目次
大阪府にある小阪産病院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
前の病院では、白黒のエイリアンのような画像ばかりで、つわりの苦しみもあったため妊娠した喜びや実感があまりありませんでした。
紹介してもらったこちらの病院で初めて4Dエコーで我が子を見た時に「あーちゃんと生きてる。私の中でどんどん成長しているんだな」と思い感動しました
エコーを見るのが初めてだった主人の目にも涙が溢れているのを見て私もほろりとしました。
我が子のちょっとした動きを「可愛いね~」と話しながら見ることができ、自分にも家族が出来たんだと実感しました。
2.お産の体験
予定日を過ぎても特に何のサインもありませんでした。
予定日5日後の健診で内診をした際に、先生から「子宮口が少し開いてきてるね」と言われました。
子宮口の中を少しさわられ、その時に少し痛みを感じました。
先生から「今日の帰りに出血があるかもしれないので」とナプキンを渡されました。
帰りに買い物をしていると、なんとなく下腹部が痛む感じがありました。
しかし「さっき触られたせいかな?」と思い、あまり気にすることもなく親戚の家に立ち寄りました。
しかし、時間が経つにつれ、その痛みは徐々に増してきたため家族に伝えると「陣痛なら今笑ってられないくらい痛いよ!まぁ念のために早めに帰って準備はしとかないとね」と言われ自宅に帰りました。
すぐに入院の準備をし始めたのですが夕方頃から様子がおかしくなりました。
「明らかに痛い、腰の辺りに激しい鈍痛が…苦しい、立てない、動けない~」と思ってたらすぐに治った。
家事をしているとまた痛みがきました。
何度か繰り返しあったので「もしや?」と思って時間を計ると、痛みの間隔が10分や7~8分になっていました。
病院から初産の方は陣痛の間隔が5分になってから連絡してくださいと聞いていたので時間を計り待機することにしました。
仕事に行ってる主人や家族にも陣痛がきてるっぽいことを伝えました。
それから1時間ほどして間隔が5分になったので、病院に連絡して陣痛タクシーを呼びました。
タクシーの中では痛みに耐え声を出さないようにするのが辛かったです。
病院到着後、子宮口がどのくらい開いているのかを確認しました。
お部屋が空いていれば待機から分娩まで一部屋でおこなえるのですが、その日は出産者が多かったのか3人部屋で待機することになりました。
痛かったのですが、既に1人の方が入室中だったため、妊娠中に教わったソフロロジー法の呼吸でなるべく静かにするようにしていました。
主人と家族が到着後は分娩台に上がる前までずーっと痛む腰をさすってもらっていました。
私は四つ這いの状態が一番楽で他の体制にもなりましたがほぼ四つ這いでした。
正直、主人のさすり方は「そこじゃない!違う!もっと強く!」などリクエストはいっぱいあったのですが、隣の妊婦さんがとても静かに夜を過ごしていたため怒鳴ることも出来ず「ここ…こんな感じで…」と小声で注文していました。
どんどん強く短くなる痛みに襲われ意識が朦朧としてきました。
陣痛は実際1分もないと聞いていたのですが「あーまた来た!痛い、まだか?まだ出てこないのか?」と思っていました。
そして看護師さんに「この痛みを止めてください!」と何度もお願いしていました。
病院に来てから6時間ほど経過し、どんどん出血量が増えてビックリしましたが、看護師さんに「順調ですね、あと少し」と言われたので安心しました。
それから2時間ほどして看護師さんにそろそろ移動しましょうと個室の分娩室へ移動しました。
同時に今まで我慢して声出さなかった分が急に出てしまい陣痛がくるたびに大きく叫びました。
子宮口は9.5cmまで広がっており、分娩台の上で準備をしている間に最大になりました。
途中で「今破水しましたよ」と言われました。
確かに水が流れていくような感覚があるなと思いましたが、破水はもっと前に起きると思ってたので不思議でした。
準備ができたので主人と家族にも入ってもらい陣痛の間隔に合わせていきんでいきみました。
何度目かのいきみでもう少しで我が子が出てくるという感覚がありました。
その直後「頭見えてきたよ、あと少し」と言われ、それから数回いきむと「スルスルー」っと気持ちの良いくらい「出た!」という感覚がありました。
「産まれましたよ~」と言われ、すぐに産ぶ声も聴こえてきて感動に包まれました。
その後はもうグッタリでした。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
出た!無事に産まれてくれてありがとう!!
そして今までの痛みが嘘のようにその瞬間から一気になくなりホッとしました。
4.入院中の体験
ダイニングでご飯を食べる時に、私はお股が痛くてぎこちない座り方でした。
私の部屋にはトイレがなかったので部屋を出てトイレまで歩くのが辛かったです。
産前からずっと便秘で薬を飲んでたのですが、産後もまだ便秘でした。
お股の傷も痛くなってきたため嫌々浣腸をすることにしました。
便が出るとお股の痛みも軽くなったので、もっと早く薬を使っていればと後悔しました。
5.小阪産病院で産んで「よかったな!」と思う体験
すべてのスタッフさんが親切で丁寧でした。
また、設備がしっかりと整っていて、4Dエコーも3~4回受けることができました。白黒の2Dエコーよりも表情豊かでより愛情が一層湧きました。
マタニティスクールやヨガなどが無料で受けられたので出れるだけ出ました。
とても勉強になりました
助産師外来もあって、時間を長く取って色んな悩み事が相談でき、退院してからも24時間電話で相談受け付けてくれます。
ホテルのような綺麗な病院で、部屋にはランクがありました。
しかし、特別料金がないお部屋でもビジネスホテル以上でした。
ご飯はダイニングルームでのバイキングで食べたいだけ食べられました。
入院中に一度だけ無料でシャンプー&ブローができ、至福の時間でした。
6.通院・入院中の「残念」な体験
個人病院では対応が難しい緊急のことが起きたらどうしようと思っていました、自然分娩で特に問題なく出産が出来たので残念に思うことは特にありませんでした。
料金は高いですが、設備や対応などを考えると割安だったと思ってます。
小阪産病院について
2017年8月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
家からそれほど遠くなく、電車一本で行けるからです。
80年の歴史があり、実績と信頼があると思いました。私の叔母も2回出産したことがあり、どんな病院か知っていました。
また、初めて受診した病院で紹介状を書いてもらえたので選びました。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
紹介状を持って初めて受診した時は一般予約なしだったので2時間ほど待ちました。
その後は、基本的に予約制なので10分~30分くらいの間で呼ばれます。
個人医院ですが、大きな病院で設備もスタッフさんも多く、先生の診察以外にエコーを見る人、問診する人、次回予約や注意事項などをお話しする人など細かく分かれているので早いです。
3.費用はどれくらい?
大阪市在住でしたので一部負担で済みました、普通の補助券と高額の補助券があったので使い分けてました
妊婦健診はタダになるときもあれば1500円程度の時もありました。
後期になってから色んな検査をするようになったため高額補助券がなくなりました。
そのため1度だけ10000円を超えました。
事前に看護師さんから高くなるとは聞いていましたがビックリしました。
入院費は自然分娩で10万円程支払いました、経産婦さんだともう少し安くなるようです。
帝王切開だと5~10万円プラスで支払うようです。
4.主治医の先生はどんな人?
初期はその日の早い先生に診てもらっていました。
何人かの先生に診察してもらった後に、先生を指名することができるので、特定の女性の先生にしてもらいました。
どの先生もいつも笑顔で優しい話し方だったのですが、女性の先生だったので話しにくいことも話せました。
気さくな感じで質問などにもしっかりと答えてくれたので、より安心できました。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
もう分娩台に上がる頃にはヘロヘロで意識もはっきりしていなかったため、自己紹介をされてのですがあまり記憶にありません。
でも今の状態などを細かく教えてくれ、次にこんなことをします、次はこうしてくださいと、しっかり対応してくれました。
励ましの言葉なども言ってくれて優しかったです。
6.入院中の食事はどうだった?
とっても満足でした。
産後すぐにお腹が減り、出された朝食を見事に完食しました。
その後も部屋食は全て完食。
2日目以降はダイニングでの食事になり、熱々の出来立てご飯が美味しかったです。
バイキングで好きなものを取り放題、おかわりし放題でした。
味覚が元に戻ったことや、胃のつかえなどがなくなり、それまで食べられなかった分を取り戻すかのように食べていました。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(〇)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(〇)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(〇)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(×)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな母乳指導された?
母乳を基本とするならば頻回授乳がとても大切であることを教わりました。
初乳はとっても大事なので出来るだけ母子同室で赤ちゃんが欲しがったらすぐに飲ませてあげてほしいと言われました。
何度も失敗しましたが、その都度色んなやり方を教えてもらいました。
私と我が子に合った飲ませ方を見つけることが出来たので自宅に帰ってからは完全母乳ですくすく成長中です。
10.退院後に助産師さんに相談したこと
電話で、母乳がちゃんと出ているか、体重が増えてるかを聞き、お乳の飲ませ方をもう一度教えてもらいました。
11.新生児健診のタイミング
基本的には1ヶ月健診のみです。