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先日、3歳になったばかりの娘を持つ「かわイク」編集部のスタッフが、誕生日プレゼントとしてトーマスや新幹線のプラレールを買ってあげました。
生まれて初めてプラレールで遊ぶことになった3歳児の様子について、その一部始終をレポートしてくれました。
実際にプレゼントしたプラレールセットの概要
子供が3歳を迎えると対象年齢となるおもちゃが一気に増えますよね。
誕生日プレゼントに頭を悩ますパパ・ママも多いことでしょう。
3歳から遊べるおもちゃのプレゼントとして必ず喜ばれる代表格と言えば、タカラトミーの「プラレール」です。
今回は3歳の娘のために3つのセットを購入しました。
1.プラレールをはじめよう!ベーシックレールセット
はじめてプラレールを買うのであれば、レールと車両本体がセットになったものを選ぶケースも多いと思います。
しかし、車両本体付きのセットはレールの数か少ないため、コースレイアウトが限られてしまい、すぐに飽きてしまうのではないかと考え、レールだけがたっぷり入っている「ベーシックレールセット」を購入しました。
ポイント切り替えレール:4本
ストップレール:1本
情景(駅、トンネル、踏切):3個
というセット内容です。
「ストップレール」が入っていて、車両の「発車」「停車」が簡易的にできるので、しっかり運転士気分を味わえます。
レールのレイアウトは見本として6種類用意されています。
2.E5系新幹線はやぶさ(連結仕様)
レールだけではもちろん遊べないので、車両も購入しました。
やっぱり「新幹線」です。
3歳の娘もテレビやDVDなどで新幹線をよく見ているので大好きです。
ブロック遊びでも一人で新幹線を作って遊んでいます。
この新幹線は「連結仕様」になっていて、同じく連結仕様の「こまち」を買い足せば連結器で「合体」させることができます。
電車好きの子供であれば、ほぼ間違いなく、連結できる新幹線があることを知っています。
なので、新幹線をプレゼントするのであれば、「はやぶさ」と「こまち」の連結セット、もしくは、将来的に拡張できる連結仕様の新幹線を買ってあげると喜ばれます。
3.トーマスといっぱい貨車セット
一気に3つも多いかなと思ったのですが、親と祖父母からのプレゼントということで、さらにトーマスのセットも購入しました。
娘は「トーマス」の存在は知っていますが、番組を見ていないので「好き」という感情は全くありません。
むしろ、アンパンマンの「SLマン」が大好きです。
実は「SLマン」のレールセットもあるのですが、残念ながらメーカーが異なり、プラレールのように拡張性がありません。
間違いなくトーマスよりも喜ぶと思うのですが、結局は長く遊べないだろうということでプラレールを選びました。
こちらの「トーマスいっぱい貨車セット」は、なんと「きかんしゃトーマス」本体に加えて、貨車・客車が8車両もついてもボリューム満点のセットです。
基本レール:17本
ポイント切り替えレール:2本
でこぼこレール:1本
車両止め:2個
レールもそれなり入っています。
特徴としては「でこぼこレール」が入っていて、このレールの上を通過すると貨車の積み荷が「ガタゴト」と揺れるようになっています。
3歳児のはじめてのプラレール(体験レポ)
1.やっぱりレールは一人では組み立てられない。
3セットも購入したのは良いものの、さすがに一度に3つ渡すと混乱すると思ったので、誕生日の当日は、ベーシックレールセットとはやぶさをプレゼントしました。
「プレゼント!やったー!これなーに?」
「開けてみたら?」
袋から取り出して・・・
「そーだよ新幹線だよー!」
「やりたーい!」
「ありがとうは?」
「ありがとうございました!」
週に3日はブロックで自作の新幹線を作っていただけあって、なかなかの「手ごたえ」です。
しっかりとした箱の包装になっているので、3歳では開封できません。
パパが時間をかけて丁寧にレールと新幹線を箱から取り出しました。
「新幹線をこのレールの上で走らせるんだよ。どのレイアウトがいい?」
箱に描いている6つのレイアウトを見せると・・・
「レイアウト6だね?」
「れーあー6がいい!」
当然、最初からレールを組み立てられるはずもなく、パパが見本を見て組み立てていきます。
全部パパがやってしまうと、頼りっきりになってしまうので、「このレールをここにはめて!」と誘導して、一緒に組み立てていきました。
組み立てていて気付いたのですが、レールをハメる凹凸を左右反対にしてしまうと、一番重要なストップレールのスイッチの位置も反対になってしまい、3歳の幼児にとってはとても操作しにくい状況になります。
後から気づくと全部やり直しになるので、最初から気を付けて組み立てる必要があります。
2.走り始めると0歳の弟が泣き止んだ!
さて、ようやくレールが完成したので、いよいよ新幹線を走らせます。
「・・・・できない!」
3両がつながっているためか、レールの溝に車輪を正しく乗せるのが意外と難しいようです。
「・・・・できない!パパやってー」
最初はこんなもんです。
「・・・・」
「・・・・??あ、電池忘れてた!」
電池を取り付けて仕切り直しです。
「・・・・」
スイッチが小さくて固めなので、3歳になったばかりだと、最初はちょっと難しいようです。
「じゃあ、パパと一緒にね。出発進行!」
走り始めると娘は新幹線に釘付けです。
「ここが駅だから、新幹線を停車させてみようか?このスイッチを動かしてみて!」
スイッチを切り替えると、車両がしっかり停車しました。
「大成功!じゃあ、こんどは駅から出発して。スイッチを共に戻すんだよ」
上手にスイッチを切り替えて出発させました。
夢中になりすぎて、「わー」とか声を出すどころではないようです。
真剣な顔で、何度もストップレールのスイッチを切り替えて発車と停車を繰り返しました。
パパがポイントを切り替えてコースを変更してしまうと、新幹線は娘が操作している駅を通過しなくなりました。
娘も異変に気付いたようで
「こっちがいいーの!」
と怒りだしました。
「・・・・」
なかなかポイントが切り替えられず、何度も駅を通過してしまいます。
「パパやって!」
とにかく娘は、駅での「停車・発車」が気に入ったようで、駅から一歩も動かずに、ひたすらスイッチの切り替えをしていました。
さて、最近、首が座ったばかりの0歳の弟がいます。
おっぱいを飲んだばかりで眠くなって泣いていたのですが、プラレールが走り出すと、腹ばいで首を持ち上げて、じーっと観察をしていました。
寝るのも泣くのも忘れて、動き続ける新幹線をずーっと見つめていたのでした。
3.ついにトーマス登場
さて、翌日も朝食を食べ終わると、さっそく娘はプラレールを持ち出してきました。
「パパ、一緒にプラレールやろー!」
昨日とは違うレイアウトにして新幹線を走らせました。
と、ここでついにトーマス登場です。
「えーなに?みるー!」
「これだよー!」
「わー、SLマンだー」
「・・・SLマンではありません。トーマスです。」
『(ふーんトーマスか、まあいいけど。早くあけて!)』というような雰囲気で、パパと一緒に開封しました。
トーマスには貨車がたくさんあって、お魚や果物、ミルクなどが乗っています。
3歳児の手先では車両をつなげることがまだできず、パパが手伝いながら全9車両をつなげました。
娘は、走っていた新幹線を停めてレールの外に追いやり、トーマスを走らせ始めました。
お気に入りの犬のぬいぐるみを抱きかかえながら、じーっとトーマスを見ています。
「うん!」
こんな感じで、トーマスを停車させて、ミルクを上げるという「お世話ごっこ」を楽しんだり、お店を作って、魚や果物を運んであげるなどの「お店ごっこ」を楽しみました。
娘はトーマスを使ってごっこ遊びがとても気に入って何度も繰り返していました。
4.二両編成は断固拒否!
「・・・?」
「ほら、こんな感じだよ。」
パパは新幹線をレールに戻して走らせました。
すると9両編成のトーマスにあっという間に追いついてしまい、ぶつかってしまったのです。
「トーマスが重そうだから、手伝ってあげているんだよ。」
「やなの、いらないの」
「じゃあ、トーマスとぶつからない、こっちのコースで走らせるから。ね?」
「やーめてー!トーマスがいいの!」
パパは2つ同時に走らせるという子供のころの夢を実現したかったようですが、娘に断固拒否され、その夢はかないませんでした。
ちなみに、新幹線は高速走行もできるのですが、それも断固拒否されました。
どうやら、じっくり眺めていたいようで、忙しそうに2つ走らせたり、速く走らせるのは気に入らないようです。
これが男女の差なのか、本人の性格の問題なのか・・・・。
男女問わずプラレールのプレゼントは喜ばれるのか?
レポートでもわかるように、プラレールは男女問わず楽しめます。
特に女の子であれば、運転士さんになって楽しむというよりは、おままごとなどの「ごっご遊び」の延長として楽しむ傾向になるのではないでしょうか。
トーマスは男の子に絶大な人気がありますが、それほど興味がない女の子でも、「トーマスといっぱい貨車セット」は色んなものを乗せて走らせることができるので、ごっこ遊びがしやすい車両セットだと思います。