目次
神奈川県にある小川クリニックで出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
妊娠4ヶ月の時、子宮頸管のポリープの炎症が悪化して切除する事になりました。
場所が場所だけに怖かったのですが、院長先生はむやみに不安がる必要はないと仰り、鮮やかな手つきで2分もかからず切除して下さいました。
つわりが酷くて食事が摂れなかった時期、助産師さんからはきつく叱られましたが、院長先生から「胎児は卵黄嚢という弁当袋を持っていてそこから栄養を得ているから、母体が二・三日食べなくても問題ない」と言われたのがきっかけで、鬱屈としていた気持ちが晴れました。
2.お産の体験
12月28日昼頃、おせち料理の仕込みをしている時におしるしがあり、夕方には10分刻みの陣痛が来て焦りました。
主人は出張でいなかったので、産科の陣痛タクシー制度を利用して一人で病院へ向かいました。
子宮口が既に7センチ開いていたのでそのまま入院となり、陣痛待機室で夜10時頃までひたすらいきみ逃しをしました。
胎児の頭が降りてこないので陣痛促進剤を点滴投与され、夜中の0時頃に破水しました。
胎児が体をひねって産道を出ようとする間、腰の骨が砕けるような強い痛みに悶絶しました。
あまりに奥歯を噛み締めたためか、頬の裏側を噛み切って流血してしまいました。
翌朝3時前、2403gと少し小さめの男の子を無事出産しました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
健診では女の子と言われていたので、生まれたのが男の子と聞いてびっくりしました。
鼻から口元にかけての造りが主人にそっくりだったので思わず笑ってしまいました。
4.入院中の体験
出産直後から退院までの間、どういうわけか自力で排尿が出来なくなってしまい困りました。
導尿処置をお願いするのが恥ずかしくて言い出せなかったところ、若い助産師さんから「検尿を提出してないのは貴方だけですよ」と名指しで注意されてしまいへこみました。
夜、導尿をしてくれた年配の助産師さんから「括約筋が麻痺して排尿出来なくなったり、痔になる事は産婦さんにはよくある事なので、恥ずかしがらなくてもいいのよ。私達は仕事で慣れているから、汚いなんて思わないから大丈夫よ」と言われ、ふっと肩の荷が下りたように思いました。
5.小川クリニックで産んで「よかったな!」と思う体験
戸塚駅からバス一本で通院出来る距離にあるのが便利でした。
つわりが酷い時は送迎用シャトルバスを無料で利用出来たのも大変助かりました。
中でも陣痛タクシー制度は画期的でした。
陣痛時に提携タクシー会社に電話したところ、夜中でも優先的に配車してくれて有り難かったです。
6.通院・入院中の「残念」な体験
入院費用が高かった事です。
退院時に「お土産」と称して色々なサンプル品やお祝い品を頂くのですが、使えない物や趣味に合わない物が多く、これらも一律入院費用に含まれているのかと思うと勿体なく感じました。
甲州の赤ワインを記念に頂いたものの、母乳育児が終わるまでは飲む事が出来ず、飲みたい気持ちが募ってかえって辛かったです。
小川クリニックについて
2016年12月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
交通の便が良かった事、食事が美味しいと評判だった事、施設見学が出来た事、診察がスムーズだった事です。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
産科と婦人科が分かれていないため、平日は午前も午後もとても混んでおり、会計が終わるまで必ず2時間程待ちました。
3.費用はどれくらい?
妊婦健診は1回あたり平均2500円前後かかりました。
入院費用は1次予約の時に2万円、2次予約の時に12万円を前払いしました。
分娩費用は陣痛促進剤の追加料金のみを請求され、自費で払ったのは1万2千円でした。
4.主治医の先生はどんな人?
院長の小川先生のお話は簡潔で分かりやすかったです。
エコーを見ながら、胎児の体の部位を丁寧に指し示して教えて下さいました。
切迫早産の治療薬が体質に合わないと訴えた時、ジェネリックも含めて幾つかの代替薬を親身になって提案してくれました
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
小柄でてきぱきとした感じの良い助産師さんでした。
いきみ逃しの痛みに呻いていた時、「尾てい骨の当たりに拳を置いて圧迫すると痛みが楽になるよ」「私も二人生んだけど、女の人は陣痛の痛みを忘れる事が出来るから頑張って」と言って励ましてくれました。
6.入院中の食事はどうだった?
ボリュームたっぷりの食事で大変満足しました。
おやつにノンカフェインの紅茶が出たり、夜食に野菜のマフィンを頂いたりして授乳による空腹感が満たされ、嬉しかったです。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(×)両親学級あり
(×)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(×)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(×)食事用のラウンジあり
(×)売店あり
(〇)小児科併設あり
(×)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな母乳指導された?
赤ちゃんが窒息しないように、乳輪を指二本で抑えて空間を作ってから乳首を口に含ませるのが良いと指導されました。
10.新生児健診のタイミング
退院後1週間と生後1ヶ月