目次
赤ちゃんをママやパパ1人でお風呂に入れる3通りの方法をご紹介します。
また、赤ちゃんとの入浴に便利なお風呂グッズも紹介しています。
生後1か月が過ぎて沐浴からお風呂に切り替える際の参考にしてください。
一人で赤ちゃんをお風呂に入れる方法
ママ(パパ)が1人で赤ちゃんをお風呂に入れる際の一番重要なポイントは、ママが洗っている間どのように赤ちゃんに待ってもらうかという点です。
赤ちゃんを待たせる方法は主に3つあります。
1.ベビーベッドで待っててもらう
寝返りができるようになる前の赤ちゃんであれば、赤ちゃんが寝室やリビングなどで眠っている間に、ママ(パパ)が先にお風呂に入って体を洗ってしまいます。
その後、浴室を出て体を拭き、赤ちゃん起こしてお風呂に入れます。
脱衣所が寒くなる冬の季節に合った方法です。
2.脱衣所で待ってもらう
脱衣所にバスマットやバスタオルを敷いて、そこに赤ちゃんを寝かせて待ってもらいます。
ハイローチェアなどがある場合は、それを使います。
お風呂のドアを開ければすぐに赤ちゃんがいるので、ママが体を拭く必要がない上に、泣き声も良く聞こえるので安心してお風呂に入れます。
最も一般的な待たせ方の一つです。
3.洗い場で待ってもらう
浴室の洗い場で裸になって待ってもらいます。
冬は洗い場が寒くないように浴室暖房で温めるか、シャワーのお湯を洗い場全体に流して温めます。
洗い場で赤ちゃんに待ってもらう方法は2つです。
1つは、沐浴で使っていたベビーバスにお湯を貯めて座らせておく方法です。
ただし、ベビーバスがお座りできる形状でない場合には使うことは出来ません。
2つ目は、クッション性がある赤ちゃん用のお風呂マット、または赤ちゃん用バスチェアに寝かせるという方法です。
バスチェアはリクライニングができるタイプであれば生後1か月から使えます。
なお、水分が蒸発する時の気化熱で赤ちゃんの皮膚温度が下がってしまうため、ママ(パパ)自身が洗っている途中で時々赤ちゃんにお湯をかけてあげましょう。
1人で赤ちゃんを洗う方法
赤ちゃんの全身を洗う方法にはどのようなやり方があるのでしょうか?
1.胡座(あぐら)の姿勢で抱っこしながら洗う
洗い場の床にあぐらの姿勢で座って、赤ちゃんを抱っこしながら洗います。
足で赤ちゃんの体を絶妙に動かすことができるので、背中やお尻も簡単に洗うことができます。
なお、大人用のバスチェアに座ったまま洗うのは危険です。
石鹸で滑りやすくなっているため赤ちゃんを落とす可能性があります。
洗い場の床に直接座ることに抵抗がある場合には、お風呂マットを使うと良いでしょう。
2.お風呂マットやバスチェアに寝かせて洗う
バスマットかバスチェアに寝かせて洗うこともできます。
バスマット場合、まずお尻を洗う時は、オムツを交換する時のように両足を持ち上げて洗います。
また、背中は左右それぞれ半身(横)の姿勢にして洗います。
抱っこする洗い方よりもママ(パパ)の両手が自由に使えるため素早く洗うことができます。
なお、バスチェアの場合は椅子の形状よって洗い方が異なるので、ここで詳しく紹介することはできません。
1人で入浴後のケアをする方法
お風呂から出たら、赤ちゃんを拭いて、保湿剤を塗り、服を着せる必要があります。
ママやパパが1人でも効率よく、一連の作業をする方法があります。
1.お風呂から出たらバスタオルでくるむ
ママ(パパ)と赤ちゃんが同時にお風呂に出たら、どちらが先に体を拭けばよいのでしょうか?
赤ちゃんが湯冷めしないようにと先に赤ちゃんの体を拭くかもしれませんが、ママ(パパ)自身も赤ちゃんを拭いている間は、濡れたままだとかなり寒いと感じるでしょう。
そこで、まずはバスタオルを使って赤ちゃんをおくるみのように包んでしまいます。
こうすれば赤ちゃんの体温はしばらく保たれますので、その間に親の支度ができます。
2.服は重ねて着せる
親が服を着たら、赤ちゃんのケアを始めます。
まずは、包んでおいたバスタオルで赤ちゃんの体を拭きます。
バスタオルで包んでから少し時間が経っているので、ほとんど乾いているはずです。
次に保湿剤を塗って、服を着せます。
服は沐浴の時と同じように、前開きのシャツやベビー服などをすべて重ねて置いておくと、まとめて袖を通せるので手早く着替えが完了します。
1人で赤ちゃんをお風呂に入れるときに便利なグッズ
1.ハイローチェア
ママがお風呂に入っている時に脱衣所で赤ちゃんに待ってもらう場合には、ハイローチェアが便利です。
床にバスタオルを敷くだけではやはり硬いですし、かといって濡れやすい場所にベビー布団を持ってくるわけにはいきません。
ハイローチェアであればタイヤが付いているので狭い場所にも簡単に入れることができますし、赤ちゃんにとっても寝心地が良いでしょう。
安全ベルトも付いているので、ハイローチェアから赤ちゃんが落ちてしまう心配もありません。
2.お風呂マット
お風呂マットは、赤ちゃん用のバスチェアのように凹凸がないため、より手早く赤ちゃんの体を洗うことができます。
同じ理由で、マットそのものの洗浄もバスチェアより楽にできます。
3.バスポンチョ
お風呂上りには、バスタオルで赤ちゃんを包むよりも、バスポンチョ(フード付きバスタオル)で包むほうが楽です。
ベビーポンチョであれば、ボタンが付いているため手足を動かして肌けてしまうこともありませんし、フードを頭にかぶせて置けば、ママ(パパ)の支度を待っている間に濡れた頭髪もほとんど乾いてしまいます。