妊娠23週目の「母親の体」と「赤ちゃん」の様子について解説します。
妊娠の経過に伴う母親の体の変化や、胎児の大きさと発達について紹介するとともに、そろそろ考え始めたい「名前」の付け方についても紹介します。
https://cawaiku.com/child/pregnancy/maternity-calendar-2258
妊娠23週とは?
妊娠23週目とは「妊娠161日から167日」までの期間のことを指します。
日数:161~167日
出産までの日数:あと119~113日(※「出産予定日」から起算)
妊娠6か月目の最後の1週間となりました。
あってほしくはありませんが、もし、この時期に出産した場合にも、「声を出して泣く」ことができるくらいまで赤ちゃんは成長しています。
母親の体の状態
お腹が大きくなって、腰痛や足がつるなどの症状がでることも
子宮の上から底までの長さが20cm近くまで拡大しています。
最終的に便便時には35cm程度まで拡大します。
お腹が大きく重くなったことで、腰痛、背痛が顕れる人もいます。
また、ふくらはぎなど足の筋肉にも負担がかかり、夜になると「足をつる」ということが頻繁に起きるママもいます。
赤ちゃんが大きく成長してきたことで、お腹を触ると赤ちゃんのいる位置がわかるようになります。
赤ちゃんの状態
妊娠23週目は、1週間に体重が100g以上も増えるようになる時期
23週目の胎児の大きさは、身長が30cm程度、体重が650g程度までに成長します。
引き続き、急激に体重が増えており、内臓や筋肉、骨といった各組織が成長しています。
脂肪が少しずつ増えてはいるもののまだ痩せています。
超音波検査で「逆子」と言われるかもしれませんが、この時期、赤ちゃんの姿勢はまだまだ変わるので心配する必要はありません。
ママがやるべきこと―名前を考え始めてもいい時期―
性別が分かったら誰がどのように名前を付けるか話し合おう
そろそろ赤ちゃんが男の子か女の子か妊婦健診で判明しているのではないでしょうか?
性別が分かったら、早速、どんな名前にするか考えたくなりますよね。
そこで、名前を付けるにあたって、押さえておきたい基本を確認しましょう。
誰が付けるのか
名前を付けるのはパパなのかママなのか、それとも祖父母なのか?
古い慣習がある家柄の場合、誰が名前を付けるか、どんな漢字を入れるかなどの「しきたり」がある場合もあります。
後々、トラブルにならないように、誰が付けるのかしっかり確認しましょう。
誰に相談するのか
夫婦だけで決めるという場合もありますが、両方の祖父母について事前に「こんな名前」にしたいと相談する必要があるのか確認しましょう。
「親が考えたのであれば、何でも構わない」と言われていたのに、いざ、決めた名前を聞いたら「字画が悪い」「古臭い」などと反対するような意見を言われることもあります。
ある程度、名前の候補がいくつか決まったら、それらの候補の名前で構わないということを事前に確認をとるのが無難です。
どのように決めるのか
誰が名前を付けるにしても、パパとママが「いい名前」と心から思えることが大切です。
「いい名前」と思えるためには、以下の点を抑えておくとよいでしょう
「この候補の名前ならどれでもよい名だね」という状況を作ることができれば、名づけは大成功と言えるでしょう。
https://cawaiku.com/child/pregnancy/pregnancy-24week-3269
<参考書籍>
妊産婦のための食生活指針
母性看護学概論
母性看護学各論
家庭の医学大辞典
はじめての妊娠・出産百科
初めての妊娠・出産
はじめての妊娠・出産 安心マタニティブック
マイマタニティダイアリー