目次
栃木県にある済生会宇都宮病院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
主治医の先生は曜日で決まるのですが、ある曜日の担当の先生が、こちらの不安に対して聞き流したり、あまり真摯に対応してくれなかったので、別の曜日に変えました。
双子妊娠ということだけで、「どんな不妊治療したの?」と決めつけて話してきたり、「自然妊娠です。」と伝えたにもかかわらず「どんな排卵誘発剤使ったの?」と後日再度、不妊治療と決めつけた発言をしてきたことがとても不快でした。
2.お産の体験
双子妊娠でしたが、妊娠中にこれといったトラブルもなく、お腹の子も2人ともずっと頭位(頭が下)だったので、このまま順調にいけば、帝王切開ではなく、普通分娩も望めると言われていました。
ですが、妊娠9ヶ月目(35週)の検診の時に、1人が逆子になっていました。
妊娠9ヶ月目で赤ちゃんも大きくなっていたため、お腹の中は、ほとんどスペースがない状態でした。
「もうこれから動くことはないでしょう。」と診断され、主治医の先生は1人が逆子でも普通分娩にて対応ができる方でしたが、「もし、陣痛が来たときに、必ずしも私が対応できるわけではないため、他の先生が対応する時になったら緊急帝王切開になってしまうかもしれない。」ということだったので、予定帝王切開にて出産することに決めました。
そして、妊娠10ヶ月目(37週)で、手術日当日朝一で病院に行き、午前中に下半身麻酔をして、予定帝王切開にて出産しました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
麻酔の副作用で吐き気のする中でのご対面でした。
「真っ赤で、ちっちゃくて、かわいい~!!!やっと会えた~!!!」という気持ちでした。
人生初めての手術で不安いっぱいだったので、ホッと安心しました。
4.入院中の体験
私の貧血の値が高かったこともあり、病室から出る移動の時には車イスを用意してくださり、看護師さんが毎回行きたいところに付き添ってくださいました。
また、4人の大部屋で入院していましたが、同じ部屋の1人の方が夜中にナースコールをして、「尿のカテーテルを取りたい」と言い出し、看護師さんが「それじゃあ、一人でトイレまで歩ける練習をして、出来たら取りましょう。」と言って、ベッドから起き上がるのにガチャガチャやっていたり、トイレまでの歩く練習をしたり、気になって眠れないことがありました。
5.済生会宇都宮病院で産んで「よかったな!」と思う体験
検診のたびに違う看護師さん、助産師さんでしたが、みなさん優しい方ばかりでした。
入院中も安心して過ごすことができました。
また、出産後、次男のほうが肺に水が入ってしまい、呼吸が苦しそうということで、NICUにて診てもらうことになりました。
その際、小児科の先生も居たことで迅速に対応していただき、とてもありがたかったです。
おかげさまで退院日には息子達と3人揃って退院することができました。
6.通院・入院中の「残念」な体験
双子妊娠ということだけで、不妊治療と決めつけられてしまったことは残念でした。
一度ならまだしも何回もだったので、カルテに記入して、他の先生にも情報共有していただきたかったです。
あとは、検診の待ち時間が長かったことです。
済生会宇都宮病院について
2018年5月に双子(第1子・第2子)を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
以下の理由で、こちらの病院を選びました。
双子出産ができること。
NICUなど医療設備がきちんとしていること。
家から近いこと。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
常に混んでおり、予約制でしたが、呼ばれるまでに毎回2時間近くは待っていました。
3.費用はどれくらい?
妊婦健診は一回につき平均2,000円くらいでした。
入院・分娩費用は双子でしたので、出産一時金内で収まりました。
4.主治医の先生はどんな人?
主治医の先生は、こちらの不安に思っていることや検診中疑問に思ったことなどを話すと、納得するまできちんと説明してくださいました。
とても真摯に対応してくださり、信頼できる先生でした。
また、双子のうち一人が逆子でも普通分娩にて対応ができるというベテラン先生でもありました。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
帝王切開でしたので、助産師さんはいなかったと思います。
手術後に看護師さんが「お疲れさまでした。」「双子ちゃんこれから楽しみがいっぱいだね~」「お名前はもう決まってるの??」などと気さくに話しかけてくださいました。
6.入院中の食事はどうだった?
見た目は華やかなものではないですが、とても美味しかったので毎食ほとんど完食でした。
また、貧血気味だったため、他の方と少し違ったメニューが出てたと思います。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(×)3Dエコーあり
(×)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(×)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(〇)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(〇)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(×)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(×)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな育児指導された?
子供が低体重で生まれたため、乳首の吸い付きが悪く、上手く授乳ができませんでした。
そこで最初のうちは、母乳マッサージを片方60回ずつして、搾乳した母乳を哺乳瓶であげる方法をご指導いただきました。
10.新生児健診のタイミング
退院後2週間と生後1ヶ月にありました。