保育園・幼稚園の運動会に着ていく「子供の服装」「親の服装」

春・秋は運動会シーズンですね。

運動会に参加する時には、どのような服装にすればよいのでしょうか?

主役である子供達の服装に加えて、応援に行くパパ・ママの服装も紹介します。

運動会に参加する子供の服装

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子供達が日頃の頑張りを存分に発揮できるように、運動に適した服装を用意してあげましょう。

1.子供でもウェアは素材にこだわるべき

体操服など園が指定する運動着がある保育園・幼稚園であれば、それを着ていくだけです。

しかし、体操服などの制服がなく運動会の服装についても特に指定がない場合は、「できるだけ動きやすい服装」を着用していきます。

基本的には「半袖シャツ」、「短パン」、「帽子」の3点セットになります。

そして、ポイントになるのは「素材」です。

普段着では綿100%のシャツやズボンを着用することがほとんどだと思いますが、綿素材は必ずしも運動に向いた素材ではありません。

綿は、たくさんの汗を吸収してくれる一方で、吸収した水分が渇きにくいという難点があるため、汗でべとついた生地が体に密着して動きを妨げてしまうからです。

むしろ運動に向いているのは、ポリエステル100%か、ポリエステルと綿の混合素材で作られた「ドライメッシュ」と呼ばれるウェアです。

「ドライメッシュ」はストレッチ性に優れているので、激しい動きに対しても適度に伸縮してくれます。

さらに、速乾性に優れているため、汗でウェアが湿ってもすぐに乾いてサラサラな状態が持続します。

こうしたドライ機能に優れたポリエステル素材のウェアは、かつてスポーツメーカーだけが独自に開発して販売していたため値段も相応に高かったのですが、最近ではユニクロやイオンなども開発をして大量生産されるようになったため低価格で手に入れることができるようになっています。

2.靴の「サイズ」と「靴底」を確認しよう

運動会の準備として忘れてならないのが「シューズ」の確認です。

運動会で「駆けっこ」をするにしても「ダンス」をするにしても、軽快に動くために最も重要な役割を果たしているのが靴です。

子供の足はすぐに大きくなるので、今、履いている靴は小さくなっているかもしれません。

指先を押してみて全く余裕がないようであれば買い替えましょう。

また、靴底がすり減って凸凹が消えてしまっている場合も、滑って転倒の恐れがあるため買い替える必要があります。

運動に適しているとはシューズとは何よりも靴底が「滑りにくい」シューズです。

運動会を行うグラウンド(園庭)が「土」である場合は、特に滑りやすいため、転倒による怪我を予防するためにも「滑りにくい」靴を選ぶ必要があります。

靴後の溝が適度に深く、しっかり地面をしっかりグリップできる形状のものであれば、足の力を地面に伝えやすく踏ん張りが効くため、ダンスのような複雑な運動でも軽快に動けます。

すでに、そのような靴を履いているのであれば、同じ靴でサイズだけを変更するほうが、子供自身も履き慣れているので違和感なく運動することができるはずです。

3.子供の居場所がすぐにわかる服装を

運動会の応援に行くときは、子供の活躍をしっかりと写真やビデオに残したいですよね。

しかし、個性のない似たり寄ったりな服装を用意してしまうと、いざ、子供が参加する競技やお遊戯が始まった時になかなか発見することができず、良い写真や映像を残せなかったというのは、よくある失敗談です。

派手なデザインのシャツを着せるなどして、すぐに見つけられるように工夫しましょう。

運動会に参加するパパ・ママの服装

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1.応援するだけの場合

親の服装についてですが、単に子供の様子を見るだけであれば、涼しげな普段着で参加します。

当たり前ですが、かしこまった服装にする必要は全くありません。

砂埃も舞いますので、汚れてもよい服装にしましょう。

ポイントとしては、ツバが大きめの帽子をかぶることです。

まず、春・秋の運動会シーズンは陽射しが強いため、日射病の予防のためにも帽子は必須です。

さらに日差しが目に入ると子供の姿が非常に見えにくくなるため、帽子はとても役立ちます。

2.競技に出る場合

最近の運動会では、親が参加するケースは少なくなっていますが、競技に出る必要がある場合の服装についても念のため紹介します。

普段から、ランニングやテニス、サッカー等、なんらかのスポーツをされているパパ・ママであれば、着なれたスポーツウェアで参加すると良いでしょう。

もし、これといったスポーツウェアがないのであれば、ドライメッシュのTシャツとハーフパンツという一般的なランニングスタイルがおすすめです。

ユニクロやヨーカドー、イオンなどであれば、3000~4000円程度で揃えることができます。

気候が涼しいようであれば、シャツの上にパーカー、ハーフパンツの下にロングタイツを着るなどして体温調整をします。

また、シューズはビギナー向けで底がやや厚めのランニングシューズであれば、土のグランドでも滑りにくく、しっかりと動くことができます。

ところで、服装よりももっと重要なのが、事前の準備です。

運動前の準備運動も大切ですが、日頃から運動をしていないパパ・ママがいきなり運動をすると転倒して怪我をするおそれがあります。

そのため運動会の1~2週間前から軽い運動を2,3回しておきましょう。

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