七五三はいつやるの?【2021・2022年】男女・年齢別カレンダー

七五三をお祝いする年齢早見表を掲載しています。

「七五三」は3歳、5歳、7歳の子供が対象であることは誰もが知っていると思います。

では、今年の七五三は、いつからいつまでに産まれた子供をお祝いするのでしょうか?

また、5歳の七五三で祝うのは男女どちらかわかりますか?

意外と複雑でわかりにくい「七五三」をお祝いする年齢について解説します。

七五三・年齢早見表

2021年カレンダー

2021年11月の七五三でお祝いすることが可能な子供たちの生年月日です。


『数え年』の場合(原則)

性別儀式誕生日
男の子3歳2019年1月1日~2019年12月31日生まれ
女の子3歳2019年1月1日~2019年12月31日生まれ
男の子5歳2017年1月1日~2017年12月31日生まれ
女の子7歳2015年1月1日~2015年12月31日生まれ

『満年齢』の場合

性別儀式誕生日
男の子3歳2017年11月16日~2018年11月15日生まれ
女の子3歳2017年11月16日~2018年11月15日生まれ
男の子5歳2015年11月16日~2016年11月15日生まれ
女の子7歳2013年11月16日~2014年11月15日生まれ

『学年』の場合

性別儀式誕生日
男の子3歳2018年4月1日~2019年3月31日生まれ
女の子3歳2018年4月1日~2019年3月31日生まれ
男の子5歳(年中)2016年4月1日~2017年3月31日生まれ
女の子7歳(小1)2014年4月1日~2015年3月31日生まれ

『数え年』にお祝いをすることが原則です。

しかし、近年は『数え年』にこだわらなくて良いという考えが広まり、『学年』もしくは『満年齢』で該当していれば参拝するケースも多くなっています。

むしろ現在は『学年』で参拝する家庭が多数派になっており、早生まれの3歳についてのみ『満年齢』でお祝いをする傾向にあります。

2022年カレンダー

2022年11月の七五三でお祝いすることが可能な子供たちの生年月日です。


『数え年』の場合(原則)

性別儀式誕生日
男の子3歳2020年1月1日~2020年12月31日生まれ
女の子3歳2020年1月1日~2020年12月31日生まれ
男の子5歳2018年1月1日~2018年12月31日生まれ
女の子7歳2016年1月1日~2016年12月31日生まれ

『満年齢』の場合

性別儀式誕生日
男の子3歳2018年11月16日~2019年11月15日生まれ
女の子3歳2018年11月16日~2019年11月15日生まれ
男の子5歳2016年11月16日~2017年11月15日生まれ
女の子7歳2014年11月16日~2015年11月15日生まれ

『学年』の場合

性別儀式誕生日
男の子3歳2019年4月1日~2020年3月31日生まれ
女の子3歳2019年4月1日~2020年3月31日生まれ
男の子5歳(年中)2017年4月1日~2018年3月31日生まれ
女の子7歳(小1)2015年4月1日~2016年3月31日生まれ

七五三の年齢に関する基本

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七五三の行事を祝う年齢は次の通りです。

男の子 : 3歳と5歳
女の子 : 3歳と7歳

なぜ、男女で七五三の年齢が異なるのか知っていますか?

そもそも「七五三」とは、江戸時代までは「髪置き」、「袴着」、「帯解き(紐落し)」と呼ぼれる、武家や公家等の上流階級だけで行われていた通過儀礼です。

江戸時代に町人に広まり、明治になって「七五三」という呼び名で関東を中心に定着しました。

「髪置き」とは、3歳の男の子・女の子が坊主頭の上に、糸で作った白髪を乗せて氏神を参拝する儀式です。

昔の武家では3歳までは男女ともに産まれてからずっと髪を剃っていて、この「髪置き」の儀式を境に髪を伸ばし始めていました。

(※3歳まではおかっぱ頭で、「髪置き」以降は髪を結うという説もあります。)

次に「袴着」とは、5歳の男の子に初めて紋付の羽織と袴を着せて、碁盤の上に立たせるという儀式です。

最後に「帯解き」とは、7歳の女の子に付紐の着物ではなく、初めて紐のない着物を着せて帯を締める儀式です。着物を着せる時は「恵方(えほう)」向かせます。

これらの儀式が七五三の起源となっているため、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳に七五三を祝うのです。

実際には何歳に七五三を祝う?

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1.本来は「数え年」で祝う

本来の七五三は「数え年」でお祝いをします。

現代社会においては、生まれた年を0歳として、以降は誕生日に年齢を増やす「満年齢」が当たり前ですが、以前は生まれた年を1歳として元日に年齢を増やす「数え年」で年齢を数えていました。

ご高齢の方に年齢を聞くと「かぞえで98歳です。」と答える方が多いのはその名残です。

2.近年は「学年」で祝う

七五三も含め日本に昔からある行事は「数え年」で考えるのが原則です。

しかし、現在は「数え年」に全く馴染みがないため、親族や地域のしきたりによる縛りがない限り「学年」でお祝いをする家庭が多数となっています。

例えば、3歳の七五三であれば、3歳になる学年の時の七五三でお祝いをします。

なぜなら、満2歳(数え年3歳)という小さい時に七五三をすることになってしまうため、1年遅らせて落ち着きがでてくる3歳になってから祝うという事情があるためです。

3.早生まれの子供はどうする?

以上のように、近年は「学年」でお祝いをすることが一般的になりつつあります。

そのため1月~3月に誕生した早生まれの子供の場合は「学年」でお祝いすると、ちょうど数え年で3歳・5歳・7歳となるため本来の日程でお祝いをすることができます。

しかし、3歳の七五三についてだけは、満2歳(数え3歳)で七五三を迎えることになるため、落ち着きがまだないという事情があります。

そこで、1年遅らせて満年齢3歳でお祝いをする傾向にあります。

5歳、7歳の七五三については幼稚園、小学校に通っているため、周りのお友達に合せて、「学年(=数え歳)」で七五三のお祝いをするのです。

4.結局は親の都合で決めてよい

特に兄弟姉妹がいる場合には、原則に縛られると毎年のように七五三をすることになり手間も出費も多くなります。

そのため、上の子は満年齢に、下の子を数え年にするなど年齢の数え方を別にして一緒に七五三を行うこともよくあります。

結局、このような行事は子供の成長を祝う親の気持ち次第ですから、それぞれの都合で決めてよいのです。

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