目次
東京都にある武蔵村山病院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
助産師外来の時です。4Dエコーを見ました。
その助産師さんちょっと機械のいじり方分かってないようでえらい時間がかかりました。
エコー写真を印刷してくれたのですが、これも機械のいじり方が分からなかったのか時間がかかって、5枚も6枚も出てきました。
「やだー先生に怒られちゃう。内緒にしといてね!」とウインクして私にその写真を全部くれました。
とてもチャーミングな助産師さんだったので思わず笑ってしまいましたが、機械のいじり方は分かるようにしてあげて…と思いました。
2.お産の体験
お産当日
●0:00
陣痛が定期的に来ました。病院連絡して向かいました。
この時点で陣痛の間隔は7~8分間隔でした。
内診をして子宮口は2㎝で、「入院してもしなくてもどっちでも良いと言われたので、一回帰りました。
翌日に妊婦検診の予定があったので、それまで産まれないかもしれないという想いもあったからです。
家に帰りましたが、痛すぎて「いたーい」って言いながら寝ることになりました。
陣痛は変わらず7~8分間隔でした。
隣にいた旦那はそわそわして寝れないようでかわいそうでした。
●5:00頃
シャワーを浴びていると、寝てるより立ってる方が楽なことに気づきました。
座ると痛いので、シャワー出てからも立って過ごしていました。
クイックルワイパーとかかけて過ごしていましたが、眠気が強いのにもかかわらず、寝られなくて辛かったです。
●6:00頃
陣痛間隔3~4分になったため、病院連絡し向かいました。
子宮口が4㎝になっていたので入院することになりました。
触診のせいなのか、その後、出血が増えました。
モニターを立ったまま付けて、この時点ではまだ会話が出来てたような気がします。
そして段々と頭痛と吐き気を催すくらいお腹が痛くなってきました。
●8:00頃
病院では朝食が出ましたが食べれませんでした。
横になっていましたが、痛みが強いく、時間の間隔もなくなってきました。
陣痛のたび「いたーい!」って叫んでいましたが、助産師さんから「キタキタキタ…ふー…」と呼吸すると楽よって言われてそのようにしました。
それで楽になったのかか知らないうちに寝ていたようです。
すごく痛いせいか、話をしに来る人達に少し苛立ちはじめるようになりました。
栄養士がご飯の話をしに来たのですが「今じゃなくて良くない?!」と言ってしまいました。
おばちゃんの実習生が立ち会ってくれて少し安心しました。
若い子だったらすごくイラついてたかもしれません。
助産師さんが陣痛室から居なくなろうとするとものすごく不安で、「居なくならないで」と懇願していしまいました。
痛みで、産褥ショーツのつけ方もわからなくなってしまい実習生さんにやってもらいました。
●多分10:00
子宮口6㎝~7㎝と言われ「まだそんなかよはよ開けや!!」って思いました。
「19時くらいまでかかるかなあ」という声が聴こえて、長丁場だなと思いました。
旦那や実習生さんにお尻を抑えてもらうのですが、やはり助産師さんの方が上手くて楽なのでやってもらいました。
結果、旦那は水分補給係となりました(笑)
漫画のように、手を握ってもらうとか腰さすってもらうとかそんなことはしませんでした。
でも、基本的に触ってほしくない気持ちが強かったので、それで良かったです。
陣痛中は実習生さんに手を握ってもらっていました。
女性の方がなぜか安心しました。
助産師さんの「進んでるよ、上手だよ」の声掛けに安心しながらも、痛すぎて自分の髪の毛とベッドの手すりをめいいっぱい掴んでいました。
しかし、全然意味がなく「いっそ気絶したい。なんで死なないんだこんな痛いのに!」とイラついていました。
●12:20
昼ご飯が来て、「まだそんな時間?」とはっとなりました。
ついに子宮口全開となり、赤ちゃんが旋回しないので四つん這いになったり座ったりするよう言われました。
なんとか四つん這いはできましたが、座るのは無理で、横向きが楽でした。
とにかくお尻が痛すぎます。
●12:30
車椅子で陣痛室から移動して、分娩室入室しました。
「ここまできたらもうすぐだ!」と急に気合が入りました。
点滴がうまくいかなくて「早く刺してくれ」と最高にイライラしました。
「今いきまないで」と言われるも、とても止められない状態だったので「いきむから」と思いました。
そして「うんこーーー!!」って思わず叫んでしまいました。
本当にうんこが出る感じがしたのです。
●13:30
「自然に破けるかなあ」とか言ってたのですが、助産師さんが破膜(破水)させてくれました。
ある程度頭が出てくるとおまたが超絶痛いです。
むりやり挟まってる感じでした。
助産師さんの言うことにひたすら従い、呼吸方法も「はっはっはっ」にかわりました。
●13:33
「下見て!うまれるよ!」と言われて、赤ちゃん出てきました!
その時の私の第一声は、「スッキリした!」
そして「やっとあえた!」と叫びました。
陣痛10分間隔になってから、約15時間半、入院してから7時間半での出産でした。
安産です!
アドレナリン出まくりだからか最高にハイテンションになり、感動と達成感と爽快感でいっぱいでした。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
お腹がスッキリきた!やっと会えた!私の中に本当に人がいた!とっても可愛い!
4.入院中の体験
実は切迫早産で30週の時に一ヶ月入院していたのですが、その間はお風呂は二日に1回でした。
そのせいで、出産後は毎日入っていいと知らず、「二日に1回ですよね?」と尋ねると、助産師さんと看護師さんが2人で大爆笑していました。
仲良くなった看護師さんが、「やだー!言えば良かったね、ごめんね!好きなだけ入って!」と言ってくれました。
ちゃんと毎日入らせて貰いました。
明るい現場でこっちが産後うつっぽい感じになっても、元気を貰いました。
5.武蔵村山病院で産んで「よかったな!」と思う体験
とにかく医師も看護師も助産師も、皆さん良い方です。
妊婦の気持ちに寄り添ってくれますし、現場も雰囲気が明るいです。
人それぞれで言うことがブレたりせず一貫しているので、チームワークが成り立っているのがよく分かる病院でした。
6.通院・入院中の「残念」な体験
敢えて上げるとすれば、ご飯がさほど美味しく無かったことです。
特に自分は甲殻アレルギーかあるので除去食にしていました。
その時の代替の主菜があまりにもしょぼすぎて泣きました。
お祝い膳はとても美味しかったです。
武蔵村山病院について
2016年9月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
大きい病院なので出産時に何が起きても大丈夫だろうと思ったからです。
また綺麗な病室で、助産師、看護師、医師共に雰囲気が良くいい人が多いと噂を聞いていたからです。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
担当の医師が人気のある先生のようで、一時間は必ず待ちました。
たまたま他の医師しかいなかった時に検診に行ったら30分で終わりました。
3.費用はどれくらい?
妊婦検診の費用は1000円でした。
入院、分娩費用は7万円程でした。
4.主治医の先生はどんな人?
とても気さくで、丁寧迅速に説明をしてくれる先生です。
そして、妊婦さんの話を真剣に聞いてくれて真剣に答えを返してくれます。
数年前にかかったことがあるのですが「あの時あーやって診察した方でしたか?!」と覚えててくれました。
妊婦の気持ちに常に寄り添ってくれる先生です。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
私の話すことを全て理解してくれました。
産む時は、痛いしか言わない私に共感も沢山してくれて安心しました。
お産が終わったら、骨盤矯正のいい病院があるよ、と教えてくれました。
それはその助産師さんの旦那さんの病院でした。
「宣伝♪」とチャーミングに言っていました。
6.入院中の食事はどうだった?
決して美味しいとは言えませんが、量は沢山出てきたので満足でした。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(×)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(〇)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(×)個室シャワーあり
(×)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(×)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(×)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(×)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな母乳指導された?
頭をぐっと抑えておっぱいに寄せてあげてね!とは言われましたが、それ以上何か言われた記憶はありません。
10.新生児健診のタイミング
退院後一ヶ月にありました。