目次
東京都にある砂町産科婦人科で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
初期の頃にエコーを見ている時、お医者さんが「このうなじの部分が膨らんでいたり、黒い線が見えたりしているとダウン症などの染色体異常を疑うんだけど、もし膨らんでいても大体14週頃には無くなる。この時期に無いなら大丈夫そうだね」と言われました。
出生前診断がメジャーになりつつある中、エコーでそんな事も分かるんだなぁ、と感心しました。
エコーの時点でそういう風に言ってもらえると、疑いがある場合は出生前診断を受けられるし、そうでない場合はある程度安心も出来るのでとても有り難いです。
2.お産の体験
陣痛が来たのは夜中の23時頃でした。
その日は午前中からズキズキと規則的な腹痛があったのですがそれ程の痛みではなかったので陣痛とは気付きませんでした。
家事をしたりして過ごして20時になった頃に痛みも重くなり「これは陣痛だ」とやっと気付きました。
その時点で病院に電話を入れました。
助産師さんから「破水をしていないならまだ間隔もあいてるようだし様子を見て」との指示でした。
そこからはどんどん痛みが増し耐えきれなくなり再び病院に連絡。
「じゃあ来てください」と言われ主人と上の子と共に病院に行きました。
到着すると出産用の入院服に着替えて、出産用ナプキンを着用しました。
入院する個室のベッドで横になりアプリを使って痛みの間隔を計っていました。
その内に股間が濡れているような感じが続いている事に気付き「破水してるかも!」となり陣痛室へと移りました。
そこからは本当に激痛で主人にテニスボールをお尻へと当ててもらったり、あまりの痛みに気絶し、痛みで意識を取り戻すのを繰り返す感じでした。
時折助産師さんが来て子宮口の開き具合を見るのですが、その時仰向けにならなければならないのが苦しかったです。
正直痛みよりもいきむなと言われそれを耐えるのが辛かったです。
そうしているうちにパシャーと言う音と共に盛大に破水しました。思わず声が出ました。
そのまま分娩台に上がり、助産師さんの指示に合わせていきむと、3・4回ほどでで産まれました。
会陰切開された時の痛みは全く無かったです。
産まれたのは朝の8時頃で10時間ほどのお産になりました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
産まれた瞬間はとてもスッキリしました。
抱かせてもらった時は本当に嬉しくて疲れも吹っ飛びました。
冗談で無く聖母マリアにでもなったような気分でした。
4.入院中の体験
母子別室だったのですが、3時間おきに起きて、新生児室に授乳へ行く毎日でした。
夜は上の子は寝ていました、が朝昼の授乳時は助産師さんが上の子を構ってくれていたのでとても助かりました。
赤ちゃんは出生時に羊水が肺の中に残ってしまったため多呼吸で保育器に入っていました。
「すぐ治るから」「後遺症が残るものじゃあないから。段々落ち着いてきてるよ」とたくさん励ましてくれてとても安心することが出来ました。
5.砂町産科婦人科で産んで「よかったな!」と思う体験
里帰りも預け先もなかったので、子連れ入院の制度は本当に有り難かったです。
診察してくれるお医者さんも優しかったです。
また、とても明るくて、子育ての大先輩である助産師さん達と色々話すことができて安心できました。
6.通院・入院中の「残念」な体験
受付の方の対応がとても冷たいというのか、事務的で暗い印象を受けました。
また、待合室が薄暗く中、入り口で靴からスリッパに履き替える必要があるのですが、悪阻で匂いが気になっていた時期はとても辛かったです。
砂町産科婦人科について
2017年10月に第2子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
上の子がまだ2歳で主人と私もお互い実家が遠方で預け先がない中での出産でした。
こちらの病院は分娩中も子供の立会い、5歳までなら子連れでの入院が可能だったので選びました。
自宅からも近く、近隣には大型のショッピングモールもあり便利でした。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
診察はいつも平日の午前中だけでしたが、その時間帯で大体30分程でした。
待合室もそれほど混雑せず、4、5人ほどの待っている感じでした。
3.費用はどれくらい?
初診料は一万円近くで、その後からは助成券を使用して3千円程でした。
分娩費は子連れ入院のため個室利用の代金がプラスされ22.3万円程でした。
個室利用でなければ18万円程でした。
4.主治医の先生はどんな人?
女医さんもいるようなのですが一度も当たりませんでした。
私は年配の男の先生に診てもらう事が多かったです。
いつもニコニコとして物腰も柔らかくとても良い印象を持ちました。
診察もとても丁寧で、気になることを聞いた時も分かりやすく答えてくれました。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
とても優しい中年女性の助産師さんでした。
陣痛室で悶絶していると私が無意識に息を止めてしまっていたらしく助産師さんに「今赤ちゃん苦しかったみたい。お母さんがちゃんと息しないと赤ちゃんも呼吸出来ないからね。しっかりして」と言われたのを強く覚えています。
6.入院中の食事はどうだった?
食事はとても美味しかったです。
病院食らしい薄味では無く、退院する前日のお祝い膳もとても豪華で大満足でした。
産後の時間をゆっくりと過ごせてとても幸せでした。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(×)両親学級あり
(〇)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(〇)個室シャワーあり
(×)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(×)食事用のラウンジあり
(×)売店あり
(×)小児科併設あり
(×)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(×)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(×)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(×)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな母乳指導された?
私は仮性(刺激すれば出てくるタイプ)の陥没乳首なのですが一人目の時も母乳をあげることにとても苦労しました。
大きく口を開けさせてから出来るだけ乳輪の外側から深く咥えさせるようにと言われました。
10.退院後に助産師さんに相談したこと
出来るだけ母乳で育てたかったので退院後も授乳指導のために2ヶ月間、週に1回病院に通いました。
何とか工夫して母乳を続けられるよう母乳育児用の哺乳瓶など色々と教えて貰いました。
11.新生児健診のタイミング
1ヶ月検診のみ