4歳~5歳の年中さん向け「ワークブック」をご紹介します。
お子様のやる気につながるようなワークドリルを選んで、楽しく学習の習慣を身に着けていきましょう。
年中用ワークドリルの選び方
1.学習進度にあったドリルを選ぼう
ひらがなやカタカナが読める、書けるという子も多くなる年齢です。
周りの子供の成長の早さに自分の子供を重ね、ついつい比べてしまうこともあるでしょう。
しかし、ドリルの問題が解けた、解けないで一喜一憂してしまっては、お子様のモチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。
大切なのは親ができないことへの苦手意識を持たせるのではなく、できることの力を伸ばす手助けをして、自信をもってもらうことが一番重要になります。
そのためにも、今のお子様の学力に見合ったドリルを見つけることがとても大切で、さらに自信をつけさせるため、できることのひとつひとつを褒めてあげましょう。
2.楽しめる、興味の湧くドリルを選ぼう
ドリルに向かって座っていられることだけでも、4~5歳の子供にとってはすごい事です。
まだ文字の読み書きができない子供であれば、苦手意識を持たせてしまう勉強のようなドリルに挑戦するよりは、「間違い探し」や「時計」の読み方のドリルに挑戦してみるなどして、「おべんきょうってたのしいね」と思ってもらえるような、ドリルを見つけてみましょう。
3.シリーズ化されているドリルを選ぶ
ドリルと一言で言っても、その種類は数え切れません。
「種類が多すぎて、一体どれを選べばいいか分からない。」
そんな時は、シリーズ化されているドリルがオススメです。
シリーズの中で分野や難易度が分類されているので、スモールステップで少しづつできることを増やしてあげていくことができます。
まずは、同じシリーズの得意な分野から始めて「全部できた!」という喜びを体験させてあげましょう。
その後に同じシリーズのちょっと苦手な分野にも挑戦してもらいましょう。
楽しめるドリル
1.【文響社】うんこドリル まちがいさがし 4・5さい
数年前に話題になった「うんこドリル」の幼児向けシリーズです。
子供が大好きな「うんこ」のイラストが満載の間違え探しで、腹を抱えて笑いながらワークブックを楽しんで続けることができます。
1冊終えて「うんこドリル」が気に入ったら、同シリーズの「ひらがな」や「すうじ」に移行していきましょう。
2.【文響社】うんこドリル とけい4・5さい
いつもママやパパが見ている時計。
年中さん頃になると、意外と子供も興味を持っています。
「いまなんじ?」と聞いてきたらはじめ時のワークブックです。
「何時」「何時半」「何時何分」までの時刻を繰り返しおけいこすることによって、自然と時計の読み方が身につきます。
付録として手で動かせる時計もついているため、実際に動かしながら覚えることができます。
もじ・かずのドリル
3.【学研】もじ・かず・ちえ
初めて「ひらがな」や「数字」などのお勉強系のワークブックに挑戦する子供におすすめの1冊です。
難易度は4歳向けのものとしては簡単な部類に入りますし、さまざまな問題に挑戦できるので得意・不得意が分かると思います。
この1冊の後は、まだ年中さんなので得意だった分野に続けて取り組むと良いと思います。
4.【ポプラ社】100までのすうじ
すうじをはじめるのによい一冊です。
まずは、100までの大きな数に慣れることを目指しましょう。
シールを貼ったり、ページを折ったりちぎったりしながら、全ページを終える頃には、かずを数える楽しみを知ることができます。
5.【幻冬舎】100てんキッズドリル 幼児のたしざん・ひきざん
生活の中の「かず」をもとに、楽しみながら算数の学習へとつなげるので、数字や計算に対しての、苦手意識を芽生えさせません。
またドリルを通し、話を聞き取る力を育てるので、小学校へ入学してから苦手になりやすい文章問題にも強くなりそうです。
6.【くもん出版】やさしいひらがな1
ワークブックにも定評があるくもんの定番シリーズの1冊です。
くもんシリーズは難易度がとても細かく分かれているので、個々の状況に合ったドリルが見つかると思います。
「ひらがな」は2歳頃から始められる「はじめてのひらがな」があり、こちらの「やさしい」は3~4歳頃から始められる内容となっています。
難しければ「はじめて」から進めることもできるので、年中さんであればまずはこの1冊から取り組んでみるのがよいでしょう。
7.【文響社】うんこドリル カタカナ 4・5さい
ひらがなを習得したら、次はカタカナの練習を。
覚えるばかりで集中できない時は、やっぱり楽しい「うんこドリル」がおすすめです。
最初は指でカタカナをなぞるところから始まって、少しずつ覚えられます。
迷路などのお遊び要素があるため最後まで飽きずに続けられます。
8.【くもん出版】はじめてのアルファベット
ひらがな、カタカナが書けたら次のステップとして、アルファベットにチャレンジしてみてはどうでしょうか。
アルファベットは、カタカナのように画数が少ないので、書きやすくて覚えやすいかもしれませんね。
ドリルの中は工夫がいっぱいで、自然にアルファベットに親しめます。
受験対策のドリル
9.【メイツ出版】知能開発ドリル
脳が驚異的に発達する3歳から5歳ころまでにIQをアップさせるために、楽しくできる問題を出題しています。
図形や絵を見て間違い探しや、仲間外れを見つけるなどの単純な問題ですが、どんどん難しくなっていくうちに、大人も本気で考えてしまう脳トレ問題になっています。
10.【Z会】グレードアップドリル ろんり・かたち 4-5歳
受験勉強用の家庭学習教材として人気の高いZ会のドリルです。
こちらの「ろんり・かたち」の他にも「ことば」「かず」「きく・はなす」など総合的な思考力を伸ばすことができるドリルもあります。
Z会のドリルというと難しいイメージですが、難易度はかなり簡単なところから始めれるので、初めてドリルで学習する子供でも無理なく進められます。