目次
新潟県にある新潟市民病院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
7ヶ月に入る前に、初めて4Dエコーで赤ちゃんの様子を見る検査がありました。
通常のエコーでは、正直どこがどこだかあまりイメージできませんでしたが、4Dで色々な角度から赤ちゃんの様子を見たことで、愛しく感じることができました。
「自分が母親になるんだ」という自覚を持つきっかけになって、とても幸せな気持ちになりました。
また、4Dエコーでは、赤ちゃんの顔もしっかりと見ることができて感動しました。
産まれてから改めて見てみると、エコーの顔そのもので、この時から顔は完成されているんだと驚きました。
2.お産の体験
弱い陣痛が夜中に始まり、間隔が5分程だったため、念のため朝に病院に電話をして、そのまま病院に向かいました。
陣痛が弱かったので一度帰宅になるかと思いきや、赤ちゃんの心拍が弱く、そのまま大事をとって入院となりました。
陣痛は次第に強くなってきましたが、一度陣痛が遠のいたこともあり、なかなか子宮口が開かず、入院から27時間が経過しました。
長引くと母子の健康状態が不安とのことで、先生の指示で陣痛促進剤の投与が始まりました。
すると陣痛は比べ物にならないくらい強くなり、そのまま破水。
子宮口入口まで赤ちゃんの頭が来ていましたが、子宮口はまだ5センチしか開いていませんでした。
破水していたので時間との勝負になり、先生の処置で子宮口をグイグイ開きました。
最後は吸引分娩で赤ちゃんを出してもらい、入院から33時間の分娩となりました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
自分のお腹から命が産まれたということに、出産の痛みを忘れるくらい感動しました。
低体温だったため、抱くことはできず、小児科の先生の診療が始まりましたが、我が子の泣き声は愛しいものでした。
4.入院中の体験
お産後の2日目の夜、授乳もオムツ替えもなかなか上手くいかず、夜中に赤ちゃんが大泣きして、1時間以上泣き止まなかったことがありました。
4人部屋だったので、周囲へ迷惑をかけてしまっていることが気になり、「もうダメ」とナースコールをしました。
すぐに助産師さんが来てくれて、助産師さんが抱っこすると、すぐに赤ちゃんは泣き止みました。
母としてかなりショックでしたが、「ママに甘えたいんだよ」と言ってくれて、救われた気がしました。
それから、授乳の方法を丁寧に教えてもらい、赤ちゃんも私もぐっすりと眠ることができました。
5.新潟市民病院で産んで「よかったな!」と思う体験
初産だったため何かと不安が多かったですが、スタッフの皆さんがチームワークよく対応してくれたので、お産でも安心して任せることができました。
こうして健康な我が子に出会えたのも、先生達のおかげだと思うと、本当によかったと思います。
6.通院・入院中の「残念」な体験
妊婦健診の際、予約しているのに待ち時間が1時間以上あることは残念に思いました。
つわりが辛い時期が長かったので、長時間イスに座って待たされるのはなかなか苦痛でした。
もう少し、健診で待っている人への配慮をしてくれれば、よりよかったと思います。
新潟市民病院について
2019年9月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
最初に受診した婦人科で、新潟市民病院を紹介されたからです。
総合病院のため、出産時に何かあっても安心だと思い決めました。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
妊婦健診は予約制で、受付開始の9時に予約をとれば、時間通りにほぼ待ち時間なく受診できました。
ただ、予約時間が10時以降になると、どんどん待ち時間が長くなり、予約時間より1、2時間待っていました。
3.費用はどれくらいだった?
妊婦健診は基本的に無料でした。
ただ、採血が必要な時はその費用として、約500円ほど払っていました。
入院・分娩費用は通常分娩(吸引分娩)で約9万円でした。土日の分娩でした。
平日だと2万円程安くなるそうです。
※一般的に費用は診療内容などによって一人一人異なります。
4.主治医の先生はどんな人?
主治医の先生はいなくて、曜日によって担当の先生が変わっていました。
印象に残っているのは、分娩を担当してくれた先生です。
初産だったこともあり、分娩の際、あまりの痛さにパニックになった私でしたが、的確にスピーディーに指示を出してくれて、無事に分娩を終えることができました。
その後も傷の痛みが辛くて大変でしたが、優しくアドバイスを頂き、乗り切ることができました。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
分娩に時間がかかったため、何人かの助産師さんが対応してくれましたが、皆優しくて安心感がある方ばかりでした。
特に、最後まで分娩に対応してくれた助産師さんは同い年だったこともあり、とても親近感を感じました。
痛みで訳が分からなくなった時も、「大丈夫だよ、もうすぐ赤ちゃんと会えるからもうちょっと一緒に頑張ろう」と、ずっと声をかけて背中をさすってくれて、涙が出るほど嬉しかったです。
分娩が終わった後も、「頑張ったね、お母さんに似て本当に可愛い!」と友達のように喜んでくれる、とても好感の持てる方でした。
6.入院中の食事はどうだった?
和食を中心とした健康的なメニューで、とても美味しかったです。
ご飯の量がおかずに対してやや多かったですが、満足感のあるものでした。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(×)両親学級あり
(×)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(×)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(×)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(×)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな育児指導された?
授乳指導で、乳首を奥までしっかり咥えさせるように指導がありました。
乳首が短くて授乳が上手くいかなかったので、縦抱き、横抱き、フットボール抱きなどの授乳方法を教わりました。
10.退院後に助産師さんに相談したこと
外来で、赤ちゃんのお臍のジュクジュクを相談しました。
「乾燥させれば大丈夫」と教えてくれて、安心して帰宅しました。
11.新生児健診のタイミング
退院後2週間と生後1ヶ月