妊娠15週目の「母親の体」と「赤ちゃん」の様子について解説します。
母親の体調の変化や、胎児の大きさ、成長の状況について紹介するとともに、気になる妊娠線の予防方法についても紹介します。
https://cawaiku.com/child/pregnancy/maternity-calendar-2258
妊娠15週とは?
妊娠15週目とは「妊娠105日から111日」までの期間のことを指します。
日数:105~111日
出産までの日数:あと175~169日(※「出産予定日」から起算)
妊娠15週目は、妊娠4か月目の最後の1週間であり、妊娠「初期」の最後の1週間でもあります。
胎児の器官の形成が終わり、つわり症状も収まって、いよいよ安定期が目の前です。
母親の体の状態
妊娠15週は、急にお腹が大きくなってくる頃
ついに今週で胎盤が完成し、赤ちゃんはこれからどんどん体重が増えていきます。
同時に子宮も日増しに大きくなっていて、ついにリンゴ大程度になりました。
入浴後に鏡を見て、急にお腹が出て「妊婦さんらしい」体型に変貌したと感じるかもしれません。
子宮の拡大にともない、腰周りの血流が悪くなって腰が痛いというママもいることでしょう。
一方で、子宮の位置が骨盤の上に移動して頻尿が少し収まったという人もいるかもしれません。
赤ちゃんも筋力がついて、子宮を足で蹴ったりしているので、早ければ胎動を感じるママもいるかもしれません。
また、妊娠4か月目は高温期が終了して基礎体温が下がり始める期間であるため、15週目になると体温低下にともない、だるさが消えて、体が楽に感じるようになります。
赤ちゃんの状態
妊娠15週目は、男女の区別がつくようになっている
15週目の胎児の大きさは、身長が14~17cm程度、体重が100g程度まで成長します。
胎盤と臍帯が完成して、胎児の体の基本的な組織は完成しています。
体の表面(皮膚)の発達も進み、指には爪や指紋、頭には髪の毛、体には産毛が生えてくるようになりました。
羊水を口から飲み込んで消化されたものが、「胎便」として腸の中に存在するようになっています。
男の子であれば、すでに外性器が形成されており、身体上の男女の区別ははっきりとわかるようになっています。
とは言え、超音波検査で性別がわかるようになるのは、まだ先になります。
特に女の子の場合は、男の子のような外見上の特徴がないため、性別の確定が遅くなることが多いのです。
ママがやるべきこと―妊娠線を予防する―
妊娠線の予防は体重管理が大切
妊娠中のママが自分の体について気になることと言えば、肥満と妊娠線ではないでしょうか?
特に妊娠線は、一度出きてしまうと、完全に消えることはないため、何としても妊娠線を予防したいと考えるママも多いことでしょう。
1.妊娠線ができるメカニズム
妊娠線は、子宮が急激に大きくなり、皮膚直下にある脂肪層が伸縮できずに亀裂が生じることで顕れます。
全ての妊婦さんに妊娠線ができるのではなく、体の小さい人、体重が著しく増加した人、筋力がもともと少ない人が、できやすいと考えられています。
2.まずは体重管理が重要
妊娠線の予防と言うと、効果不明の高いマッサージクリームを買って塗ることだと勘違いをしている妊婦さんも多いのですが、基本は体重管理です。
標準体重(BMI13.5~25未満)の人であれば、妊娠中の体重増加が8kg前後になるように食事管理をして、急激にお腹に皮下脂肪がつかないように気を付けましょう。
また、安定期に入る妊娠5か月からは、散歩など適度な運動をして、皮下脂肪を支えている筋肉が衰えないようにしましょう。
その上で、クリームを塗って血行促進と保湿で予防することが大切です。
ただし、残念ながら100%妊娠線が予防できるわけではありません。
https://cawaiku.com/child/pregnancy/pregnancy-16-week-3200
<参考書籍>
妊産婦のための食生活指針
母性看護学概論
母性看護学各論
家庭の医学大辞典
はじめての妊娠・出産百科
初めての妊娠・出産
はじめての妊娠・出産 安心マタニティブック
マイマタニティダイアリー