目次
子どものトイレトレーニングで使われる「トレーニングオムツ」の全商品を比較紹介します。
子どものトレーニング状況に合ったトレーニングオムツを使ってオムツから卒業しましょう。
トレーニングオムツとは何か?
1.オムツとトレーニングオムツの違い
通常のオムツとトレーニングオムツの最大の違いは、濡れた感覚があるかどうかです。
普段使っているオムツは、排泄物によるオムツかぶれを予防するために、尿などの水分を吸収する吸収体をメッシュ状のシートで覆うことで、排泄後もサラサラとした快適な感覚が続くように工夫されています。
一方のトレーニングオムツは吸収体が直接肌に触れるような構造になっているため、「濡れた感覚」があり、子どもは排泄したことを不快に感じるようになります。
また、もうひとつの違いは吸収力の差です。
トレーニングオムツは通常のオムツと比べて吸収力が少ないので、漏れ防止のために交換する頻度を増やす必要があります。
2.トレーニングオムツはトイレトレーニングに効果があるか?
結論としては、必ずしもトイレトレーニングのためにトレーニングオムツを使う必要はなく、効果があるかどうかは子供次第となります。
「トレーニングオムツを履くとおしっこをした時に不快に感じるから、トイレで排泄したくなるだろう」と大人は考えたくなりますが、こうした大人の考えが当てはまる子供ばかりではありません。
「不快」であることよりもトイレで排泄する未知の「恐怖」が勝ってしまい、不快なトレーニングオムツでおしっこすることを選ぶ子供は少なくありません。
さらに「不快」になるトレーニングオムツ自体を嫌がって、かえって普通のオムツに強い安心感を覚えてしまう子供もいるでしょう。
ただし、布パンツを使ってトイレトレーニングをする場合には、どうしても漏らした後の始末が面倒になります。
その点ではトレーニングオムツはあくまでオムツなので適切にオムツ交換さえすれば漏れることなく、後始末が発生しません。
どちらかと言えば、トレーニングオムツは、早くオムツを卒業するためのアイテムと言うよりは、ママやパパの育児を楽にするお助けアイテムと考えたほうが良いでしょう。
トレーニングオムツ全商品比較
現在、トレーニングオムツはパンパースの「P&G」、ムーニーマンの「ユニ・チャーム」、グーンの「大王製紙」から発売されています。
1.トレーニングオムツ商品一覧
※価格はamazonを参照し、ケース品など最安値のパッケージでLサイズを比較しています。
商品名 | サイズ | 価格(1枚) | 特徴 |
---|---|---|---|
パンパース 卒業パンツ | L、ビッグ | 37円 | おしっこ2回分の吸収力 |
トレパンマン | L、ビッグ | 42円 | おしっこ2回分の吸収力、ごほうびシール付き |
グーン トレーニングパッド | – | 25円 | おしっこ2回分の吸収力、布パンツに貼り付けて使用する |
2.おすすめのトレーニングオムツはどれ?
吸収力はどれも同じなので、値段だけを考慮するとパッドタイプの「グーン トレーニングパッド」がおすすめです。
ただし、オムツではなくパッドであるため、吸収力は同じであると言っても、布パンツ自体がしっかりフィットしていないと漏れてしまいます。
より漏らさないことを重視するのであれば、やはりオムツであるパンパースかトレパンマンがおすすめです。
パンパースとトレパンマンは価格としてもほぼ違いがないため、子供が履きたいと思うようなデザインの好みで選べばよいでしょう。
どちらかと言えばパンパースのほうがオムツ自体が薄型で通気性が良いため不快度は弱めになります。(感じ方には個人差はあると思います。)
そのためパンパースはトイレトレーニングを始めたばかりで嫌がらないようにまずは適度な「不快感」を求めている方におすすめです。
一方で「不快感」をしっかりと感じておしっこしたことを教えて欲しいのであればトレパンマンがおすすめです。