める赤ちゃんが増えていきます。
1歳から1歳3か月頃までは、両手を挙げてバランスを取りながら、一歩一歩慎重にあんよをします。
まだ、一人歩きに慣れていない時期なので、移動の中心はハイハイですが、両手におもちゃを持って一人で立ち上がれるようになっています。
1歳4か月を過ぎるとだいぶ歩くことに慣れてきて、安定した歩行が見られるようになります。
なお、子供の成長には個人差があり1歳半頃まで歩かない赤ちゃんもいます。
2.指先を繊細に動かせるようになりつつある
1歳になる直前の頃には、人差し指と親指を使ってものをつまむことができるようになります。
そして1歳3カ月前後には、指先でものを持つことにも慣れてきて、積み木を5段近くまで積めるまでになってきます。
だんだんと繊細な動きができるようになり、クレヨンを使って画用紙に細い曲線を描くこともできます。
ボール遊びも上手になってきて、立ったまま両手でボールを持ち、そのまま投げることもできます。
保育園などでボーリングのような遊びを取り入れるのもこの時期からです。
つまり指先を使った繊細な遊びから、体全体をつかったダイナミックな遊びまで楽しめる月齢であると言えます。
1歳2か月~4か月の子供におすすめおもちゃ
1歳2か月・3か月・4か月頃の発達段階で遊ぶことができるおもちゃは以下の通りです。
引き車、手押し車、乗用玩具、ジム、ぬいぐるみ(人形・パペット)、ボール、ミニカー、手遊びボックス、ルーピング、玉落とし、楽器玩具(シロフォン、ドラム、ラッパ)、積み木、コップ重ね、お絵描き
この中でも特におすすめのおもちゃを紹介します。
1.ダイナミックな遊びができるおもちゃ
一人歩きが上手になってきた1歳2~4か月の赤ちゃんには、足を使ってたくさん運動ができるおもちゃがおすすめです。
まずは1歳児の定番のおもちゃである「足蹴り4輪(乗用玩具)」は間違いなく喜んでくれるでしょう。
1歳3か月前後だとまだ歩かない赤ちゃんもいるのですが、足蹴り4輪であれば、歩く歩かないに関わらず思いっきり足で蹴って楽しむことができます。
選ぶポイントは、歩くことも楽しめるように「手押し車」としても使える2WAYタイプにすることです。
特にまだ歩かない子供であれば、一人で楽しんで歩く練習をしてくれるでしょう。
こちらの商品は木製の足蹴り乗用で、手押し車にもなるおもちゃです。
デザインもかわいらしく、歩き始めた赤ちゃんにぴったりです。
さらに〇△□の簡単な型はめパズルも付属していています。
1歳3か月前後はちょうど丸や三角などの形を理解し始める時期なので、ちょうど楽しめるでしょう。
次に1歳2~4か月の子供にあえておすすめしたいのが「トンネル」です。
実は歩けるようになると、今度は上半身を使った運動をする機会が少なくなり、転倒などをしたときにとっさに手が出ず、顔を強打してしまうことがあります。
ハイハイは下半身と上半身を使った優れた全身運動であるため保育園などでは積極的に遊びの中に取り入れています。
こちらは連結して拡張することができるトンネルです。
ボールプールにもなるテントに連結することができて、お家の中が秘密基地に早変わりします。
1歳3か月前後では、相当なスピードでハイハイすることができるので、できるだけトンネルを長くすることができるタイプがおすすめです。
長いだけではなくこちらの商品のように折りたためるとコンパクトに収納できます。
2.手と指を使う知育おもちゃ
1歳2~4か月の赤ちゃんはだいぶ指先が器用になっているので、より繊細な動きや、創造力を刺激するようなおもちゃがおすすめです。
具体的には「コップ重ね」と「お絵描きセット」が最適でしょう。
まず、コップ重ねはコップを高く積んで遊ぶおもちゃです。
指先を使って高く積んでいくおもちゃと言えば「積み木」もありますが、1歳3か月前後になったら「コップ重ね」でも遊べるようになります。
積み木は適当に置いてもある程度の高さまで積むことができますが、コップ重ねは丸いフチに合わせて正確に重ね合わせる必要があるため1歳を過ぎてようやく積むことができるようになります。
そのため、積み木よりもより繊細に指先を動かす良いトレーニングになります。
しかも、コツをつかめば積み木よりも高く積めるので、積めた時の達成感も味わえます。
こちらの商品は、本当にシンプルな10段のコップ重ねです。
赤ちゃんに合わせて簡単な形状にしていないので、1歳3か月前後の子供が始めるのにちょうど良い難易度でしょう。
10段まで重ねるためには両足で立つ必要があるため全て積めるようになるのは2歳近くになってからです。
その頃には、おままごとで遊ぶようになっているので、今度はおままごとのお皿やコップとして活躍します。
次に「お絵描きセット」を紹介します。
お絵描きは、子供にとって自分の手で何かを作る生まれて初めての体験になります。
しかし、まだペンやクレヨンを握って描くことはそれほど得意ではないので、最初は何度でも書いて消せるお絵描きボードがおすすめです。
お絵描きボードには、色んな形のスタンプが付いているので、線を殴り書きする以外の楽しみも広がるからです。
こちらの商品は水を使って何度もお絵描きができる不思議なシートです。
リンゴやくじらのスタンプもついていて、ちょうど1歳2~4か月の子供が指で持って押すことができます。
この水を使ったお絵描きシートを使った遊びとしておすすめしたいのが、自分の手型や足型のたくさんとることです。
自分の手や足に水をつけて、バンバンとシートを叩けば、簡単に手形・足型がとれます。
広いシートの上にたくさんの手形が押せるので夢中になって遊んでくれます。
クレヨンのように床や机も汚さないのでママも助かります。