目次
大阪府にある千船病院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
妊娠後期に実家に帰った際、実母が過干渉ぎみでストレスを抱えていました。
助産院での妊婦検診では助産師さんが30分とゆっくり時間を取っていろいろ相談に乗ってくださり、実母との関係の悩みにまで答えてくれました。
関わり方を変えるだけで過干渉はかなりマシになり、ストレスを溜めることもなくなって安心して出産に臨めたのは色々と話を聞いてもらえたおかげだと思っています。
あと、おっぱいマッサージのやり方をかなり入念に教えてもらえたため心強かったです。
2.お産の体験
予定日になったばかりの0:30ごろ、下腹部にズキン、という痛みが走り、そのあとにチョロチョロ…と生理が来た時のような感覚がありました。
トイレに行くとピンク色の水のようなものが出てきていました。
おしるしはなかったので、おしるしかなと思っているとなんとなく鈍痛がきます。
それこそ生理痛のような感じでした。
もしかして破水かも、と思い痛みの間隔をはかるとすでに10分程度。
病院に電話するとやはり破水の可能性があるとのことですぐに病院に向かいました。
結果は高位破水でそのまま即入院。
ですが陣痛そのものは微弱でなかなか強くなりません。
真夜中からひたすら院内を歩き回ったりしても変化なし。
仕方なく朝までゆっくり寝てしっかり食事し、ひたすら歩くを繰り返して結局強い陣痛になってきたのは夜20:00ごろ。
そこから一気に陣痛もついて間隔も短くなり、分娩室に移ってからは初産にしては短い6時間でお産になりました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
とにかく可愛い!
痛みはすごいし、胎盤がはがれにくかったり、出血多量だったりと大変でしたが、そんな事は忘れそうなぐらいの可愛さと感激で涙が出そうでした。
4.入院中の体験
破水から分娩に24時間以上かかったために、生まれた子は免疫の検査などのために一時小児科に入院となりました。
その日のうちに退院して母児同室になる予定だったのですが、私も出血多量と会陰裂傷がひどく輸血が決まってしまいボロボロの状態でした。
先生からのNGが出てその日は赤ちゃんに会えないことになってしまい、それまで後陣痛に耐えてきたこともあって思わず号泣してしまいました。
その時に会陰の縫合の時もずっと寄り添ってくれていた助産師さんがずっと気にかけてくれて、小児科に走って赤ちゃんの写真を撮ってきてくれました。
嬉しいのと情けないのでまた号泣。本当に心遣いが嬉しかったです。
5.千船病院で産んで「よかったな!」と思う体験
助産院での分娩でしたが何かあったときにはすぐに対応してもらえたこと、後陣痛などのストレスで授乳がうまくいかない時などには、責めるのではなく寄り添って、具体的な指導をしてもらえたため、不安を感じることが少なく済んだと思います。
6.通院・入院中の「残念」な体験
入院中ときどきあったのが、薬の追加が欲しいときや質問をしたくて助産師さんに声をかけてもそのまま忘れられてしまうことがありました。
ちょうど患者さんも多かったのだと思いますし、退院間近になるほどそれがあったので優先度が違ったのかな、とは思いますがそこだけが残念でした。
千船病院について
2017年3月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
まわりの友人の多くが千船病院で出産していて、院内助産院があるため安心感があったためです。
また、自宅からのアクセスも良かったからです。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
朝は割とスムーズですが午後診は予約時間に行っても30分待ちです。
3.費用はどれくらい?
妊婦検診は助成券でまかなえるため一切費用はかかりませんでした。
院内助産院で分娩し、高位破水から陣痛が長引いて出血多量、子供も小児科入院となり、実費で6万円程かかりました。
4.主治医の先生はどんな人?
分娩時に会陰裂傷がひどく、縫合にあたってくださった先生がとても明るくて優しい先生でした。
痛みがひどいときも辛さに寄り添ってもらえたため、しんどい後の処置も乗り越えられました。
処置もとてもてきぱきしていてありがたかったです。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
とにかくずっと励まし続けてもらえたことが印象的でした。
分娩室に移った時も、内診が痛くて怖かった時も、陣痛の最後のほうで痛みのあまり叫んでいた時も、手や腰に触れたりさすったりしながら「大丈夫!こうしたらいいよ」と声をかけてくれていました。
6.入院中の食事はどうだった?
ボリュームがすごかったです。
3日目に出たお祝い膳がすごく豪華で美味しかった!!
デザートやカップ飲料などちょっとしたジャンキーなメニューもあったのが正直嬉しかったです。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(×)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(×)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(×)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(×)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(×)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(×)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな母乳指導された?
最初は泣いても泣かなくても2時間~3時間間隔でとにかくくわえさせること、途中で赤ちゃんが寝てしまわないようにアゴや足の裏をさするよう指導がありました。
片方5分で2往復、咥えさせる前に肩や腕を回したり乳腺を刺激すると良いと教わりました。
10.入院中に助産師さんに相談したこと
初めて母児同室での夜を過ごすときに、夜中に限って赤ちゃんが寝ない時があってどうしようと焦っていたのですが、助産師さんがお雛巻きのやり方やあやし方を教えてくださりすぐに泣き止んで、ものすごく頼もしかったです。
11.新生児健診のタイミング
生後1か月