【私の出産体験記】慈恵病院で産みました。

熊本県にある慈恵病院で出産したママの体験記を紹介します。


※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。

出産体験記

1.妊婦健診中の印象に残った体験

妊娠9か月に入ったころから体重の増加が激しく、浮腫みもひどく、毎回看護師さんや先生に注意されていました。

浮腫みの原因の塩分も気を付けていましたが、もっと控えてくださいと言われたときはとても悲しかったです。

毎回待ち時間から診察終了まで2時間以上かかっていたので、座っているのが辛く感じました。

テレビを見たり、本を読んだりして時間をつぶしていましたが、最後の1か月は毎週通っていたので早く通院終えたいなと思っていました。

2.お産の体験

出産した日の2日前に、夕食を食べ始めようとしたら破水しました。

トイレで用を足したあと、なんとなく違和感があり、再びトイレに駆け込んだところ明らかに破水だとわかる量の用水がバシャバシャと音を立てて出てきました。

当時実家にいたので母を呼び、産褥パッドを当てて病院に電話したところ、すぐに来てくださいと言われましたが、夜だったので入院食が準備できないかも、とのことだったので自宅で夕飯を食べてから病院に向かいました。

その日の晩はただただあふれる羊水と、抗生物質の点滴が気になりほとんど眠れず、朝を迎えました。

早く産みたい一心で胡坐をかいたり歩き回ったりしていたところ、昼食を食べ始めた頃に陣痛がきました。

食べておかないとと思いましたが、痛みが強くてほとんど食べられず、そのまま徐々に陣痛が強くなっていきました。

子宮口が全開になっても赤ちゃんが下りてこず、痛みに苦しむこと数時間、助産師さんに促されてトイレでいきんだらやっと下りてきてくれました。

陣痛が始まって11時間後の事です。

そこからはあっという間で、頭が出かかっていたので歩けず、車いすに乗せられて分娩室へ行き、医師が到着するまでソフロロジーの呼吸法で乗り切りました。

分娩室に入ってから20分、医師が到着して10分で産まれてくれました。

3.赤ちゃんが生まれた瞬間!

産まれてきた瞬間、「大きい!!」と叫んでしまいました。

推定体重よりも500gほど大きく、約4000gで産まれてきたので、感動よりも驚きの方が強かったです。

4.入院中の体験

お産後すぐに検温等があり、少し眠ろうかなと思ったら朝食が運ばれてきて、授乳指導もあってと、なかなか休まる時間がありませんでした。

産後二日後くらいまでは食欲もなく、おいしそうなご飯が完食できずに残念でした。

母子同室は二日目からだったのですが、2,3時間おきに授乳で呼ばれたので、大変だなと思いました。

お産後の貧血が酷く、長く喋ると息切れする程で、毎日注射を打っていました。

痔になってしまったのと、会陰の傷が怖くてなかなか便が出せなかったのもつらかったです。

5.慈恵病院で産んで「よかったな!」と思う体験

ソフロロジーという出産法を取り入れており、なるべく静かにお産を進めたかった私にはピッタリでした。

終始叫ぶことなく、呼吸法で乗り切れたのは良かったです。

入院中、看護師さんはとても親身になってくれ、赤ちゃんが泣き続けて困ったときも駆けつけてアドバイスしてくれました。

とてもきれいな病院ですが、それだけでなく設備も整っているのでお産への不安もなく、通院の時から信頼できる病院だと感じていました。

病室が広く清潔感もあり入院中とても快適だったので、もしまた機会があればこの病院で産みたいと思っています。

6.通院・入院中の「残念」な体験

妊婦検診時、外来の看護師さんが冷たいなと感じることがありました。

病棟の看護師さんとは雰囲気が違い、里帰り後の最初の健診時から印象が悪かったのが残念です。

予約していても待ち時間がとても長いのも残念でしたが、大きい病院なので仕方ないのかなと感じています。

先輩ママの貴重な出産体験記が読める全国47都道府県の産院・病院を紹介します。 産院探しや出産を理解する勉強のために...

慈恵病院について

2016年2月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。

1.選んだ理由は?

里帰り出産を受け入れている病院だったからです。

また、部屋が広くきれいで、全室個室だったからです。

入院中のごはんも美味しそうだったからです

2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?

平日の午前中は特に込み合っており、その時間帯を避けて午後1番に予約を取っても1時間は待ち時間がありました。

3.費用はどれくらい?

里帰り出産だったので、妊婦検診は自費で4000円でしたが、熊本県の人は自費がないようでした。

入院・分娩については自費での支払いはありませんでした。

4.主治医の先生はどんな人?

ソフロロジーに力を入れている先生で、赤ちゃんのことを大切に考えてくれている先生でした。

妊婦検診の時も丁寧に診察してくださり、出産は深夜になりましたが普段通り穏やかに、リラックスさせてくれました。

全ての処置が終わった後「良かったですね」と言ってくださり、最後まで優しさが伝わる先生でした。

5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?

痛みが増してきた頃から対応してくれましたが、とても安心感のある助産師さんで、痛みと苦しみで弱っていた時もずっと励ましてくれました。

分娩後の処置中、赤ちゃんの話だけでなく、旅行の話などもしてくれたので会陰の縫合時もほとんど痛みを感じませんでした。

「お産上手ね!」と褒めてくれたことも嬉しかったので、次の出産も自信が持てそうです。

6.入院中の食事はどうだった?

和洋中といろんな種類の食事が出てきて飽きませんでした。

毎回部屋に持ってきてくれるのでゆっくり食べることができました。

退院前日にはお祝いディナーもあり、同時期に出産した人たちと楽しい食事会が行われました。

毎日15時ごろに手作りのおやつもあり、とてもおいしかったです。

7.設備やサービス

〇・・・あった
×・・・なかった

(〇)2Dエコーあり
(〇)3Dエコーあり
(×)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(×)両親学級あり
(×)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(×)大部屋あり
(×)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(×)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり

8.入院中に助産師さんから教わったこと

〇・・・あった
×・・・なかった

(〇)授乳指導(母乳のあげ方)
(×)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(×)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)

※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。

9.どんな母乳指導された?

乳首全体を深く赤ちゃんの口に入れるよう指導されました。

片方のおっぱいを5分~10分で1往復と言われたと思います。

1回の授乳は30分以上行わない様に言われました。

10.新生児健診のタイミング

退院後3日目に黄疸のチェックと、生後1か月に健診がありました。
https://cawaiku.com/child/pregnancy/kumamoto-10086

スポンサーリンク
アドセンス
アドセンス

このコラムを「ツイート」「シェア」する