目次
東京都にある葛飾赤十字産院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
妊娠27週に入る健診で「切迫早産の疑いがあるため今日から入院してください」と言われたことです。
つわりがやっと終わって、さあこれから楽しいマタニティーライフ!と思っていた5カ月ころお腹の張りと頚管長の短さを指摘されました。
それ以降、自分でも張りが自覚できるようになり心配で定期健診以外にも通院していましたが、そのたびに大丈夫と言われて自宅安静の生活を続けていました。
今回もきっと大丈夫と思っていたのに頚管長が20mm近くになっており急遽入院となってしまいました。
車いすで病室に移動しながら、これはえらいことになったぞ、とショックだったのを覚えています。
2.お産の体験
予定日1週間ほど前から微量の出血があり、そろそろかなと思っていましたが陣痛が来ず予定日前日も「これはまだまだだな」と思い眠りにつきました。
日付が変わって2時過ぎ、トイレに起きて布団に戻り横になったところ、お腹の中で”パン”と何かがはじける音がしました。
「これはもしや破水!?」と直感しましたが、羊水が流れ出ている感覚もなく確信はありませんでした。
念の為、病院に電話をしすぐに向かうことになりました。
診察を受けるとやはり破水とのこと。
診察中、羊水がドバーっと流れ出して、「これは本当に産まれるんだ!」と感じました。
しかし陣痛の波が遠くなりなかなか規則的に来てくれません。
少し様子を見るため分娩室とは別の部屋で家族と休んでいました。
まだ余裕で会話が出来ましたが7時過ぎるといきなり強い陣痛が。
当然会話も出来ません。
分娩室に夫と移動しました。
破水してから生まれるまであまり時間がかかると感染症の恐れがあるということで9時過ぎに陣痛促進剤が投与されました。
しばらくすると強い陣痛がガツンガツンやってきます。
経験したことのない痛みに耐えながら12時20分やっと我が子が誕生してくれました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
「はあーやっと生まれた」と思いずっと付き添っていてくれた夫を見ると泣いていました。
それを見た瞬間うれしさがこみ上げてきました。
4.入院中の体験
我が子は人一倍声が大きく良く泣く子だったので6人部屋の母子同室で大変気を遣いました。
他の子は小さい声で泣きおっぱいをあげるとすぐに寝ている様子なのに、うちの子は母乳を飲んでも寝るどころかますます大きな声で泣くのです。
深夜どうしたら良いのか困って廊下でうろうろしていることもありました。
出産後疲れているのにまったく寝ることが出来ず、退院前日に39度の熱が出ました。
子どもも泣きすぎて脱水になり、母乳だけで足りるだろうと言われていたのにミルクを足して様子を見ることになりました。
5.葛飾赤十字産院で産んで「よかったな!」と思う体験
切迫早産で2か月近く入院していたので出産のために戻ってきた時は「ただいま!」と言ってしまいたいくらいアットホームな雰囲気で迎えてもらえたことです。
先生方も助産師の皆さんも入院中にお世話になった方々ばかりでしたので安心して落ち着いて出産に臨めました。
6.通院・入院中の「残念」な体験
特に残念だと思ったことはありませんが、しいてあげるとすれば健診での待ち時間だと思います。
でもこれは人気のある病院だから仕方がないことだと思います。
もう1つは食事がもう少しバラエティーに富んでいるといいなと思います。
選択食などあれば長期入院でも飽きないかもしれません。
https://cawaiku.com/child/pregnancy/birth-experience-story-4797
葛飾赤十字産院について
2015年5月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
ネットの口コミを読んで評判が良く、また高齢出産で、さらに切迫早産であったため大きな病院のほうが安心だと思い選びました。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
予約していても1時間以上の待ち時間はありました。
特に土曜日の診察は旦那さんと一緒に来ている人も多く待ち時間が長い傾向にありました。
3.費用はどれくらい?
妊婦健診では受給券のみで自費の支払がない時もありましたが、支払っても2000~3000円くらいだったと思います。
分娩・入院費用は出産育児一時金で賄えたので自費での支払はありませんでした。
4.主治医の先生はどんな人?
予約時に希望した先生で予約も出来ましたが私は特に指定しませんでした。
どの先生に診ていただいてもとても丁寧で、こちらの質問にも的確に答えていただけ不安になることはありませんでした。
優しい先生ばかりでした。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
切迫早産で入院していた時に私の担当だった方でした。
とても気さくで話しやすいだけでなくプロ意識も高く安心してお産に臨めました。
産後、病棟が違うにも関わらず病室まで来てくださり私のお産の様子を振り返りながら話をしてくれました。
「ずっと切迫で長期入院していたのに頑張りましたね。いきみ方がとても上手でしたよ。入院されていると体力なくなって最後はいきめない方もいますが、退院後なにかされましたか?」と聞かれウォーキングやストレッチ、ラジオ体操などを日課にしていたことを話すと「良く頑張りましたね」と褒めてくれたのが本当に嬉しかったです。
6.入院中の食事はどうだった?
普通の病院食でした。
切迫早産で入院中は妊娠に伴い味覚が変化したせいで塩気がとても気になりました。
そのことを伝えると栄養士さんが来て話を聞き減塩食に変えてくれました。
また妊娠後期になると胃が圧迫されていっぺんに沢山食べられず食事も残すことが多くなりましたが3食の食事量を減らし、食間におにぎりを出してくれるなどして対応してくれたのがありがたかったです。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(×)3Dエコーあり
(×)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(〇)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(×)個室シャワーあり
(×)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(〇)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな母乳指導された?
乳首の先だけでなく、乳輪が隠れるくらいまでしっかりくわえさせるように指導されました。
10.退院後に助産師さんに相談したこと
母乳とミルクの混合育児の方が良いか相談しました。
赤ちゃんの様子を見て、退院後も母乳だけで大丈夫だと思いますよと言われて安心しました。
退院後しばらくはミルクも飲ませていましたが2カ月以降は母乳のみで大丈夫でした。
あのとき助産師さんに相談したことで自信を持って母乳育児が出来ました。
11.新生児健診のタイミング
退院後2週間と生後6カ月